※このお話は、短編・『俺の彼女になってよ。』佐久間大介&目黒蓮の佐久間 大介くんENDのお話です。


○○をソファーに押し倒してから歯止めが効かなくなり、俺は自分の唇が腫れるんじゃないかと思うくらい○○の唇だけじゃなく首や鎖骨など色んな場所にキスの雨を降らせていた。

○○「っ!ちょっ、待って✋😣✋」


俺の胸を両手で力イッパイ押して顔を逸らすと、○○は肩を上下に揺らしながら苦しそうに息を整える。

○○「ハァハァ(-△-|||)」

俺「苦しい?…苦しいよね?でも、ごめんね?まだやめるつもりないから…」

○○の顔を覗き込みながら言うと、俺は胸を押している○○の手を握って退かし離れたばかりの彼女の唇を再び塞ぐ。

ピーンポーン🔔

お互いの息遣いしか聴こえないリビングに来訪者を報せるインターホンが鳴り響く。

俺「……。」

俺はキスをするのを止めてゆっくりと上半身を起こすと、グッタリしている○○の顔を見下ろしながら聞いてみた。

俺「どうする?多分、めめだと思うけど…○○が行く😊?」

俺の言葉に力無く頭を左右に振る○○。

○○「…蓮くんには会えない😖」

目を伏せたまま小さな声で呟く○○。

俺「そう?じゃあ、ちょっと行ってくるね😊」

○○「…😖」

俺の言葉に泣きそうな顔をすると○○は俺に背を向けた。

俺「そんな顔しないでよ。○○の事は俺が幸せにするから…」

そう言って無造作に脱ぎ散らかしたシャツを手に取り袖を通すと、俺はボタンも閉めずに玄関に向かった。

ガチャ🚪

玄関のドアを開けた瞬間、勢い良くドアが引っ張られ慌てた様子の蓮が入ってきた。

目黒「○○は😓?佐久間くん家に居るんでしょ?」

俺「…居るよ。でも、蓮には会いたくないって言ってるから会わせらんないんだわ。だから、今日はこのまま帰ってくれる?」

目黒「会いたくないって…本当に○○がそう言ってるの(-"-)?」

疑い深い目で俺を見ながら言う蓮。

俺「言ってるよ。もしかして、蓮は俺が○○を蓮に会わせたくないから嘘ついてると思ってる😊?」

目黒「思ってる。」

ハッキリと即答する正直な蓮。

俺「酷いな~😅流石に俺もそこまで最低な人間じゃないよ😌」

目黒「…少しで良いから○○と会って話がしたいんだ。だから、お願いだから○○を連れてきて欲しい😖」

俺「駄目だよ。さっきも言ったでしょ?○○は蓮に会いたくないって言ってるから会わせらんないって…俺、○○に無理強いはしたくないんだよね😊」

目黒「…😖」

俺の言葉に悲し気な顔をすると、諦めたのか蓮は俺に背を向けて玄関のドアに手を掛けた。

俺「もう、○○の事は俺がもらっちゃったから…悪いけど、蓮は○○の事は諦めて他の人を探してくれる?」

蓮の背中に向かって冷たく言い放つ俺。

目黒「……。」

何も言わずに出て行く蓮。

ガチャ🚪

パタン🚪

俺「…ハァ~💧」

蓮が出て行き静かになると、俺は深いため息をついた。

『蓮、ごめんな。もう○○の事は誰にも渡したくないから…蓮に嫌われたとしても○○だけは手離したくないんだ。』

リビングに戻ると、ソファーに座った○○がはだけた服を直している所だった。

俺「あれ?服着ちゃったの?これからまた脱がすのに😊」

○○「…私、もう帰るから。」

そう言ってソファーから立ち上がると、○○は俺の横を通ってリビングから出て行こうとする。

ガシッ✋

俺の横をすり抜けて行こうとした○○の腕を掴んで引き止める俺。

○○「ッ😓!?」

俺「今日は帰さないよ。」

○○「え…?何で😓?」

俺「俺が○○と離れたくないから😄今日はずっと一緒に居よ(*^^*)❤️」

○○「…😓」

俺の言葉に茫然としたまま立ち尽くす○○。

俺「あ~、なんか汗かいたからシャワーでも浴びてこよっかな😌🎵○○も行くよ😊」

○○「え😓?あ…私は今は良いかな。大ちゃんだけ行っておいでよ😅💦」

俺「何言ってんの?風呂も一緒に入るに決まってるでしょ😊?」

○○「え…😓?な、何で?」

俺「だって、俺が風呂に入ってる間に帰られたら嫌だし(¬△¬)」

○○「…😓や、やだなぁ~💦そんな事しないよ😅」

俺「そうかな?でも、○○が帰らなくても風呂には一緒に連れてくよ。俺が一緒に入りたいからね😊」

