《続き》

部屋でイライラしていると、ベッドの上に放置したスマホからLINEの通知音が鳴る。

私「LINE?誰からだろう?また目黒くんかな?」

スマホを手に取り見てみると、LINEを送ってきたのはラウールくんだった。

私「ラウールくん?何だろう(・_・)?」

スマホのLINEを開く私。

ラウール<今晩は!ラウールだよ😄>午後22:09

ラウール<めめと電話して聞いたんだけど、明日は2人で映画に行くんでしょ?めめにね、「良いな~。僕も行きたい😆!」って言ったら「絶対ダメ!」って却下された💧だから今、落ち込みラウールなの😖>午後22:10

私「あらら💧目黒くん、容赦ないな。ラウールくんも誘ってあげれば良いのに😅」

ラウール<でもね、今度の日曜日は一緒に駄菓子屋さん巡りする約束したから復活ラウールになった✊😆>午後22:12

私「復活早ッΣ(º□º)!」

思わずラウールくんからのLINEにツッコミを入れていたら、今度は電話が掛かってきた。

📱🎶~

私「おわッΣ( ̄□ ̄;)💓!?で、電話😓?」

いきなり鳴った着信音にビックリしつつも電話の相手を確認する私。

私「ラウールくん😓?…もしもし?」

取り合えず電話に出ると、スマホから元気イッパイなラウールくんの声が聞こえてくる。

ラウール「もしもし、○○ちゃん?ラウールだよ~😆🎵」

私「う、うん…知ってる。どうしたの😅?」

ラウール「明日のめめとのお出掛け、○○ちゃんはどんな服装で行くの😄?」

私「服装?何でそんな事を聞くの😓?」

ラウール「ん~、何となく?気になったから😄」

私「あ~、そう💧特に意味は無いのね(¬▽¬;)」

ラウール「それで?何を着ていくの😄?」

私「ん~、まだ決めて無くて😅」

ラウール「そうなの?じゃあ、ワンピースにしたら良いと思うよ😄」

私「ワンピース(・_・)?」

ラウール「うん。めめはワンピースが好きだから、着て行ったら喜ぶと思う😄」

私「ワンピースね~。」

ワンピースと聞いて、亮平くんとの会話が私の頭を過る。

阿部『ワンピース姿の○○ちゃんがあんまり可愛いから、目黒くんに見せたくなくて意地悪したんだ…ごめんね😊?』

私「……。」

『亮平くんに見せたワンピースとは違うワンピースなら良いかな?』

ラウール「○○ちゃん?」

私「ハッ😓!う、うん!分かった!明日はワンピースにするよ😅💦」

ラウール「うん。それが良いと思うよ😄」

私「話はそれだけ?」

ラウール「それだけ?って酷いな~😖まぁ、それだけだけどさ~。○○ちゃん、冷たくない😖?」

私「ご、ごめん💦悪気は無かったんだけど…只、今はちょっとイライラしてたから(¬▽¬;)」

ラウール「イライラ?○○ちゃんがイライラするなんて珍しいね。何があったの?良かったら話してみて?力になるよ😊」

私「…今ね、ウチに亮平くんと渡辺先輩が泊まりに来てて😖」

ラウール「亮平くんて、阿部先輩だよね?阿部先輩と渡辺先輩が○○ちゃん家に泊まり…なるほど!だから、めめの機嫌が悪かったのか😌」

