《続き》

私「あ~、お腹イッパイ❤️幸せ~(* ´ ▽ ` *)✨」

目黒「😊」

頬杖をつきながら優しい笑顔で私を見ている蓮くん。

私「な、何😓?ハッΣ( ̄□ ̄|||)!もしかして、私の顔に何か付いてる😱!?」

慌ててバッグから手鏡を取り出そうとする私。

目黒「いや、何も付いてないよ。只、可愛いなぁ~と思って見てただけ(*^^*)🎵」

私「か、可愛い😓?…なッΣ(//□//)💓!?」

『男の子に可愛いなんて言われたの、小学生の時以来なんですけどッ!しかも、こんな超が100個つくくらいのイケメンからなんて…全人類にめっちゃ自慢したいッ😆💕』

目黒「じゃ、そろそろ行こっか😄」

私「え😓?あ、うん😄💦」

『いつまでもファミレスに居るわけにはいかないもんね💧早く部屋の掃除もしたいし(¬▽¬;)』

会計を済ませると、私は蓮くんと外に出た。

目黒「どこのスーパーに行く😊?」

私「え?スーパー😓?」

目黒「夕食の買い出し。手料理をご馳走してくれるんでしょ😄?」

私「ハッΣ( ̄□ ̄|||)!」

『そうだった!そう言えば、ファミレスに入る前にそんな約束をしていたような…スッカリ忘れてたぁ~😱💦』

目黒「何を作ってくれるのか楽しみだなぁ~😊🎵」

私「……😨」

『ど、どうしよう?メチャメチャ楽しみにしている💧私、料理なんて学校の調理実習くらいでしかした事ないのに…しかも!同じ班だった男子に「お前は危なっかしいから包丁を握るな!」と言われ、ひたすら野菜クズを集めて捨てる役割りしかしてなかったというのに…(-△-|||)』

