《続き》
私「蓮くん、ありがとう✨お陰で落ち着いたよ(*^▽^*)」
蓮くんからそっと身体を離す私。
私「うん。もう全然大丈夫ッ!ずっと傍に居てくれてありがとうね(*^▽^*)」
目黒「そっか…それなら良かった😊」
私「教室に戻ろっか😄?」
ゆっくりと立ち上がる私。
目黒「うん😊…○○!」
私「ん?何😄?」
目黒「あの、さ…渡辺先輩の事なんだけど…」
私「え(・_・)?」
目黒「…いや、何でも無い😅💦早く教室戻ろっか😊」
私「(・_・)?うん…。授業、休ませちゃってごめんね😖?」
目黒「気にしなくて良いよ。どうせ授業を受けてても聞いてないし😊」
私「フフ(笑)。駄目だよ、ちゃんと聞かないと😊」
蓮くんと楽しく話しながら教室に向かって歩いていると、丁度チャイムが鳴って教室から岡田先生が出てきた。
キーンコーン カーンコーン🔔
私「あ…!チャイム😓」
ガラっ🚪
岡田「おぉ!戻ってきたか😊もう体調は大丈夫なの?」
私「え😓?あ…は、はい😅💦」
目黒「体調(・_・)?」
『多分、私と蓮くんが授業をサボって怒られないようにラウールくんが岡田先生に上手く言ってくれたんだろうな。ラウールくん、ありがとう(* ̄∇ ̄*)✨』
岡田「目黒、ずっと深澤についててくれてありがとうな😄」
目黒「俺は好きで一緒に居ただけなんで😊」
岡田「そうか。良かったな、深澤😄✋」
私の頭をワシャワシャ撫でる岡田先生。
私「は、はい😅」
目黒「岡田先生!」
岡田「ん?どうした😄?」
目黒「あんまり○○に触んないでもらって良いですか?先生でも男が○○に触んの嫌なんで😊💢」
岡田「…😓あ~、うん。分かった💦悪かったな😅」
慌てて私の頭から手を離す岡田先生。
私「蓮くん…(-▽-;)」
『困った人💧』
📱🎶~
私「LINE?」
ポケットの中に入れているスマホがLINEの通知を報せたのでポケットから取り出して見てみると、LINEの相手は亮平くんだった。
私「亮平くんだ(*^▽^*)❤️」
目黒「ッΣ(¬_¬)💢!?」
亮平くんという言葉に分かりやすく険しい顔になる蓮くん。
亮平<今日、ふっかの部屋で勉強会する事になったんだけど○○ちゃんも一緒にする?>午後16:20
○○<しますッ(*>∇<)ノ>午後16:21
亮平くんからのLINEに即返信する私。
亮平<了解😄>午後16:21
私「フフフ❤️亮平くんと勉強会(* ´ ∩ ` *)」
目黒「…○○(-"-)」
私「え?何😄?」
目黒「阿部先輩、何だって(¬_¬)?」
私「今日、お兄ちゃんの部屋で勉強会するから一緒にやらないかって(*^^*)❤️」
目黒「俺も行くッ(-"-)」
私「え(・△・)?」
~辰哉の部屋~
机を囲んで座っている私、蓮くん、亮平くん、辰哉お兄ちゃん。
辰哉「う~ん💧全く分からん(-"-)」
阿部「どこ😊?」
辰哉「全部(-"-)」
阿部「え😓?」
私「亮平くん、この問題の解き方が分からないんだけど…😖」
阿部「ああ、この問題はね😄」
目黒「ジーっ(¬_¬)」
頬杖をつきながら横目でジーっと私を見ている蓮くん。
辰哉「目黒、○○の事ばっか見てないで教科書とノート見なさいよ(-"-)」
目黒「お構い無く(¬△¬)」
私「目黒くん、私もあんまり見られてると気が散るんだけど😅」
目黒「…じゃあ、なるべく控える(-_-)」
そう言ってノートに目線を移す蓮くん。
阿部「目黒も分かんない所があったら聞いてね😊」
目黒「…はい(-△-)」
📱🎵~
蓮くんのスマホの着信音が鳴り響く。
目黒「あ、電話。…ラウール?ちょっと出てきます。…もしもし、ラウール😄?」
スマホで話ながら部屋から出て行く蓮くん。
阿部「○○ちゃんも大変だね😊」
小さな声で私に言う亮平くん。
私「はい…まぁ😅💦」
亮平くんに苦笑いを返す私。
辰哉「そう言えばさぁ~、今日もアノ人来てたな。」