一人納得するラウールくん。

私「え?目黒くん、機嫌悪いの😓?」

ラウール「うん!メチャメチャ機嫌悪い。笑えるほどに😁(笑)」

私「…体調でも悪いのかな?だったら、明日の映画はやめた方が良いよね😖」

ラウール「違う×2!体調悪いとかじゃないから💦寧ろ、明日の映画をやめた方が体調悪くなっちゃうよ😅💦」

私「そうなの😓?」

ラウール「そうだよ!だから、明日の映画は絶対にやめちゃ駄目だから!明日、めめが○○ちゃんと映画に行けなくなったら僕がめめに怒られちゃうよ😣💦」

私「そ、そっか。よく分かんないけど、明日の映画は行く事にするよ😅」

ラウール「うん、そうして!絶対にやめちゃ駄目だからね😤」

私「分かった😅」

ラウール「それで?阿部先輩と渡辺先輩が泊まりに来てて、何で○○ちゃんがイライラしてるの😊?」

私「あ、うん。それでね…私、亮平くんの事が好きなんだけど…」

ラウール「え"ッΣ( ̄□ ̄|||)!?す、好きッ!?○○ちゃん、阿部先輩の事が好きなのッ😱!?」

めちゃめちゃビックリするラウールくん。

私「あ、いや、好きって言っても憧れとか尊敬での好きなんだけど😅💦」

慌てて訂正する私。

ラウール「ああ、憧れね😅ビックリしたぁ~💦」

私「ビックリさせてごめんね💦私、言葉選び下手だから😅」

ラウール「確かに○○ちゃんは下手くそだよね~😄」

私「え…😓?」

『まさかの肯定ッΣ( ̄□ ̄|||)!?そこは嘘でも良いから否定してくれよ💧』

ラウール「…まぁ、薄々はそうなんだろうな~とは思ってたけどね😊」

私「え😓?」

ラウール「○○ちゃん、阿部先輩に好感持ってるんだろうな~って😊」

私「そうなの😓?」

ラウール「うん。ほら、入学式の日に○○ちゃんの家で阿部先輩に会ったでしょ?あの時にメチャメチャ阿部先輩の事を褒めてたし🎵好きでも無い人の良い所、普通はあんなにスラスラ出てこないもん😄」

私「うッΣ(// ̄□ ̄//)💓!た、確かに…(¬▽¬;)」

ラウール「…○○ちゃんさ、めめの良い所言える😊?」

私「目黒くんの良い所(・_・)?」

ラウール「うん。思いつく限り言ってみてよ😄」

私「目黒くんの良い所…え~っと、まずは顔がカッコイイ😆☝️」

ラウール「うん。それから😊?」

私「優しくて周りに気遣いが出来る。」

ラウール「うん。それからそれから😄?」

私「運動神経が良くてサッカーとダンスが上手い!」

ラウール「うん。後は😊?」

私「後は、えっと……あ!背が高くてスタイルが良い✊😆」

ラウール「後は😊?」

私「後😓?う~ん…今思いつくのはこのくらいかな😅?」

ラウール「そっか。僕はまだ言えるよ?めめの良い所😊一途な所でしょ?それから、男気がある所、頼りになる所、自分の意見をちゃんと持ってて相手にも伝えられる所、お洒落な所、面倒見が良い所、努力家な所…○○ちゃんはまだまだめめの事を知らないね😊」

