《続き》
~教室~
ジャージを取りに教室に来た私と大介くん。
運良くゾンビに遭遇する事無く教室に辿り着く事が出来た。
佐久間「○○~!ジャージあったぁ~😄?」
私「あった~!ズボンだけ履いちゃうから、ちょっと待ってね😊」
佐久間「了~解~😄🎵」
『……』
私「オッケー!終わったよ~😄👌」
佐久間「じゃあ、皆の所に戻ろっか😄」
私「うん🎵」
自分のカバンを手に取る私。
佐久間「忘れ物無いようにね😄」
私「はぁ~い😄🎵」
教室から出ようと振り返ると、ゾンビが3体ほど教室に入ってくるのが見えた。
ゾンビ「うぁ~っ🧟♀️🧟」
私「ギャア~っ😱!?ゾンビ出た~ッ(>△<)💦」
近くにあった生徒達の荷物などを手当たり次第ゾンビに向かって投げつける私。
私「こっち来ないでぇ~😣💦」
佐久間「…○○。」
私「え?な、何😓?」
佐久間「危ないから、俺のそばから離れちゃ駄目だよ。」
まっすぐ前を見つめたまま真剣な顔で言う大介くん。
『大介くん…。』
私「…うん。」
佐久間「怖かったら目瞑ってて良いよ。終わったら声掛けるから😊」
私「大丈夫ッ!私、ゾンビは映画とかドラマで見慣れてるから😊」
『本当はメチャメチャ怖いけど、大介くんだけに頼るわけにはいかないもんね😣💦足手まといになるのだけは絶対に避けなくてはッ!』
佐久間「…そっか。それは頼もしいなぁ~😄🎵」
その頃、他の皆は…
~科学室~
科学室に集まり、これからの事を話し合っている皆。
目黒「マジか~💧」
深澤「ゾンビが居るのは学校だけだと思ってたけど、まさか街にもゾンビが溢れてるとはな~😖」
阿部「家に帰ったら家族が皆やられちゃってて、慌てて照達に連絡したら照達の所も同じ状況で…」
岩本「仕方ないから、無事だった康二と合流して舘さん達が居る学校に来たってわけ。」
向井「まだ学校の方がゾンビの数も少ないしな。街はゾンビで溢れてて、とてもやないけど倒しきれんもんなぁ~😖」
目黒「じゃあ、俺の所も駄目かな。さっきから電話してんだけど誰も出ないし😖」
渡辺「最悪だ…今日、脱毛サロンの予約してたのに💧」
深澤「脱毛ッΣ( ̄□ ̄|||)!?翔太、脱毛なんかしてんの😱!?」
ラウール「しょっぴー、女子力高いもんね😄」
渡辺「まぁね🎵これからは男も脱毛の時代っしょ😤」
深澤「脱毛か…俺もしてみようかな(-△-)」
阿部「3人共、今は脱毛よりもゾンビの話を…😅」
宮舘「阿部、この3人は放置で。どうせ話に参加しても役に立たないから😊✨」
深澤「酷ッ😨!」
渡辺「失礼だね~!本当に失礼😡💢」
ラウール「いや、確かに舘さんの言う通りだと思う。俺ら、ゾンビ怖くて動けないもん😅」
深澤「…まぁ、確かに。それもそうだな(¬△¬;)」
渡辺「納得すんなよッ😣💢」
目黒「今日の朝はいつも通りだったよね?ゾンビは今日の何時くらいから出てきたんだろう😖?」
岩本「目黒、普通に無視したな😄(笑)」
向井「めめって、普段はめっちゃ優しいんやけどたま~に冷徹になるんよな😅」
ラウール「そんなめめも俺は大好きだけどね😄❤️」
向井「ホンマにラウールはめめ命やな~(* ̄∇ ̄*)」
目黒「ちょっと黙っててくれる(-"-)💢?」
向井&ラウール「はい…😖」
蓮くんに怒られてシュンとなる康二くんとラウールくん。
阿部「めめの話に戻すけど、お昼休みにスマホを見た時はゾンビの事がニュースになったりはしてなかったから…ゾンビが出てきたのは、恐らくお昼以降って事になるね。」
目黒「お昼以降か…。何があったんだろう?せめて、ゾンビが最初に出た場所だけでも分かれば良いんだけど…😖」
岩本「あ!それなんだけど、最初にゾンビの目撃情報が出た場所は駅前なんだけど…そのゾンビ、ウチの制服着てたみたいなんだよね。」
目黒「え…😓?ウチの制服を?」
岩本「うん。」
阿部「SNSにアップされた画像を拡大してみたけど、間違いなくウチの学校の制服だった。」
目黒「…じゃあ、一番最初にゾンビになったのはウチの生徒って事(-"-)?」
阿部「そういう事になるね。」
全員「……。」
全員が黙り込んでシーンとなる科学室。
ラウール「信じらんない😨」
渡辺「マジ無理なんだけど😨」
深澤「泣いて良い😖?」
岩本「今は駄目。」
宮舘「我慢しなさい😊」
深澤「マジか…(-△-|||)」
向井「こんな暗い時こそ、さっくんの明るさが欲しいんやけど何でさっくんおらんの😖?」
宮舘「○○のジャージを取りに一緒に教室に行ってるから😊」