目黒「どうかした(・_・)?」

私「へッΣ( ̄□ ̄;)💓!?い、いや…どうもしないよ(^▽^;)?」

目黒「そう?なら良いけど…(・_・)」

私「ハハハハ(^▽^;)」

ひたすら笑って誤魔化すしかない私。

『どうしよう?取り合えず、買い物をしながら考えるしかないか(¬_¬;)』

目黒「…あッ!ねぇ、あそこにスーパーあるよ?寄って行く😄?」

向かい側にあるスーパーを指差す蓮くん。

私「え😓?あ…うん💧そうだね😅」

『何か良いメニューが浮かびますようにッ(>人<)💦』

心の中で祈りながら、私は蓮くんとスーパーに入って行く。

目黒「何を買うかとか、もう決まってるの😊?」

当たり前のように買い物カゴを持つ蓮くん。

私「まだ何も決めてなくて…れ、蓮くんは何かリクエストとかある😅?」

目黒「リクエスト?そうだな~😌」

顎に手を当てて考える蓮くん。

『簡単なの!×3(>人<)💦』

心の中でめっちゃ祈る私。

目黒「定番だけど、肉じゃがとか😄?」

私「なッΣ( ̄□ ̄|||)!?」

『まさかの和食ッ😱💥しかも!一番作るの難しそうなの言いやがった😨』
※あくまで私、個人の意見です。

私「ほ、他には何かある😅?」

目黒「後は、そうだな~😌茶碗蒸しとか食べたいかな😄❤️」

私「ッΣ( ̄□ ̄|||)!?」

『また和食~ッ😱!?茶碗蒸しなんて外食でしか食べた事無いんですけど😨』

目黒「あッ!この長芋、めっちゃ長い😆❤️」

長い長芋を手に取ると、嬉しそうな笑顔を浮かべながら見ている蓮くん。

私「…れ、蓮くんは、和食が好きなのかな😅?」

目黒「日本人だからね😊🎵でも俺、好き嫌い無いし何でも好きだよ😄」

私「そっか😅」

『でも、特に好きなのは和食なんだよね?う~ん、どうしたものか😖…ん(¬_¬)?』

目黒「こんな長い長芋、初めて見たわ😄」

まだ長芋を手に持ちながらマジマジと見ている蓮くん。

私「……。」

長芋のそばには“長芋と豚バラを炒めるだけ”と書いてあるソースらしき物が置いてある。

『これなら作れそうかも。』

1つ手に取ると、私は買い物カゴにソースを入れた。

私「蓮くん、その長芋もカゴに入れてくれる😊?」

目黒「え?長芋買うの😄?」

私「うん😊」

目黒「嬉しいな🎵俺、長芋大好きなんだよね(*^^*)❤️」

子供のような笑顔で笑う蓮くん。

『か、可愛い(* ´ ▽ ` *)❤️普通にしてるとクールで大人っぽく見えるのに、笑うと幼くなるとかギャップがヤバイわ😆💕』

目黒「何本買う😄?」

私「え😓?何本って、普通は1本じゃない?」

目黒「俺、1人で1本食べちゃうよ😄」

私「マジでッΣ(º□º;)!?」

目黒「マジで😄」

私「う~ん😖でも、1本で…その長芋、メチャメチャ長いし(¬△¬;)」

目黒「え~?足りるかな~😖?」

私「足りる!足りる!絶対に足りるから💦他にも何か作るし😅」

目黒「そうかなぁ~?他には何を作るの😄?」

私「他😓?他には、えっと…」

キョロキョロと周りを見回す私。

目黒「あッ!苺あるじゃん😆」

苺を見つけて走って行く蓮くん。

私「え😓?あ!ちょっ、蓮くんッΣ(º□º;)!?」

慌てて蓮くんを追い掛ける私。

目黒「あまりん!この苺食べた事ある?メチャメチャ甘くて美味しいんだよ(*^▽^*)」

子供のような無邪気な笑顔を浮かべながら苺を見せる蓮くん。

私「そうなんだ!私はまだ食べた事無いから食べてみたいかも😊」

目黒「買って良い😄?」

私「良いよ~🎵小さいから、2パックくらい買っとこうか😊」

目黒「ヨッシャー💪😆」

苺で喜ぶ蓮くんはメチャメチャ可愛くて全部のあまりんを買い占めたいくらいだった。

私「後は…三色丼にしようかな。」

目黒「三色丼?」

私「うん。鳥の照り焼きと鶏そぼろと炒り卵が乗ってる丼なんだけど…どうかな😖?」

目黒「食べたい(*^▽^*)❤️」

可愛い笑顔で即答する蓮くんに、私は心を撃ち抜かれた。

ズキューン=(>△<)⇒💓!