少し低めのトーンで話すラウールくんに、私はちょっと怖くなった。

私「…ラウールくん、ちょっと怒ってる😓?」

ラウール「全然!怒ってないよ?至っていつも通りだけど…どうして😊?」

私「あ、いや…何か、機嫌が悪そうに聞こえたから😓」

ラウール「気のせいだよ😊じゃあ僕、お風呂入りに行かなきゃいけないから切るね😄」

私「あ、うん😓」

ラウール「…めめの事、傷つけるような事しないでね?」

私「え😓?」

ラウールくんがボソッと呟いた言葉に私は思わず聞き返したけど、次に聞こえたのは通話が切れた音だった。

プーップーッ📱

私「…ラウールくん?」

『今、「めめの事、傷つけるような事しないでね?」って言ったよね?どういう意味なんだろう😖?』

ラウールくんの言葉の意味を考え、暫くスマホを握り締めたまま立ち尽くす私。

私「…駄目だ!考えても分かんない😣💦」

諦めてスマホをベッドの上に放り投げる私。

私「何か、頭使ったら喉乾いちゃったな😖」

飲み物を飲みにリビングに行く私。

~リビング~

リビングでコップに入れた麦茶を飲んでいると、リビングのドアが開く音が聞こえた。

ガチャ🚪

誰が来たのか麦茶を飲みながらドアの方に目を向けると、首にタオルを巻いた上半身裸の渡辺先輩が入ってきた。

私「ブッ(>3<)!ゲホゲホ😣💦」

思わず麦茶を口から吹き出し、麦茶が気管に入って咳き込む私。

渡辺「うわッΣ( ̄□ ̄|||)!?おま、何やってんだよ💦」

慌てて私の所に駆け寄ってくると、私の背中を擦る渡辺先輩。

私「ゲホゲホっ(>△<)💦」

渡辺「大丈夫か?喉乾いたからって急いで飲んだりしたんだろ?バカだな~😖」

私「ち、違いますよ!渡辺先輩がそんな格好で入ってくるから(//>△<//)💢」

渡辺「何だ…風呂上がりの俺にドキドキしちゃっただけか😁」

私「いきなり上半身裸で入ってきたら動揺するでしょーが!っていうか、友達の家でそんな格好しないで下さいッ😣💢」

渡辺「だって、暑かったんだもん。仕方無いでしょ😌?」

私「悪びれも無く開き直った💧まぁ、渡辺先輩らしいと言えば渡辺先輩らしいけど(-"-)」

吹き出した麦茶を愚痴りながらウェットシートで拭き取る私。

渡辺「俺も喉渇いちゃったな~。俺にも麦茶チョーダイ✋😄✋」

両手を前に出して可愛く首を傾げておねだりする渡辺先輩。

私「ブリっ子しても可愛くないですよ(-△-)」

渡辺「嘘だぁ~!皆、可愛いって言うもんね~😁」

私「皆って誰ですか(¬△¬)?」

渡辺「皆って言ったら皆だよ。佐久間とか康二とか取り巻きの子達とか色々😁」

私「取り巻き…やっぱり渡辺先輩は只者じゃないみたいですね(-△-;)」

渡辺「そんな事より、早く俺にも麦茶😄」

そう言ってソファーに座る渡辺先輩。

私「はいはい、分かりましたよ(¬△¬)」

冷蔵庫から麦茶を取りにキッチンへ行く私。

私「全くワガママなんだから…こういう所は全然年上っぽくないわ😡💢」

ブツブツと文句を言いながら麦茶を出してコップに入れていると、リビングから渡辺先輩の声が聞こえてきた。

渡辺「…つーか、お前さ~。」

私「(・_・)?」

キッチンからリビングにヒョッコリと顔を出す私。

渡辺「あれだけ言ったのにまだ俺に敬語使うのな(¬△¬)」