私「アノ人(・_・)?」
辰哉「翔太の元カノ😁」
私「ッ😓!…。」
『元カノさん、今日も来てたんだ😖』
うつ向いて黙り込む私。
阿部「…😖」
心配そうな顔で私を見つめると、キッと怖い顔で辰哉お兄ちゃんを見る亮平くん。
阿部「ふっか!今は勉強する時間なんだから、関係ない話はしないの(-"-)」
辰哉「え~😖?何でよ?阿部ちゃんだって気になるでしょ?翔太と元カノの事😁」
阿部「ならないよ。俺、アノ人の事苦手だし(-△-)」
辰哉「それは俺も苦手だけどさ~。別れたのに頻繁に会いに来るって何かあると思っちゃうじゃん😁」
阿部「思わないよ。アノ人が勝手に会いに来てるだけっぽいし…それに、翔太はアノ人と寄りを戻すつもりは無いって言ってたから何も無いよ😌」
辰哉「でもさ、キスマーク付けてたじゃん?あれは何よ?付けたの、多分アノ人でしょ?何も無いならキスマークなんか付けなくない(¬△¬)?」
私「ッ😓!…😖」
阿部「知らないよ。っていうか、勉強しないの?勉強しないなら俺、もう帰るよ?ふっかみたいにヒマじゃないんだから(-"-)💢」
辰哉「えッΣ( ̄□ ̄|||)!?それは困るよ!テストで赤点取ったらゲーム禁止令出されちゃうんだから😣💦」
阿部「じゃあ、関係無い話はやめて勉強に集中してよ(-"-)💢」
辰哉「はぁ~い😖」
私「…😖」
阿部「😊✋」
うつ向いたまま黙っている私の頭を優しくポンポンする亮平くん。
私「😓?」
ビックリして顔を上げると、亮平くんが優しい笑顔で私を見つめていた。
阿部「大丈夫だよ。翔太がアノ人と寄りを戻す事は絶対無いから😊」
私「…はい(*^^*)」
亮平くんの言葉に安心して私は自然と笑顔になれた。
ガチャ🚪
目黒「すみません😅💦」
ラウールくんとの通話を終えて部屋に戻ってきた蓮くん。
阿部「目黒、お帰り~😄✋」
私「ラウールくん、何かあったの(・_・)?」
目黒「なんか、家のカギが無くて家に入れなかったんだけどカバンの中身を全部出してみたらカバンの底の隙間に挟まってたから入れたみたい💧人騒がせだよね😅」
私「見つかって良かったね😄❤️」
阿部「ラウール、しっかりしてるのに珍しいね(・_・)」
辰哉「阿部ちゃんも結構そそっかしい所あるよね。色んな物、しょっちゅう失くすし😁」
私「え?そうなの😓?」
目黒「めっちゃ意外かも😓」
阿部「アハハ😅💦」
楽しく皆で話していたら、さっきの渡辺先輩と元カノさんの事なんてスッカリ忘れていた。
次の日のお昼休み
~教室~
私「やっとお昼だぁ~\(>∇<)/今日のお弁当は何かなぁ~🎵」
ウキウキしながら私はカバンの中を覗き込む。
私「……あれ😓?お弁当が…無い💧何で(-△-;)?」
確かに朝、カバンの中に入れたはずのお弁当が見当たらず首を傾げる私。
ラウール「○○ちゃん!今日は天気が良いから屋上で食べようってめめが😄」
私「あ、うん💦そうだね😅」
目黒「…どうかした(・_・)?」
私「へ😓?な、何が😅?」
目黒「何か、様子がおかしいから…何かあった(・_・)?」
私「べ、別に?何も無いよ😅?」
目黒「本当に(・_・)?」
私「本当に😅💦」
目黒「ふ~ん。それなら良いけど…(・_・)」
『蓮くんて、普段はぽわ~んとしてるように見えるけど結構勘が鋭い所があるから気を付けないと…(¬▽¬;)』
ラウール「早く行こう😄?」
私「あ…😓えっと…悪いんだけど、先に屋上に行っててくれる?私、ちょっと寄る所があるから用事を済ませてから行くから😅」
目黒「用事?何?終わるの待ってるよ(・_・)?」
私「ううん、良いの!先に行ってて😅?」
ラウール「めめ、先に行ってよう?○○ちゃんも俺らが待ってない方が良いみたいだし😊」
目黒「…分かった。じゃあ、先に行って待ってるね😊」
私「うん😅💦」
ラウール「早く来てね~👋😄」
私「👋😅」
