《続き》


~新幹線内~


阿部「○○、窓側にする😊?」


私「えッ😲!?良いの?ありが-😄」


佐久間「窓側ゲット~😆🎵」


ビュンっ💨


瞬殺で私の横をすり抜けて窓際に座る大介くん。


私「……😄」

阿部「……😅」


佐久間「富士山、見えるかなぁ~😄?楽しみだなぁ~😆🎵」


メチャメチャ嬉しそうな笑顔で頬杖をつきながら外を見ている大介くん。


阿部「佐久間ッ😡!」


佐久間「ん?😄何?あ!阿部ちゃんも外見たい😆?」


阿部「そうじゃなくて😣💢窓際は○○に-」


私「あ~、良いよ×2✋😅✋私、座れればどこでも良いし😊💦」


阿部「でも、本当は窓際が良かったんじゃないの?さっき、窓際って聞いて嬉しそうな顔してたし…😖」


私「それはまぁ、そうだけど…でも、大介くんが凄い可愛い笑顔してるし😊私は皆が笑顔になれるならそれが一番だから。大介くんが嬉しいなら私も満足だよ(*^^*)✨」


阿部「そっか😊」


私「うん(*^▽^*)」


亮平くんの言葉に笑顔で頷く私。


佐久間「…何?何の話(-"-)?」


状況が分からず首を傾げる大介くん。



🚅新幹線での席順🚅


窓側|佐・○・阿|通路|深・岩

窓際|目・ラ・向|通路|渡・宮



私「京都、めっちゃ楽しみだね😆💕」


阿部「○○はどこに行くのが一番楽しみ?やっぱり清水寺とか😊?」


私「私はね~、銀閣寺(*>∇<)ノ」


阿部「……え?銀閣寺?金閣寺じゃなくて😓?」


私「うんッ!私、金より銀の方が好きなんだよね~🎵だから、銀色に光る銀閣寺を見るの楽しみなんだよね~(* ̄∇ ̄*)✨」


阿部「あ~、えっと…銀閣寺はね😅」


深澤「阿部ちゃん、阿部ちゃん!」


何かを言おうとした亮平くんの肩を掴んで止める辰哉くん。


阿部「何?ふっか😓」


深澤「面白そうだから黙ってようぜ😄銀閣寺を見て○○がどんな反応するか見たいし😁」


阿部「えッΣ( ̄□ ̄;)!?教えてあげないの😓?」


渡辺「深澤、悪いなぁ~(笑)!でも、俺も見たい😁」


深澤「な?見たいだろ?だから黙っとこうぜ😁」


阿部「2人共、酷いな~😅」


宮舘「翔太、お菓子食べ過ぎじゃない?後でお腹空いた時に困るから、全部食べちゃ駄目だよ?」


渡辺「分かってるって!俺だってそんなにバカじゃねーから大丈夫だよ😆」


袋の中に手を突っ込んでポップコーンを取ると口イッパイに頬張る翔太くん。


向井「あ~😱!しょっぴー!ポップコーン、ボロボロ落ちてんで😣💦」


慌ててハンカチを出すと翔太くんの前に広げてポップコーンを受け止めようとする康二くん。


深澤「ここが公園だったら鳩さんが食ってくれるのになぁ~( ̄∇ ̄)✨」


向井「ノンキな事言ってないで拾ってよ😣💦」


深澤「それは無理だよ。俺、前の席だもん😄」


向井「ほんなら舘さん、拾ってや!隣なんやから😣💦」


宮舘「狭くて屈めないから無理。俺、身体デカイから😊✨」


向井「なんやねん、それ!そんなにデカくないわ😣💦ただ、しゃがむのが面倒なだけやろ😡?」


宮舘「そうとも言う😊✨」


向井「そうとしか言わんッ😣💢」


渡辺「涼太ッ!このポップコーン、めっちゃ美味いぞ😆食べて見ろよ!」


宮舘「俺は駅弁食べるから今は気持ちだけ貰っとく。ありがとう😊✨」


向井「駅弁ッΣ(º□º;)!?舘さん、駅弁なんていつの間に買ったんよ!?」


宮舘「集合場所に来る前。美味しそうなのがあったからつい…康二もちょっと食べる😊?」


買った駅弁を康二くんに見せる涼太くん。


向井「お~!めっちゃ美味そうやん❤️くれるんやったら一口もらおうかな😄」


宮舘「良いよ😊」


渡辺「…涼太、俺には?何で康二にだけ聞くの?俺はポップコーン食べるか聞いたのに(-"-)💢」


