《続き》

私「あッ!蓮くん、待って😣💦」

目黒「ん?どうしたの(・_・)?」

私の言葉に足を止める蓮くん。

私「チョコクロ買ってきたいから待ってて😄」

目黒「チョコクロ(・△・)?」

私「クロワッサンの中にチョコが入ってるやつ!メチャメチャ美味しいから大好きなんだよねぇ~(* ̄∇ ̄*)❤️」

目黒「ああ!アレか💡美味しいよね。俺も好き😄❤️」

私「蓮くんも好きならイッパイ買ってくるよ😄」

目黒「俺も一緒に行くよ😊」

私「ううん、大丈夫!お店の中は狭いからここで待ってて😄」

目黒「そっか。分かった!じゃあ、ここで待ってるよ😊」

私「うん!じゃあ、急いで買ってくるね😄」

そう言ってお店にダッシュする私。

チョコクロを10個ほど買って戻ると、蓮くんは女性3人に囲まれていた。

『あれはもしや…逆ナンっΣ( ̄□ ̄|||)?』

目黒「😅💦」

困った顔で女性達と話している蓮くんをボーッとしながら見ている私。

私「……。」

『まぁ、蓮くんは遠目から見てもスタイルの良さが分かるし、服装もお洒落だからカッコイイのも一目瞭然だもんね。そりゃあ、逆ナンもされるか(-_-)』

目黒「ッ😓!○○~👋😄」

私に気付いて安心したように笑顔で大きく手を振りながら私を呼ぶ蓮くん。

私「あ…😓!」

私を見て残念そうな顔をすると蓮くんから離れていく女性達。

女性達が蓮くんから離れて行くのを確認すると、私は蓮くんの所へ走って行く。

私「ごめんね?待たせちゃって…思ったよりレジが混んでて😅」

目黒「大丈夫だよ。持つから貸して😊」

私が持っているチョコクロが入った袋を持ってくれる蓮くん。

私「ありがとう(*^^*)❤️」

目黒「どういたしまして😊✨」

蓮くんと家に向かって歩いていると、ついさっき女性達に囲まれていた蓮くんの姿が頭に浮かぶ。

私「…あのさ、蓮くん。」

目黒「ん?何😊?」

私「さっきみたいな事って、よくあるの?」

目黒「さっきみたいな事(・_・)?」

私「その、歩いてたら女の人達に声を掛けられるみたいな事😅?」

目黒「…ああ!そうだね。たまにあるかな😊」

私「たまに…😓」

『多分、蓮くんのたまにはしょっちゅうって事だよね?蓮くん、めっちゃモテそうだし…外見が良すぎると色々と大変なんだろうな~💧そういえば、初めてファミレスに行った時もメチャメチャ注目の的だったもんな~(-_-)』

目黒「あッ!○○、見て×2😄👆️」

空を指差す蓮くん。

私「え(・△・)?」

蓮くんに言われて空を見上げるとキレイな月が見える。

私「あ!お月様だぁ~😄✨」

目黒「今日は特に月がキレイだね😊」

私「そうだね~。雲が無いからかな~(* ̄∇ ̄*)?」

目黒「…違うよ😌」

私「え?」

目黒「○○と一緒に見てるからに決まってるでしょ😊?」

優しい笑顔で私を見つめながら言う蓮くん。

私「…(*・△・*)💓!蓮くん(*^▽^*)❤️」

『蓮くんはいつもサラッと嬉しい事を言ってくれるなぁ~。あ~、レンタルじゃなくて本当の彼氏になって欲しい(* ´ ▽ ` *)❤️』

目黒「…あのさ、明日も終わる時間はいつもと同じ?」

私「終わる時間?多分、定時に上がれると思うけど…何で(・_・)?」

目黒「一緒に行きたい所があるから、仕事が終わってから一緒に行けないかな~って…良い😊?」

私「勿論、良いよ🎵どこに行くの😄?」

目黒「それは明日、着いてからのお楽しみ😊👆️」

口元に人差し指を当てながら言う蓮くん。

私「え~ッ😲!?良いじゃん!教えてよ~😆」

目黒「駄~目!明日になるまで教えてあげない😌」

私「じゃあ、明日になったら教えてくれる😄?」

目黒「目的地に着いたらね😊」

私「え~ッ😖!それじゃあ意味ないよ!早く知りたいのに~ッ😣💦」

目黒「楽しみは最後までとっとくもんだよ😌」

私「ケチ(¬3¬)」

目黒「…😊💢今日の夜ご飯、○○が疲れてると思って作っといたけど全部食べちゃお~😌🎵」

私「えッΣ( ̄□ ̄|||)!?嘘×2!楽しみは最後までとっとくもんだよね😅?流石は蓮くん!楽しみ方が分かってるな~🎵尊敬しちゃう😆💕明日、めっちゃ楽しみだよ(*>∇<)ノ」