左手で私に手を振りつつ、右手で蓮くんの背中を押して教室から出て行くラウールくんに手を振り返しながら見送る私。
私「…ハァ~💧どこ行ったんだろう?私のお弁当😖」
ラウールくんと蓮くんの姿が見えなくなると私は深いため息をついた。
『早くお弁当を見つけて屋上に行かないと…』
机の中やロッカーの中を探してみるが見つからず💧
私「無いな~😖…ん?」
ふと、教室の角にあるゴミ箱に目が止まる私。
私「……(¬_¬;)」
『そう言えば、下駄箱から靴が失くなった時はゴミ箱に捨てられてたけど…まさかお弁当は捨てられたりしてないよね?食べ物だしね😅?』
大丈夫だとは思いつつも恐る恐るゴミ箱の中を覗き込むと、見覚えのある水色のお弁当箱が捨てられていた。
私「ッ😨!?嘘…私のお弁当?何で…😖」
中身がぶちまけられた状態のお弁当を見つめたままショックで固まっていると、私の背後から女子達の笑い声が聴こえてきた。
女子生徒①「どうしたの~?大丈夫~😁(笑)?」
女子生徒②「めっちゃウケるんだけど😆(笑)」
私「ッ😓!?」
声が聴こえて振り返ると、私に目黒くんと仲良くするなと言ってきた女子達が薄ら笑いを浮かべて私を見ていた。
??「せっかく親切に忠告してあげたのに…女の嫉妬は怖いから気を付けなって😌」
私「…え😓?」
女子達の後ろから出てくる多美ちゃん。
島田「アンタも懲りないよね?普通、水かけられたり靴隠されたりしたら目黒くんと距離を置いたりするもんなのに😊」
私「多美ちゃん😓?」
島田「いい加減にしないと、次は怪我するんじゃない?目黒くんを好きな子達、相当アンタにイラついてるみたいだから😊」
私「…もしかして、今までのも多美ちゃんがやったの?水かけたり靴隠したり…😖」
島田「私はやって無いよ。皆に提案しただけ😊」
私「提案って…😓」
女子生徒③「多美ちゃんはね、私達がどうしたらアンタの事を懲らしめられるか聞いたらアドバイスしてくれたんだよ。多美ちゃんもアンタの事を嫌いみたいだったし😊」
島田「まぁ、○○ちゃんには全然効かなかったみたいだけどね😌」
私「そんな…酷いよ😖」
島田「酷い?よくそんな事言えるね。○○ちゃんのせいで、一体どれだけの女子が嫌な思いして泣いたり傷付いたりしてると思ってるの(-"-)?」
女子生徒①「そうだよッ!昨日だって、わざと2人で居なくなったりしてさ。マジで性格悪いよね😠💢」
女子生徒②「同感ッ!目黒くんが好きな子達がイッパイ居るの分かってて2人で授業サボるとか、私達への当て付けだよね😠💢」
私「そんなつもりは…😖」
女子生徒③「口答えしてんじゃねーよ😠💢」
ガッ💥
ボトッ💥
女子生徒③が投げたペットボトルが勢い良く飛んできて、咄嗟に腕を出して顔を庇うと私の腕に当たってペットボトルが床に落ちた。
私「痛ッ😣💦」
女子生徒③「マジでムカつくんだけど…消えてくんない😠💢?」
私「……。」
『何で蓮くんと仲良くしてるだけでこんな事されなきゃいけないの?なんか、メチャメチャ腹立ってきた。腕痛いし…でも、ここで怒ったら相手の思うツボだよね?多分、この人達は私を怒らせたり泣かせたいだけだろうし。ここはグッと我慢だわ(-"-)💢』
痛む腕を擦りながら目を瞑って必死に怒りを耐えている私。
女子生徒②「黙ってないでなんとか言えば😠💢?」
私「……(-"-)」
『無視×2!こういう人達は無視されるのが一番ムカつくだろうしね😌』
ガンッ💥
私「ッΣ( ̄□ ̄|||)💓!?」
いきなり大きな音がしてビックリして目を開けると、私の近くにある机が倒れていた。
女子生徒①「シカトしてんじゃねーよ😠💢」
私「…😨」
『え?何?この人、机を蹴っ飛ばしたの?ヤバくないッ😱!?机に入ってた教科書とか散らばってるんですけど💧』
ビックリし過ぎて固まっていると、多美ちゃんが私の前に歩いてきてしゃがみ込む。