不機嫌そうに言う翔太くん。


宮舘「だって、どうせ聞いても要らないって言うでしょ?ポップコーンでお腹イッパイだろうし😊」


渡辺「要らないけど、聞くぐらいはしてよ。聞かれた上でちゃんと断りたいんだから(-"-)」


向井「なんやそれッΣ( ̄□ ̄;)!めっちゃ嫌なヤツやな(¬△¬;)」


宮舘「じゃあ翔太、駅弁食べる😊?」


渡辺「ポップコーン食べてるから要らない😄」


宮舘「分かった😊…これで良いの?」


渡辺「うん😄🎵」


満足そうに笑顔で頷く翔太くん。


向井「意味分からん😖」


ラウール「隣はなんか賑やかだな~。ね?めめ😄」


隣に座っている蓮くんの方を向くラウールくん。


目黒「……😌💤」


スヤスヤと気持ち良さそうに眠っている蓮くん。


ラウール「もう寝てる😓…寝てるめめも可愛いなぁ~(* ´ ▽ ` *)❤️そうだ!写真撮っちゃお~っと😄🎵」


スマホを出して蓮くんの寝顔を撮りまくるラウールくん。


カシャッ📱カシャッ📱カシャッ📱


目黒「う~ん(-"-|||)」


カメラの音が煩くてうなされる蓮くん。


私「?何か、後ろからカメラを連写する音が…」


後ろを見ようと立ち上がろうとする私。


佐久間「おわッΣ( ̄□ ̄)!○○、見てみろ!富士山が見えるぞ😆」


私「え…?富士山(・_・)?」


阿部「佐久間💧ここから富士山は見えないから😅」


佐久間「えッΣ( ̄□ ̄|||)!?じゃあ、あの山は何😓?」


深澤「普通の山だな。どこにでもある山だ😌」


阿部「どこにでもって😅」


そんなこんなでワチャワチャしながら楽しく過ごしていると、アッと言う間に京都に着いた。


京都駅に着くと、私達はバスに乗って金閣寺へ向かった。



🚌バス内での席順🚌


窓|佐久間・向井|通路|宮舘・阿部|窓

窓|ラウ・渡辺|通路|目黒・○○|窓

窓|深澤・岩本|通路|男子・男子|窓



目黒「京都、楽しみだね😄」


私「う、うん💦そうだね😅」


『そうか!私、バスの席は蓮くんの隣だったんだ。…生徒手帳のラウールくんの写真の事、今なら蓮くんに聞けるかも💡』


私「…蓮くん。」


蓮くんの腕をトントン叩いてから小声で話し掛ける私。


目黒「ん?」


私「ちょっと聞きたい事があるんだけど…」


目黒「聞きたい事(・_・)?…何?」


私「もう少しこっち来て!蓮くんにしか聞かれたくないから…」


目黒「(・_・)?うん。」


不思議そうな顔をしてから私の方に身を寄せて顔を近付ける蓮くん。


私「あのさ、ホームで私の生徒手帳を拾ってくれたでしょ?」


目黒「生徒手帳?…うん。それがどうかした(・_・)?」


私「その時にさ、その…中、見たでしょ(//-_-//)?」


目黒「中(・_・)?……ああ!もしかして、ラウールの写真の事😄?」


デカイ声でハッキリ言う蓮くん。


私「ッΣ(//□//)💓!?」


全員「え(・△・)?」

ラウール「僕(・_・)?」


私と蓮くんの方を見る皆。


私「な、何でもない!何でもない!サッカーのラウール選手の事を話してただけだから😅💦」


目黒「そうなんだよ!○○がサッカーに興味あるみたいでさぁ~😅」


渡辺「サッカーだったら他に有名な選手はイッパイ居るよね?何でラウール?っていうか、ラウールって今は選手じゃないよね?」


私「えッ😨!?」


『そうだったの~ッ😱!?全然知らんかった…(-△-|||)。翔太くんてサッカー詳しいのね(¬▽¬;)』


目黒「最初に野球選手にしょっぴーと同じ名前の選手が居るって話してて、それで○○が珍しいね~って言うから、サッカー選手にもラウールと同じ名前の選手が居たんだよって話してたんだよ😊」