向井「ジャージ?何でジャージ(-"-)?」
宮舘「スカートだと動きづらいからね😌」
向井「あ~、なるほどな😅」
阿部「所でさぁ~」
目黒「うん?」
阿部「何で科学室に集合なの?」
宮舘「阿部にはゾンビの解毒薬を作ってもらおうと思ってね😊」
深澤「阿部ちゃん、頭良いから作れるでしょ😄?」
阿部「作れるでしょ?って、そんな簡単に言わないでよ😅」
渡辺「お前、今頑張んないでいつ頑張んだよ。今まで勉強してきたのは何の為だったんだよ😣!」
阿部「勿論、大学受験の為だよ。」
渡辺「違うだろ!?ゾンビの解毒薬を作る為に勉強してきたんじゃねーか😣!」
阿部「いやいや、そんな事無いから💦そもそも、ゾンビが本当に居るなんて思って生活してこなかったし😅」
深澤「確かにな。俺もゾンビなんてゲームとか映画でしか有り得ないと思って生きてきたし😖」
阿部「でしょ😅?」
渡辺「何でもいいから、サッサと解毒薬を作れば良いんだよ😣!」
阿部「だから、いきなり言われても無理だって😅」
向井「やれば出来る💪😤」
阿部「頑張っても出来る事と出来ない事があるんだよ😅」
目黒「…Googleで検索したら出てくるんじゃない?『ゾンビの解毒薬の作り方』って😁」
阿部「そんなまさか😅」
深澤「駄目で元々、検索してみよう✊😆」
岩本「流石に載ってないと思うけど💧」
スマホで【ゾンビの解毒薬の作り方】を検索する辰哉くん。
深澤「…あった(-△-;)」
阿部&岩本&目黒「マジで😨!?」
宮舘「世界のGoogleだからね😊✨」
渡辺「Googleやべー(¬▽¬;)」
向井「時代も進化してるんやなぁ~😌」
腕を組みながら一人頷く康二くん。
それから少しして、
ゾンビ3体をやっつけた大介くんと私は
皆の居る科学室へ戻った。
~科学室~
私「これで良し😄🎵」
科学室に着くと、私は上もジャージに着替えた。
向井「ジャージ姿も可愛いよ😄❤️」
私「ありがとう✨褒めても何も出ないよ😊?」
向井「分かってるわ😣💦」
ラウール「早くお家に帰りたい😖」
渡辺「帰ってもゾンビしか居ないぞ(-△-)」
ラウール「うう~(T∧T)」
岩本「翔太!ラウールを泣かすなよ😡💢可哀想だろ?」
渡辺「だって、本当の事じゃん(-"-)」
岩本「それはそうだけど、もっと他に言い方があんだろ?」
渡辺「俺、嘘つけねーもん😡」
宮舘「やれやれ😅」
深澤「ん?」
窓から校庭を見る辰哉くん。
深澤「うわぁ~ッ😱!校庭にわらわらとゾンビが溢れてきてるんだけど😨」
岩本「…何か、街に溢れてるゾンビ達が学校に集まってきてるみたいだな。」
渡辺「エェっΣ( ̄□ ̄|||)!?」
向井「照兄!不吉な事言わんとってよ😣💦」
阿部「でも、確かにゾンビ達はウチの学校に集まってきてるよね。」
目黒「ここ(学校)に何かあるのか?」
阿部「取り合えず、ここは1階だから上の階に移動した方が良いかも。窓から入って来られたら困るし。」
佐久間「移動って言ってもどこに行く?屋上とか?」
岩本「別棟のパソコンルームは?ネットが使えれば色んな情報が分かるし。」
阿部「それもそうだね。じゃあ、パソコンルームに移動しようか😊」
目黒「皆、好きな武器持って。ここに色々あるから😊」
阿部「あ!薬品も持てるだけバックに入れて持って行ってくれる?」
深澤「薬品?薬品なんか持って行ってどうすんの(・△・)?」
渡辺「絶体絶命になったら皆で薬飲んで自決するつもりなんだよ😖」
ラウール「えぇッΣ( ̄□ ̄|||)!?そうなの!?服毒自殺とか苦しい死に方イヤなんだけど😨」
阿部「違うから😅」
渡辺「え?違うの😓?」
阿部「出来るか分かんないけど、駄目元で解毒薬を作ってみようと思って。やらないで後悔するより、やって後悔する方が良いでしょ😊」
目黒「…うん。頼むね、阿部ちゃん😊」
宮舘「頑張れ✊😊」
私「私のカバン、中身にゆとりがあるから結構持って行けると思うよ😄」
渡辺「お前のカバン、勉強道具なんか一つも入ってないもんな😁」
私「殴るよ(-"-)💢?」
私達は相談の結果、別棟にある3階のパソコンルームに移動した。
~別棟・4階 視聴覚室~
コンピューターの声「侵入者有り!侵入者有り!」
??「侵入者?…誰だ?」
不気味な男の声に応えるように、パソコンに侵入者の顔写真が写し出されて行く。
雪野 ○○(17)
??「あ~、アイツらか。…いいよ。放っておけ。どうせここまで来れないから😌」
コンピューターの声「承知しました。」
《続く》