島田「目黒くんに言い付ける?クラスの女子に意地悪された~!って。目黒くん、優しいから慰めてもらえるもんね?それでまた目黒くんを独り占めして優越感に浸ってれば😊(笑)?」
私に顔を近づけるとニッコリと冷たい笑みを向ける多美ちゃん。
多美ちゃんの後ろに居る女子達は憎しみの籠った目で私を睨んでいる。
私「……。」
教室に居たくなくて多美ちゃんの横を通って出て行こうとしたら、私の耳に多美ちゃんの低い呟き声が聞こえてきた。
島田「渡辺先輩にまで近付いたら許さないから…」
私「っ😓!?」
ビックリして振り返ると多美ちゃんは怖い顔で私を睨んでいる。
私「……。」
多美ちゃんに言う言葉が見つからず私は足早に教室から出て行った。
『なんなの?アノ人達…流石に怒り過ぎでしょ💧付き合ってるわけでも無いのに😖仲良くしてるだけでコレなら、付き合ったら殺されるんじゃないの(-"-;)?』
ぐぅ~
そんな事を考えながら歩いていたら私のお腹が空腹を報せた。
私「お腹空いた💧取り合えず、何か食べないと…購買部に行けば何かあるかな😖?」
フラフラしながらパンを買いに購買部に行ってみたものの、私が来た時には全て売り切れていた。
私「売り…切れ…😨?」
購買部のおばちゃん「ごめんね~💦明日また来てね😅」
申し訳無さそうに告げると空の箱を持って去って行く購買部のおばちゃん。
私「ハァ~💧遅かった😖…どうしよう?今日は何も食べずに午後の授業を受けなきゃいけないのか。地獄だわ(-△-|||)」
トボトボと肩を落として廊下を歩いていると、前から見覚えのある男の人達が歩いてきた。
向井「あッ!○○ちゃ~ん👋😄」
私「え?…あ!向井先輩に宮舘先輩。こんにちは😄」
宮舘「こんにちは😊」
向井「こんにちは~😄🎵見つかって良かったわ!○○ちゃんの事、探してたんよ😄」
私「私を?何でですか(・△・)?」
向井「これを渡したくて😄」
そう言ってコロッケパンを私に見せる向井先輩。
私「コロッケパンっΣ(*º□º*)!?え?このパン、貰って良いんですかッ😆!?」
お腹が空いていてコロッケパンにテンションが上がる私。
向井「えぇよ~🎵○○ちゃんに渡してって、しょっぴーに言われて貰ったパンやし😄」
私「え…?しょっぴーって、渡辺先輩😓?」
宮舘「あれ?康二、それは言うなって翔太に言われてなかったっけ(・_・)?」
向井「え?そうやった😓?…アカン、すっかり忘れてたわ(-△-;)。ごめん、○○ちゃん!今のは聞かんかった事にして💦この通りッ🙏」
両手を合わせてお願いする向井先輩。
私「あ…はい。分かりました😓」
向井「ありがとう✨あ、そうや!これあげるわ。どら焼き!中身はこし餡やで😄」
ポケットからどら焼きを1個出して私に渡す向井先輩。
私「あ、ありがとうございます😅」
『何でどら焼き?好きなのかな(-▽-;)?』
宮舘「俺はこれあげるね。ルイボスティー😄」
ルイボスティーのペットボトルを私に渡す宮舘先輩。
私「る、ルイボスティー😓?あ、ありがとうございます😅💦」
『ハーブティーかな?宮舘先輩は飲み物もお洒落なのね(-▽-)』
向井「ほなまたな~👋😄」
宮舘「じゃあね😄✋」
手を振って爽やかに去って行く向井先輩と宮舘先輩。
私「色々ありがとうございましたぁ~👋😄」
『2人共、優しいなぁ~(* ̄∇ ̄*)✨』
私「……。」
手元にあるコロッケパンに目を落とす私。
『これ、向井先輩は渡辺先輩からって言ってたけど…渡辺先輩、購買部に居たのかな?全然気付かなかった。コロッケパン、自分で食べようと思って買ったんじゃないのかな?私が貰っちゃって本当に良いのかな?冷たくしたり優しくしたり意味分かんない…あんまり優しくされると好きになっちゃうよ😖』
コロッケパンをギュッと抱きしめると、私は蓮くんとラウールくんが待っている屋上へ向かった。
《続く》