私「あ~、そう言えば…でも、仕方無いですよ。やっぱり渡辺先輩は年上だし😊」

渡辺「年上って言ったって1歳しか違わないじゃん。ほぼ同い年みたいなもんでしょ(-"-)」

私「1歳しか違わなくても年上は年上ですから😌」

渡辺「…お前、何月生まれ?1年も離れて無かったら同い年だよ😊」

私「11月ですけど…渡辺先輩は?」

渡辺「…11月(-"-)」

私「年上ですね😄🎵」

渡辺「チッ(¬3¬)」

私「ドンマイ😁」

渡辺「…やっぱ、年齢の壁は厚いな。」

小さな声で寂しそうに呟く渡辺先輩。

私「…そんなに敬語が嫌なんですか(・_・)?」

麦茶が入ったコップを持って渡辺先輩の所に歩いて行く私。

渡辺「ヤダっ(-"-)!」

キッパリと言いきる渡辺先輩。

私「そんなにキッパリと…小さな子供みたいに言わないで下さいよ💧はい、麦茶😅」

コト🥛

麦茶が入ったコップを渡辺先輩の前の机に置くと、渡辺先輩が私の手をギュッと握る。

私「ッΣ(//・_・//)💓!?や、やだな~💦コップと私の手、間違えちゃったんですか?渡辺先輩って結構おっちょこちょいですね~😅💦」

手を握られてドキドキしているのがバレないように早口で喋る私。

渡辺「…間違えてないよ。」

私の手をギュッと握ったまま、真っ直ぐな目で私の目を見つめる渡辺先輩。

私「え…?」

渡辺「お前の手だって分かってて握ってるし。」

私「…な、何でですか😓?」

渡辺「握りたくなったから😊?」

そう言ってニッコリ笑う渡辺先輩。

私「握りたくなったからって…😓」

『どういう事ッ(//□//)!?渡辺先輩、私の反応を見てからかってる!?それとも、私の事を口説いてるの!?パニック😱💥パニック😱💥』

頭の中がパニック過ぎて今にもショートしそうになっていると、リビングのドアが開く音が聞こえた。

ガチャ🚪

辰哉「あ~、喉渇いたぁ~( ̄∇ ̄)」

私「ッΣ(//º□º//)💓!?」

辰哉お兄ちゃんの声が聞こえて心臓が飛び上がる私。

辰哉「ん?何だ、お前ら一緒に居…😄なッΣ( ̄□ ̄)!?」

私の手を渡辺先輩が握っている事に気付いて顔色がサッと変わる辰哉お兄ちゃん。

渡辺「あ💧ヤベっ(¬▽¬;)」

慌てて私の手を離す渡辺先輩。

辰哉「翔太ぁ~ッ!お前、何してんだぁ~ッ😠💢」

夜中の23時、深澤家に辰哉お兄ちゃんの怒声が響き渡った。

30分後…

渡辺「もう良くない?足痺れてきたんだけど…😖」

リビングのソファーの上で正座させられている渡辺先輩。

辰哉「いや、まだ駄目だ!翔太からは全然反省の色が見えない(-"-)💢」

渡辺「反省の色って、どんな色だよ(¬△¬;)」

辰哉お兄ちゃんに聞こえないくらいの小さな声で呟く渡辺先輩。

私「お兄ちゃん、もう許してあげてよ。渡辺先輩が可哀想だよ😖」

辰哉「甘い!甘過ぎるッ!翔太はなぁ~、こんなもんじゃ反省しないんだよッ😣💢」

渡辺「反省って、たかが手を握ったくらいで大袈裟なんだよ。手ぐらい幼稚園児でも繋ぐっつーの(¬△¬)」

辰哉「たかが手?お前の場合はここで反省させとかないと、益々調子に乗ってやる事がエスカレートするんだよ!だから今、手を繋ぐ時点で反省させとかないと危ねーんだよッ😣💢」