○○「…何で一緒に入りたいの😖?お風呂は一人で入った方がゆっくり出来るでしょ?」

俺「○○はさっきから『何で?』ばっかりだね。別に良いけど😊」

○○「ッ😓!ご、ごめん😖」

俺「ふふ(笑)。何で謝るの?変な○○😊」

『○○、何かめっちゃ怖がってるな~。何でだろう?まぁ、怖がってる○○も小動物みたいで可愛いけど(*^^*)❤️』

○○「…😖」

俺「さ、お風呂行くよ😄」

俺はシュンとして落ち込む○○の背後に回り込むと背中を押して洗面所に連れて行く。

○○「ちょ、ちょっと待って😣💦」

慌てて俺から離れる○○。

俺「何?どうしたの(・△・)?」

○○「…お風呂、どうしても一緒に入らなきゃ駄目😖?」

俺「うん!駄目😄❤️」

ニッコリと笑いながら即答する俺。

○○「恥ずかしいんだけど…(//-"-//)」

俺「何が恥ずかしいの?裸ならもう見たし、今更恥ずかし事も無いでしょ(・_・)?」

 ○○「ッΣ(//□//)💓!?そ、それはそうだけど、恥ずかしい物は恥ずかしいのッ(//>△<//)💦」

俺「…じゃあ、○○が先にシャワー浴びて湯船に入ってなよ。入浴剤を入れれば見えないし…それで良いでしょ?俺は10分後に行くから😊」

○○「う~ん。まぁ、それなら良いか😖」

俺「良いんだ?そういう問題じゃないって、断られると思ってたんだけど😊」

○○「いや、見えないなら別に良いかなって…(//¬△¬//)」

顔を紅くしてモジモジしながら呟く○○。

俺「…(・△・)。可愛い~ッ😆💕」

ギュッ✋

照れながら言う○○が可愛くて、俺は思わず○○を力イッパイ抱きしめた。

○○「わッΣ(//□//)💓!?ちょっ!だ、大介くんッ😣!?」

俺「マジで大好き過ぎてヤバイわ…このまま食べちゃいたいくらい😌💋」

そう言って俺は○○の首筋に唇をくっつける。

○○「ッΣ(//º□º//)💓!た、食べちゃ駄目ッ!お腹壊すよ😣💦」

俺の胸を押して離れようとする○○。

俺「壊さないよ。好きな人だもん😋」

そう言って舌を出して唇をペロッと舐めると○○の顔は更に紅く染まり、○○は両手で顔を覆い隠してしまった。

○○「~ッ(//∩∩//)💦」

俺「じゃあ、はい!早くお風呂行って✋😄✋10分経ったら駄目って言っても中に入っちゃうからね😁❤️」

○○「えッΣ(//□//)!?」

ガチャ🚪

パタン🚪

○○の背中を押して洗面所に入れるとドアを閉めて寄り掛かり座り込む俺。

俺「ふぅ~😌…○○、可愛過ぎだろ(//¬∩¬¬//)」

小さな声で呟くと俺は腕時計に視線を動かす。

俺「今から10分か…ちょっと早目に行っちゃおっかな(*^^*)🎵」

顔を真っ赤にして慌てる○○を想像してニヤケる俺。

でも、流石にそれは可哀想だからキッチリ10分経ってから風呂場に行くと残念ながら○○は肩までシッカリと湯船に浸かっていた。

俺「…そんなに深く湯船に浸かんなくても良くない(-"-)?逆上せても知らないよ(¬△¬)?」

○○「大丈夫!お風呂の温度下げといたから😄🎵」

俺「ちぇ~、つまんないの(¬3¬)」

不貞腐れる俺。

シャワーを浴び終わると俺も湯船に入り○○を後ろからギュッと抱きしめた。

○○「ちょ、ちょっと!何してんの(//>△<//)💦」

俺「何って、抱きしめてる(*^^*)❤️」

○○「そうじゃなくって💦何で抱きしめてるのッ(//>△<//)!?」

俺「抱きしめたいから(*^^*)❤️」

○○「…(-△-;)」

俺の言葉に何も返せず黙り込む○○。

俺「…ねぇ、告白の返事聞かせてよ😌」

抱きしめる腕に力を込めながら耳元で囁く俺。

○○「今ッΣ( ̄□ ̄;)!?」

俺「うん。今…駄目😌?」

○○「…(//¬_¬//)。私、大ちゃんに言われる前から好きだったよ?大ちゃんの事…(//-_-//)」

俺「えッΣ(*º□º*)!?マジでッ!?でも、○○は蓮の事が好きだって言ってたよね😓?」

○○「蓮くんの事は、ファンとして好きだったんだよ。ほら、蓮くんてメチャメチャ王子様っぽいし❤️憧れ的な好きって感じ(*^▽^*)?」

俺「何だよ、それ~!俺だってメチャメチャ王子だし(¬3¬)」