蓮くんの御機嫌を取る為に一生懸命持ち上げる私。

目黒「ふふ(*^^*)。良いよ。許してあげる❤️一緒に食べよう😊?」

私「うんッ😆💕何作ったの😄?」

目黒「内緒❤️家に帰ってからのお楽しみ😌🎵」

私「えぇ~ッΣ( ̄□ ̄;)!?またぁ~😖?」

蓮くんて結構、ドSなのかもと密かに思う私だった。

次の日の朝☀️

朝御飯を食べ終えて仕事に出掛けようとしていたら、食器を洗っていた蓮くんが私の所に駆け寄ってきた。

目黒「○○ッ!」

私「ん?」

目黒「今日の約束、ちゃんと覚えてる😊?」

私「勿論、覚えてるよ~🎵蓮くんとの大事な約束を忘れるわけないでしょ?終わったら連絡するね😄」

目黒「良かった✨今日はすぐ迎えに行けるように車で行くから😊」

私「車ッ😲!?蓮くん、車の免許持ってるの😓?」

目黒「持ってるよ。大学卒業してからすぐ取った😄」

私「大学…(・_・)」

『大学を卒業してからって事は、少なくとも24歳以上ではあるって事だよね?』

目黒「…○○?」

私「ハッΣ( ̄□ ̄;)!な、何😅?」

目黒「どうしたの?ボーッとしちゃって…何か考え事してた(・_・)?」

私「う、ううん!別に何でもないよ。気にしないで😅💦」

目黒「そう(・_・)?」

私「うんッ!じゃ、じゃあ、そろそろ仕事行くね😅💦」

目黒「行ってらっしゃい。頑張ってね😄✋」

私「行ってきま~す👋😄」

『イケメンに笑顔で送り出されると嫌な仕事でもやる気が出るなぁ~🎵イケメンの力は凄まじいわ(* ̄∇ ̄*)✨』

蓮くんにパワーを貰い、幸せな気分で私は仕事場へ向かった。

そして夕方。

私「ハァ~💧」

腕時計を見て時間を確認すると深いため息をつく私。

『もう16時半…今日は定時で上がるの無理そうだな。帰るの遅くなるって言ったら、蓮くんはガッカリするだろうな~😖』

落ち込む蓮くんを想像して申し訳なくなる私。

私「でも、駄目なら駄目で早く言わなきゃ余計に可哀想だよね😖?」

仕方なく私は、蓮くんに「残業で帰るのが遅くなる」と電話をかける事にした。

📱🎵~

目黒「…もしもし、○○?仕事終わった😄?」

3コール目で電話に出る蓮くん。

私「蓮くん、ごめん!今日、残業になっちゃって帰るの21時過ぎくらいになっちゃいそう😖💦」

目黒「え?そうなの😓?」

私「うん…ちょっとトラブルがあってバタバタしてて😖」

目黒「トラブル?大丈夫なの😓?」

私「うん。今はだいぶ落ち着いたから😊」

目黒「そっか。だったら良かった😊✨俺の事は心配しないで大丈夫だから、仕事が終わったら連絡してくれる?何時になっても待ってるから😊」

私「え…?蓮くんが行きたい場所、夜遅くまでやってるの😓?」

目黒「そうじゃなくて、仕事で疲れてるでしょ?だから、車で迎えに行くから一緒に帰ろう😊?」

私「…帰るだけ?」

目黒「うん。出掛けるのはまた今度で😊」

私「…そうだね😖」

『この間もプラネタリウムに行くのをドタキャンして、今回も蓮くんが行きたい場所に行けなくなって…私、蓮くんに悲しい思いさせてばっかりだな😖』

目黒「じゃあ、仕事頑張ってね😊」

私「蓮くん😖」

目黒「うん?」

私「ごめんね😖?」

目黒「…何で謝るの?○○は悪い事なんかしてないんだから、謝る必要ないよ😊」

私「でも…😖」

目黒「気にしなくて大丈夫だよ。楽しみが少し延びただけだから😊」

私「…うん😖」