私「か、可愛い~(* ´ ▽ ` *)❤️」

目黒「え(・△・)?」

私「あ💧ううん!何でも無い。気にしないで😅💦」

目黒「(・_・)?」

『危ない×2💦つい、心の声が漏れてしまった…気を付けないと変なヤツだと思われる(¬▽¬;)』

私「じゃ、じゃあ三色丼の材料を買って帰ろっか😅」

目黒「そうだね😊」

私「あッ!蓮くん、見て見て!この蒲鉾めっちゃ可愛くない😄?」

動物のキャラクターが印刷されている蒲鉾を手に取ると、私は隣に居る蓮くんに見せる。

目黒「本当だ!可愛いね😊何の動物だろう?」

私「多分、豚さんじゃないかな😄?」

目黒「豚?豚っていうよりは猫っぽくない?」

私「猫?」

目黒「豚なら鼻を強調しそうだけど、これはあんまり鼻に特徴無いじゃん。」

私「あ~、確かに…じゃあこれは猫ちゃんか。蓮くんの観察眼は鋭いね~( ̄∇ ̄)✨」

感心する私に嬉しそうな笑顔を浮かべる蓮くん。

目黒「じゃあ、これは?何に見える😄?」

違う動物のキャラクターが印刷されている蒲鉾を手に取って私に見せる蓮くん。

私「え?何だろう?…キツネ(-"-)?蓮くんは?」

目黒「俺は馬かな。立て髪の感じとか馬っぽくない😄?」

私「馬ッΣ(º□º)!馬かぁ~!お馬さんは出てこなかったぁ~!言われてみればお馬さんだわ😣💦」

メチャメチャ悔しがる私。

目黒「フフフ(笑)。じゃあ、次はこれ😄」

違う動物のキャラクターが印刷されている蒲鉾を満面の笑みで見せる蓮くん。

私「これはまた難しそうなのを…」

目黒「難しかった?俺はすぐ分かったけどな~😄🎵」

私「本当にッΣ(º□º;)!?蓮くん、動物を見分ける天才じゃないッ!?」

目黒「天才って、大袈裟でしょ😄…それにしても、色んな種類があるな~。」

動物のキャラクターが印刷されている蒲鉾を色々と見始める蓮くん。

『蓮くん、小さい子供みたいで可愛いなぁ~❤️見た目はこんなにデッカイのに(*^∩^*)(笑)』

私「ん?…あッ!」

冷蔵コーナーに並んでいる茶碗蒸しが私の目に入る。

『茶碗蒸しあるじゃん😄え~っと…あ!これ、レンジでチンすれば食べれるやつだ✨これなら蓮くんに食べさせてあげられる❤️』

蓮くんが蒲鉾に夢中になっている間に、私は茶碗蒸しをカゴに入れた。

『蓮くん、喜んでくれると良いな(*^^*)❤️』

蓮くんがどんな反応をするかワクワクしながら会計を済ませ、私は蓮くんが待っている所へ走った。

私「蓮くん、お待たせ~👋😄」

目黒「😊✋」

私が名前を呼ぶと、蓮くんは優しい笑顔で手を上げてくれた。

目黒「荷物貸して😄✋」

私「有難う(*^^*)✨」

目黒「手伝わなくて大丈夫だった?」

私「大丈夫!大丈夫!少ししか買ってないから😄」

目黒「そっか。でも、次に買い物に行く時は袋に入れるのも手伝わせてね😊」

私「…うん(*^^*)❤️」

『蓮くん、優しいなぁ~🎵流石は高額レンタル彼氏(* ̄∇ ̄*)✨』

目黒「○○、手😊」

買い物袋を持っていない方の手を私に向かって伸ばす蓮くん。

私「え?手😓?」

目黒「繋ごう?家に着くまで😊」

私「あ…うん(*^^*)❤️」

差し出された手を握ると、私達は楽しく話をしながら家に帰った。

自宅のマンションに着くと、蓮くんには少しだけ待っててもらい慌てて掃除を済ませ玄関を開けた。

ガチャ🚪

私「お、お待たせ💦どうぞ😅」

目黒「お邪魔しま~す😄」

私「ここが洗面所で、うがいと手洗いしたらこのタオルを使ってね。蓮くんは水色のタオルだから😊」

目黒「分かった。有難う😄」

私「じゃあ私、買った物を冷蔵庫に入れてくるから手洗いとか終わったらリビングに来てね。ここを真っ直ぐ行ったらリビングだから😊」

目黒「了解😄」

蓮くんに言うと、私は買い物袋を持ってリビングに行く。

『あ~、緊張するなぁ~。あんなイケメンとこれから2人っきりとか大丈夫なんだろうか?もし死んだら、死因はイケメンにドキドキし過ぎて心臓破裂で死亡とかになるのかな?恥ずかし過ぎて死にそう(//∩∩//)💦…って、もう死んでるのか😅』

下らない事を考えながら冷蔵庫に買ってきた物を仕舞う私。

目黒「うがいと手洗い、終わったよ😄」

私「あ!じゃあ、ソファーに座って待っててくれる?テレビつけて良いから。リモコンは机の上ね😄」

目黒「は~い😄」

『良い返事(笑)!あ~、もう可愛いなぁ~(* ´ ▽ ` *)❤️顔はクール系なのに中身は可愛いとかマジでヤバイわ(* ̄∇ ̄*)💕恐るべし目黒蓮やね😌✨本当の彼氏だったらモテ過ぎて嫉妬の嵐で大変そう😅…まぁ、蓮くんは一途そうだから浮気の心配は無さそうだけど。』

チラッと蓮くんの方を見ると、蓮くんはニュース番組を見ている。

『ニュース番組なんか見るんだ。結構渋いな(-_-)』
※滅多にニュース番組を見ない人。

私「蓮くん!オレンジジュースと麦茶とリンゴジュース、どれが良い😄?」

目黒「オレンジジュース😄」

私「オレンジジュースね?了解~🎵」

オレンジジュースとリンゴジュースをコップに入れると、私は蓮くんの所へ歩いて行く。

私「はい、どうぞ😄」

蓮くんの前にオレンジジュースを置く私。

目黒「有難う😊✨」

私「…蓮くん、ニュース番組とか見るんだね。私、天気予報ぐらいしか見ないからビックリさしたよ😊」

目黒「昨日のワールドカップのやってたから。俺、サッカー大好きなんだよね😄」

私「ワールドカップ(・△・)?ああ!そう言えば何かテレビでやってたね。」

目黒「あれ?ワールドカップ見てないの?」

私「見てない😅私、サッカーのルールとかよく分かんないし💧」

目黒「ルールが分かんなくても、スポーツは見てるだけで充分楽しいと思うよ😊?」

私「そうかな~😖?」

目黒「そうだよ😄今日の夜もあるから一緒に見よう?見たら絶対面白いから😄🎵」

私「う~ん…まぁ、蓮くんが見たいなら他に見たい番組も無いから見るけど😖」

目黒「決まりね!じゃあ早速、夜のワールドカップに備えてルールを覚えてもらおうかな😄」

私「えッΣ( ̄□ ̄|||)!?何でッ😱!?さっき、ルールが分かんなくても見てるだけで楽しめるって言わなかった😨!?」

目黒「言ったけど、やっぱりルールを知って見た方が楽しさも倍増だから😄🎵」

私「蓮くんの嘘つき~😖」

目黒「大丈夫!大丈夫!分かりやすく教えるから😄」

私「そういう事じゃなくて…」

目黒「ノートと書く物ある?口だけで説明するよりも書いて説明した方が分かりやすいから😄」

『聞いてないし…(-▽-;)』

私「探してくるから、ちょっと待ってて💧」

ソファーから立ち上がると、私はノートとペンを取りに寝室へ向かった。

『蓮くんって、結構頑固かも…まぁ、良いけどさ(¬▽¬;)』

その後、日が暮れるまで私は【目黒蓮の分かりやすいサッカー講座】の講習を受ける羽目になった。

でも、蓮くんのサッカー講座は本当に分かりやすくて理解力の乏しい私でも理解する事が出来てビックリした。

蓮くんは本当にサッカーが大好きなんだな~。

蓮くんが好きな食べ物やスポーツを少しだけ知れて嬉しくなった。

蓮くんと一緒に居られる一週間の内に、蓮くんの事をもっとイッパイ知っていきたいな。

逢ってから少ししか経ってないけど、私は既にレンタル彼氏の目黒蓮くんの事が好きになり始めていた。


《続く》