○○「大ちゃんも勿論、カッコイイしキラキラしてて王子様みたいだよ😅?でもほら、幼馴染みだから憧れにはならないでしょ?」

俺「まぁ、確かにそうだけどさぁ~(¬3¬)」

○○「…多分、大ちゃんが私の事を好きになってくれる前から私は大ちゃんの事が好きだよ(*^▽^*)❤️」

俺「ッ(//・_・//)💓!そっか😳…ん?じゃあ、蓮と出掛けるのが嬉しそうだったのは、単に憧れの蓮と出掛けられるのが嬉しかっただけって事😓?」

○○「そういう事😊🎵蓮くん、めっちゃカッコイイし(*^▽^*)✨」

俺「なんだよ、それ~(-△-|||)」

○○「…私も早く大ちゃんに告白しようと思ってたんだけど、今の関係が壊れたらって考えたら言えなかった。だからね、大ちゃんに彼女になって欲しいって言われた時は凄く嬉しかったよ(*^^*)❤️まぁ、心の準備してなかったからパニックになっちゃって返事言えなかったけど😅」

俺「そうだったんだ。良かった!ちゃんと言えて(*^^*)」

○○「だけど…大ちゃんがこんなに独占欲強くて激しい人だとは思わなかったから、ちょっと付き合うの考えてる。なんか狂気を感じて怖かったし(¬△¬)」

俺「えッΣ( ̄□ ̄|||)!?」

○○「だって、ヤキモチ妬く度に毎回こんなんされたら身体がもたないもん😖」

俺「仕方ないじゃん?それだけ○○の事が大好きなんだもん。少しでも他の男に取られるかもって思ったら、離したくなくて俺の事しか考えらんなくしたいんだよ。」

○○「…これからはヤキモチなんか妬かなくても大丈夫だからね?私がどれだけ長い間、大ちゃんに片思いしてたと思ってんの?そんな簡単に他の男の人を好きになったりしないから😌」

俺「俺も…浮気は絶対にしないから安心して良いよ。まぁ、ヤキモチ妬かせたくて、わざと妬かせるような事はしちゃうかもだけど😁(笑)」

○○「何それ!最低~😣💢」

俺「ふふ(*^^*)…もう上がろっか?早くベッド行きたいし😊❤️」

○○「…大ちゃん、先に上がってよ😳💦」

俺「分かってるよ。じゃあ、先に寝室行って待ってるね(*^^*)❤️」

○○「ッΣ(*・_・*)💓!…うん(//-_-//)💦」

○○の返事を聞いて風呂から出ると、俺は着替えて寝室に向かった。

~寝室~

ベッドに入って暫く待っていると恥ずかしそうに○○が入ってきた。

ガチャ🚪

○○「…失礼します(//-_-//)」

俺「いらっしゃい😊…おいで✋😄✋」

ベッドに横になったまま両手を広げながら呼ぶと、俺のロンTと短パンに着替えた○○がモジモジしながら俺の所に歩いてくる。

俺「服、やっぱり大きかったね。可愛いけど(*^^*)❤️」

○○「…大ちゃんて、可愛いとかすぐ言うよね(//¬△¬//)」

俺「俺、正直だから思った事をすぐ言っちゃうんだよね~😄❤️」

○○「そうですか…(//¬▽¬//)」

○○の腕を引っ張りベッドの中に連れ込む俺。

俺「夢でも一緒に居たいからさ…○○の事、抱きしめながら寝ても良い😊?」

○○「ッΣ(*・_・*)💓!…うん(//-_-//)💦」

○○の匂いと温もりを感じながら眠りについた。

いつもは眠りが浅い俺だけど、

今日はよく寝れそうだから良い夢が見れそうだな。

明日、○○に「一緒に住もう」って言ったらどんな顔するかな?

これからの○○との幸せな日々を考えていたら、ふと蓮の顔が頭に浮かんだ。

俺「…俺と○○が付き合う事になったって言ったら、蓮は何て言うかな😖?」

『これで蓮と険悪になったとしても仕方ないよな。…いや、蓮ならきっと祝福してくれるはず😣✊』

次の日の朝、仕事で朝早かった俺は隣で眠っている○○を起こさないようにしながら仕事に向かった。

移動中の車内でドキドキしながら蓮にLINEを送ると、蓮も既に起きてたのかすぐに返事がきた。

佐久間<昨日はキツイ事言って追い返してごめん。○○と付き合う事になった。大介>午前5:40 既読

目黒<大丈夫だよ。おめでとう!思いが通じて良かったね😄俺も嬉しい☃️蓮>午前5:50

俺「やっぱり蓮は良い奴だな…ありがとう😌✨」

スマホを抱きしめながら呟くと、俺は元気イッパイで仕事に励んだ。


《END》