目黒「じゃあ、仕事の邪魔しちゃ悪いから切るね。終わったら忘れずに連絡してよ😊?」

私「分かった😖」

目黒「また後でね😊」

そう言って電話を切る蓮くん。

私「…ハァ~💧」

深いため息をつきながら机に突っ伏する私。

『蓮くん、どこに行くつもりだったんだろう?明日でも大丈夫かな~😖?』

ふと、机に置いてある卓上カレンダーが目に止まる。

私「…あッΣ( ̄□ ̄;)!明日で蓮くんと逢ってから丁度1週間…明日で蓮くんのレンタル期間が終わっちゃうじゃん😓」

目黒『出掛けるのはまた今度で😊』

ついさっき、蓮くんに言われた言葉が頭に浮かぶ。

私「蓮くん…『また今度』なんて、私達にはないんだよ😖」

誰も居ない静かな部屋に私の悲しい呟きだけが聞こえていた。

それから、仕事が終わって蓮くんに連絡すると近くで待っていてくれたのかすぐに来てくれた。

目黒「お疲れ様😄」

運転席の窓を開けて顔を出す蓮くん。

私「蓮くん(*^▽^*)❤️」

目黒「乗って😄」

私「うん(*^^*)❤️」

後部座席のドアを開けようとすると、蓮くんが慌てて呼び止める。

目黒「違う×2😣💦」

私「え(・△・)?」

目黒「後ろじゃなくて、ここ!隣においで😊✋」

助手席をペシペシ叩く蓮くん。

私「あ…😓!う、うん(//-_-//)💦」

『蓮くんの助手席かぁ~。なんか緊張するな😳』

助手席側に回ると、蓮くんがドアを開けてくれた。

ガチャ🚪

目黒「どうぞ😄」

私「お、お邪魔します(//-△-//)💦」

照れながら助手席に座る私。

目黒「シートベルトしてね😊」

私「え😓?あ、ああ!シートベルトね😅💦えっと、シートベルトは…」

キョロキョロしていると、蓮くんが自分のシートベルトを外して私の方へ身を乗り出す。

私「えッΣ(//□//)💓!?ちょっ!な、何ッ!?駄目だよ、こんな所で✋(//>△<//)✋」

いきなり迫ってきた蓮くんにビックリした私は、思わず蓮くんの胸を両手で押して後退りした。

目黒「え…?駄目なの?シートベルトが分かんないみたいだったから、代わりに着けてあげようと思ったんだけど…(・_・)

私「へ?シート…ベルト(・△・)?」

目黒「うん。自分で着けれるなら良いけど…着けられる(・_・)?」

私「ッΣ(//□//)!」

『私ってば、なんて恥ずかしい勘違いを!穴があったら入りたい(//∩∩//)💦』

恥ずかしさで紅くなった顔を両手で隠す私。

目黒「○○(・_・)?」

私「ハッΣ(//□//)!だ、大丈夫×2!自分で着けれるから😅💦」

蓮くんに話ながら手探りでシートベルトを探すと、私は慌ててシートベルトを装着した。

『あ~、恥ずかしい(//-_-//)』

目黒「…もしかして、俺が襲ってきたかと思った😁?」

私「ッΣ(//º□º//)💓!?な、何言ってんの?そ、そんな訳無いでしょ?やだなぁ~😅💦」

明らかに動揺している私。

目黒「心配しなくて大丈夫だよ。こんな人目のある所では襲ったりしないから😊」

私「そ、そうだよね💦ごめんね?なんか、変な勘違いしちゃって…蓮くんが私なんか相手にするわけないのに😅」

目黒「…○○は魅力的だよ(*^^*)❤️」

私「え😓?」

目黒「自分の良さって、自分じゃ気付かないんだろうね。鏡が無いと自分の顔が見れないみたいに…なんか勿体ないよね?良い所がイッパイあるのに教えてもらえないと分からないなんてさ😌」