渡辺「俺、そんなに手早くねーし(-"-)💢」

辰哉「彼女とのファーストキスは何回目のデートでするんだよ(¬△¬)?」

渡辺「1回目😁☝️」

辰哉「早いじゃねーかッ😣💢」

私「…お兄ちゃんは、告白されて恋人同士になった時点でしたいって言ってたよね(¬△¬)?」

辰哉「ドキッΣ(-_-;)💓!」

思わず心臓を押さえる辰哉お兄ちゃん。

渡辺「お前の方が早いじゃねーか😡💢」

辰哉「~(¬3¬;)🎵」

口笛を吹いて聞こえないフリをする辰哉お兄ちゃん。

渡辺「誤魔化すな😡💢」

私「やれやれ😅」

苦笑いを浮かべる私。

ガチャ🚪

阿部「ふっかぁ~(・△・)?」

リビングのドアからヒョッコリと顔を出す亮平くん。

辰哉「あ!阿部ちゃん😄」

私「亮平くん(* ´ ▽ ` *)❤️」

渡辺「(-"-)💢」

私の嬉しそうな顔にムッとした顔を浮かべる渡辺先輩。

阿部「ここに居たんだ!なかなか戻って来ないから探しに来ちゃったよ😄…って、何で翔太は正座させられてるの😓?」

辰哉「翔太、自分の口から阿部ちゃんに説明して(-△-)」

渡辺「ヤダ(¬△¬)」

辰哉「なんだと~😡💢」

阿部「😓??」

首を傾げると、亮平くんは私を見る。

私「あ…😓えっと、渡辺先輩が私の手を握ってるのを辰哉お兄ちゃんが見ちゃって😅」

阿部「翔太が○○ちゃんの手を?なるほどね。それでふっかは怒ってるんだ😅」

私「はい💧お恥ずかしい事に😖」

辰哉「恥ずかしいってなんだ!俺の大事な大事な可愛い妹の手を得体の知れない馬の骨に握られたんだぞ!?怒って当たり前だろうがッ😣💢」

渡辺「得体の知れない馬の骨って、酷くない?流石に俺も傷つくんだけど(-"-)」

亮平くんを見ながら言う渡辺先輩。

阿部「確かに得体の知れない馬の骨は言い過ぎかな😅一応、ふっかの友達で知ってる人ではあるし…」

渡辺「阿部~、そういうんじゃないんだよ😖俺が言いたいのは-」

辰哉「まぁ、確かにちょっと言い過ぎだったかもな😌」

渡辺先輩の声を遮って喋る辰哉お兄ちゃん。

渡辺「って、聞けよッ😣💢」

辰哉「良し!手が早い欲望の塊に変更しよう😁☝️」

渡辺「もっと酷くなったわ😣💢」

阿部「アハハ😅…所で、何で床じゃなくてソファーの上で正座してるの?」

辰哉「床だと痛いべ(・_・)」

阿部「そこは優しいんだ😅」

渡辺「そんな気遣いいらねーから早く解放してくれよ💧風呂上がりで眠いんだから😖」

辰哉「いや、まだ駄目だね。最低でも後30分は反省してもらわないと😌」

渡辺「30分ッΣ( ̄□ ̄|||)!?マジかよ😨」

阿部「鬼だね😅」

私「お兄ちゃんッ😡💢もう、いい加減に…え?亮平くん😓?」

辰哉お兄ちゃんに注意しようとした私の腕を人差し指で突っつく亮平くん。

阿部「長くなりそうだし、俺達は部屋に戻ろう?明日、早いんでしょ😊?」

私「で、でも、渡辺先輩が…😓」

阿部「翔太なら心配しなくても大丈夫だよ。正座を1時間したくらいで死んだりしないから😊」

私「それはそうですけど…😖」

チラッと横目で渡辺先輩を見る私。

阿部「…そんなに翔太が心配?」

私「え😓?いえ…別に、そういう訳では…😖」

阿部「○○ちゃんにはあんまり翔太の事を気に掛けて欲しくないな😌」

私「え?」

阿部「俺が嫉妬しちゃうから😊」

そう言ってニッコリ笑う亮平くん。

私「…(・△・)。エェ~っΣ(//º□º//)!?」

深澤家に響き渡る私の絶叫。

辰哉「おわッΣ( ̄□ ̄|||)💓!?な、何だ!何だ!?何があったんだ😨!?」

ビックリしてアワアワする辰哉お兄ちゃん。

渡辺「(・_・)?」

阿部「じゃあ、俺は部屋に戻るね。おやすみ😄❤️」

優しく笑うと、亮平くんは辰哉お兄ちゃんの部屋に戻って行く。

私「お、おやすみなさい(//△//)💓」

自分の顔が熱くなるのを感じながら亮平くんに挨拶を返す私。

亮平くんの姿が見えなくなると、全身から力が抜けて私はその場に座り込んだ。

私「嫉妬しちゃうからって…亮平くん、やっぱり私の事を?……キャーっ(//>▽<//)!」

まだ亮平くんの口から好きだと言われた訳ではないのに感激してハシャグ私。

辰哉「○、○○😓?どうした?何か悪い物でも食ったのか😖?」

渡辺「……。」

喜ぶ私を見ると、渡辺先輩は哀し気な顔で俯く。

渡辺「やっぱ、阿部が好きなのか😖」

小さな声で呟いた渡辺先輩の声は、渡辺先輩の耳以外に届く事は無かった。


《続く》