渡辺「あ~、そういう事ね😄」


『上手く誤魔化せた😓?』


皆、何も無かったように再び自由に話し始める。


私「蓮くん!声が大きいよ~っ(//>△<//)💦」


小さな声で泣きそうな顔になりながら蓮くんをペシペシ叩く私。


目黒「ごめん×2(^人^;)」


私「も~ッ💢勘弁してよ~😖」


目黒「…ラウールの事好きなの😊?」


私「っΣ(//・_・//)💓!……うん(//-_-//)」


目黒「そっか(*^^*)。素直で宜しい😊!」


そう言って優しい笑顔で笑うと、蓮くんは私の頭を撫でる。


私「~~(//-"-//)💢」


ラウール「……。」


悲しそうな顔で私と蓮くんを見ているラウールくん。


~金閣寺~


私「これがアノ、歴史の教科書に載ってる金閣寺(*・△・*)✨」


向井「眩しッ😣✋俺のオーラと同じくらいの輝きや💦」


佐久間「涼太!金閣寺を背景に写真撮って😄❤️」


スマホを涼太くんに渡す大介くん。


宮舘「1枚で良いの?」


佐久間「5枚くらい😄」


宮舘「了解😊✨」


向井「無視すんなッ😣💢」


阿部「……。」


ノートに熱心に何かをメモっている亮平くん。


岩本「阿部、何書いてんの(・_・)?」


阿部「金閣寺を肉眼で見た第一印象。すぐ書かないと忘れちゃうから。」


岩本「第一印象…😓」


目黒「阿部ちゃんは勉強熱心だなぁ~。流石は阿部ちゃん(*^^*)✨」


感心する蓮くん。


阿部「康二!俺も写真撮って😄」


スマホを康二くんに渡す亮平くん。


向井「しょうがないな~。1枚100円やで😄」


阿部「お金取るんかいッ😣💢」


目黒「じゃあ、俺が撮るよ😊」


亮平くんのスマホを受け取ろうとする蓮くん。


阿部「良いの?めめ、ありがとう😄✨」


向井「ちょっと待ち!俺が撮るし😣✋」


目黒「だって、お金取るんでしょ?俺はタダでやるし(・_・)」


向井「冗談に決まってるやんか。プライスレスやから安心してよ。さっきのは可愛いアメリカンジョークやから😄」


阿部「ここは日本だし、康二はアメリカ人じゃないけどね。そもそもプライスレスはタダって意味じゃないよ😊」


向井「そんな爽やか笑顔で言わんといて。心に刺さる😣💦」


私「ねぇねぇ、翔太くん!金閣寺ってさ~、やっぱりトイレも金なのかな~😄?」


渡辺「ヤダよ、そんなトイレ。絶対落ち着かねーし(-△-;)」


深澤「金閣寺が俺の家だったらな~。一生遊んで暮らせるのに( ̄∇ ̄)」


岩本「いや、一生は無理でしょ。ふっか、金遣い荒いし(¬△¬)」


ラウール「僕とかめめとか阿部ちゃんなら大丈夫だよね。倹約家だし😊🎵」


岩本「俺は(・△・)?俺もそんなに金遣い荒くないんだけど…」


ラウール「岩本くんは金閣寺をトレーニングジムに改造しそうだから😊」


岩本「そんな事しねーよ😣💦」


目黒「でも、トレーニングする機械は買うでしょ?金閣寺は広いし😁」


岩本「それはまぁ、いくつかは欲しいけど…」


ラウール「ほらね?僕らよりはだいぶ浪費しちゃいそうだから😊」


『金閣寺…本当に金ピカなんだな~(* ̄∇ ̄*)✨という事は、銀閣寺も銀色に輝いているはず!あ~、早く見たいな。私の銀閣寺(* ´ ▽ ` *)❤️』

※銀閣寺は私のではない。


金閣寺を見て銀閣寺への期待が膨らむ私。


そしていよいよ、私が楽しみにしていた銀閣寺へ🏯


~銀閣寺~


私「わぁ~ッ(* ´ ▽ ` *)✨これが銀、閣…寺(・△・)?」


思ってたのと違ってキョトンとしながら言う私。


深澤&渡辺「ブッ(笑)!アハハハハ(>▽<)!」


私の反応を見てお腹を抱えて爆笑する辰哉くんと翔太くん。


私「…え?これ、何(¬△¬;)?」


銀閣寺を指差しながら隣に居る亮平くんに聞く私。


阿部「銀閣寺😅」


私「えッΣ( ̄□ ̄|||)!?これがッ(º□º|||)!?銀は!?銀はどこにいったの😣!?もしかして盗まれた😱!?」


阿部「いやいや、銀閣寺は元からこうなんだよ😅光の反射とかで銀色に見えたりするから、銀閣寺って言われてるって話しもあるみたいだけど😊」


私「そうなんだぁ~😖…え?じゃあ、金閣寺も金ぽく見えるけど本当は金じゃないって事(・△・)?」


阿部「いや、金閣寺は本物の金が使われてるみたいだよ😊」


私「ナントっΣ( ̄□ ̄;)!?金閣寺だけ本物の金が…何で銀閣寺だけあんな地味に…金閣寺でお金使い過ぎたんか(-△-|||)?」


向井「なぁなぁ、阿部ちゃん!」


亮平くんの服の袖を引っ張る康二くん。


阿部「ん?何😊?」


向井「金閣寺と銀閣寺があるなら銅閣寺もあるやんな😄?」


阿部「銅閣寺?無いけど…😓」


向井「えッΣ( ̄□ ̄;)!?無いん😱!?」


私「あるわけ無いよ。銀閣寺だってこの有り様なのに…可哀想な銀閣寺😖金閣寺にばっかりお金を遣われて良い所を持って行かれて…不便過ぎる(T△T)」


阿部「不便(・_・)?こういう場合は、不便じゃなくて不憫かな😊?」


私「…(-_-)。亮平くん、泣いてる時に普通に訂正するのやめてくんない?泣いてんだから、訂正より先に慰めてよ😖」


阿部「あ~、ごめんね💦そこまで気が回らなかったわ😅」


私「む~(¬"¬)💢」



《続く》