私「…自分の良さ。」

目黒「○○と出逢ってからそんなに経ってないけど、○○の良い所をイッパイ知ったよ😊」

私「私の…良い所(・_・)?」

目黒「うん。優しい所でしょ?それから、イッパイ笑う所、可愛い所、楽しそうに料理を作ってくれる所、感謝を忘れない所…後、寝顔も可愛い所とか(*^^*)❤️」

私「ッΣ(//□//)💓!?」

蓮くんが寝室に入ってきて寝顔を見られた時の事を思い出し顔が一気に紅くなる私。

目黒「…もっと一緒に居たかったな。」

小さな声で寂しそうに呟く蓮くん。

私「…え(・_・)?」

目黒「何でもない!何か曲でもかけようか?何が良い😊?」

私「Snow ManのSecret Touch😆✊」

目黒「了解😄🎵」

Snow Manの🎶Secret Touch🎶をかける蓮くん。

車内に優しいメロディーとSnow Manのキレイな歌声が響く。

目黒「着いたら起こすし、眠かったら寝て良いからね😄😊」

私「…うん。分かった😊」

私が返事をすると蓮くんは家に向かって車を発進させた。

『蓮くんと一緒に居られるのも後少し…一緒に居られる時間を大事にしないと。』

顔は外に向けつつも、窓に映った蓮くんの横顔を見つめながら私はそんな事を思っていた。

暫くして家の前に到着し、私は先に車を降りる。

目黒「駐車場に停めてくるから少し待っててくれる?」

私「分かった😊」

私が返事をすると蓮くんは駐車場に入って行く。

『結局、蓮くんと一緒に居る時間を大事にしたくて全然寝れなかったなぁ~(-▽-)』

私「まぁ、いっか。明日の夜はまた一人だからゆっくり寝れるし😌」

『一人、か…蓮くんが居たのはほんの少しの期間だったのに、もう蓮くんが居なくなった時の事を考えてこんなに寂しくなるなんて変だよね?1週間前の…元の生活に戻るだけなのに。』

私「…蓮くん😖」

小さな声で呟く私。

目黒「呼んだ😄?」

私「えッΣ(º□º;)!?」

背後から蓮くんの声が聞こえてビックリして振り返ると、蓮くんが笑顔で立っていた。

目黒「一人にしてごめんね。寂しかった😊?」

私「う、ううん💦大丈夫ッ!早かったね😅」

目黒「早く○○の所に戻りたかったから急いだ😄家入ろう?」

私「うん😅💦」

『あ~、ビックリした💦まさか後ろに居たとは…危うく心臓が口から飛び出す所だったわ(-▽-;)💓』

ビックリしてドキドキと煩い心臓を押さえる私。

~リビング~

今日の夜ご飯は中華の出前を取ったので、机の上にはエビマヨ・青椒肉絲・北京ダック・ご飯・炒飯が並んでいる。
※蓮くんは白いご飯で、私は炒飯。

私「私、北京ダック食べるの初めてなんだよね~(*^▽^*)❤️」

目黒「そうなんだ?めっちゃ美味いから○○も好きになると思うよ😊」

私「本当に?めっちゃ楽しみ😆💕」

目黒「…北京ダックさ、お互いが食べるの作り合わない😊?」

私「え?」

目黒「俺が作ったのを○○が食べて、○○が作ったのを俺が食べるの。駄目😊?」

私「良いね!そうしよう😄🎵」

そして私達は、お互いが作った北京ダックを交換して食べた。

私「美味し~😆💕」

目黒「気に入った😊?」

私「うんッ!メチャメチャ気に入った🎵これから中華を食べる時は、絶対に北京ダックを食べるよ😆💕」

目黒「…うん😊」

私「蓮くん!もう1個作って😄❤️」

目黒「え(・△・)?」

私「蓮くんが作ってくれた北京ダックだから特に美味しいと思うんだよね。包み方もキレイだし(*^▽^*)❤️」

目黒「…分かった😊ちょっと待ってね😄」

嬉しそうに笑うと、蓮くんは私の為に北京ダックを包んでくれた。

私「蓮くんももう1個食べるよね?私が作っても良い😄?」

目黒「勿論🎵具沢山が良いな😊」

私「了解です(^o^ゞ」

楽しく話ながら蓮くんと2人っきりで食べる最後の夜ご飯を食べた。


《続く》