今日、6月27日はSnow Manの愛すべき末っ子天使👼ラウールくんの祝20歳の誕生日🎂


ラウールくん、お誕生日おめでとうッ😆🎉


これからもずっと可愛いラウールくんで居てね🤍




眩しい光の中に小さな男の子がいる。


影になっていて顔は見えない。

男の子「10年後、必ず迎えに来るから…それまで待っててくれる?」

私「10年後?」

男の子「うん、10年後。僕と○○ちゃんが20歳になってる頃だね。」

私「20歳かぁ~。まだまだ先の事だね。」

男の子「先の事だから、忘れないようにメモしておいて。10年後の今日、この場所でまた逢おう?その時に僕、○○ちゃんに言わなきゃいけない事があるから…」

私「言わなきゃいけない事?今じゃ駄目なの?」

男の子「うん。今はまだ駄目…10年後じゃないと駄目なんだ。」

私「…分かんないけど、分かった!10年後の今日、私はこの場所に来れば良いんだよね?」

男の子「うん、そう。必ず来てね?待ってるから…」

そう言って彼の姿は光に包まれて消えてしまった。


~📱🎶

私がゆっくりと目を開けると、

スマホのアラーム🔔が鳴っている。

私「…夢?」

スマホのアラームを止めてゆっくりと起き上がると

私は壁に掛けてあるカレンダーを見た。

カレンダーの今日の日付けには☆マークが付いている。

私「今日が約束の日か…ラウールくん、ちゃんと来てくれるかな?」

~リビング~

歯磨きをして顔を洗うと、私は今日の為に用意したワンピースに着替えた。

私「う~ん…大丈夫かなぁ~😖?自分じゃ分かんないな💧」

ピーンポーン🔔

玄関のインターホンが鳴り、画面を確認すると私とラウールくんの幼馴染みの目黒蓮くんだった。

私「今、開けるね😄」

ガチャ🚪

玄関のドアを開けると、蓮くんが爽やかな笑顔で立っている。



目黒「よっ😄✋」

私「いらっしゃい😄上がって×2!」

目黒「お邪魔しま~す😄」

蓮くんを家に招き入れると、私は着ている服を蓮くんに見てもらった。

私「このワンピースどうかな?変じゃない😖?」

目黒「変じゃないよ。凄い似合ってる😊」

私「本当?良かったぁ~(* ´ ▽ ` *)✨」

目黒「今日だっけ?ラウールが帰国するの。」

私「うん。約束した日から10年も経ってるから、ラウールくんが覚えてるか心配だけど…」

目黒「ラウールがあっちに行ってから連絡とったりしてなかったんだっけ?」

私「うん。頑張ってるラウールくんの邪魔したくなかったから…😖」

目黒「邪魔?」

私「声聞いたら逢いたくなっちゃうでしょ?手紙とかメールでもそう。私が『寂しい』とか書いたらラウールくん、優しいから私の為にこっちに帰って来ちゃうかもしれないし…」

目黒「確かにラウールならそうしちゃってたかもね。ラウールも○○と同じで寂しがり屋だし😌」

私「でしょ?私、うっかりして何言うか分からないからさ~。だったら、最初から連絡取らなければ良いやと思って…決心が揺るがないように殆どスマホの電源切ってたもん😤」

目黒「お陰で○○に連絡したい時は家に掛けなきゃいけなくて毎回大変だったけどね。○○の家に掛けると、絶対○○じゃない人が最初に出るから緊張すんだよな💧」

私「それはごめん(¬▽¬;)」

目黒「でもまぁ、ラウールは忘れたりしてないと思うよ😊?」

私「そうかな~😖?」

目黒「そうだよ。ラウール、絶対○○に逢えるの楽しみにしてたはずだから必ず来ると思うよ。アイツ、お前の事メチャメチャ好きだし😊」

私「そうだよね(*^^*)❤️」

目黒「惚気やがった(¬△¬;)💢」

私「そうだ!今からご飯作るけど、蓮くんも食べる😄?」

目黒「良いの?」

私「良いよ~🎵一人分より二人分の方が作りやすいし😄」

目黒「じゃあ、お願いしようかな😊」

私「了解🎵カルボナーラで良い😄?」

目黒「うん😊」

私「出来るまでテレビ見て待ってて!」

目黒「分かった😊」

お昼ご飯を作りにキッチンに走って行く私。

目黒「本当は昼飯食べてきたばっかりだけど…アイツの手料理を食べられるのも最後になりそうだしな😌」

寂しそうに呟くと、蓮くんはリビングのテレビをつける。

そして私達は昼食を食べ終えると、

アルバムを見ながら昔話をして盛り上がった。

私「この頃のラウールくん、女の子みたいで可愛かったよね~😄🎵」

目黒「本当に女子だと思われて、しょっちゅう男子に告られてたしな😄」

私「そうそう!で、蓮くんといつも一緒に居たから美男美女カップルって言われてたしね~😄❤️」

目黒「それは忘れて(¬▽¬;)」

私「何で?可愛い想い出じゃん😁」

目黒「あの時は『蓮くんにラウールくんを取られた~😭』って、大泣きする○○を泣き止ませるの大変だったんだよな~😖」

私「うッΣ(// ̄△ ̄//)💓!そ、そんな事もあったかな?全然覚えてないけど…(¬▽¬;)」

目黒「覚えてねーのかよ!?あんなに苦労して泣き止ませたのに😖」

私「ごめん😅」

目黒「別に良いけど(¬△¬)」

私「…あッ!そろそろ約束の時間だから行ってくるね😄」

目黒「一人で大丈夫?途中まで一緒に行こうか?」

私「大丈夫ッ!そんなに遠くないし。じゃあ、行ってきます👋😄」

目黒「あ…○○ッ!」

私「ん?何(・△・)?」

目黒「もし、ラウールが来なかったら…その時は俺の彼女になる事も視野に入れておいてね😊」

私「…うん、分かった😊じゃ、行ってきます👋😄」

目黒「いってらっしゃい👋😊」

蓮くんに見送られながら、私はラウールくんとの約束の場所へ向かった。


【目黒 Side】

📱🎶~

スマホが鳴り見てみると、

ラウールからLINEが来ていた。

ラウール《今、到着したよ😄明日は久々に3人で会えるかな?めめに会えるの楽しみにしてるから予定空けておいてね🎵》午後14:20

俺「ハァ~💧やっぱ来るよな…ラウールだもん。結局、○○の気持ちは変わらなかったか。俺も相当だけど、アイツも本当に一途だよなぁ~。もっと頑張れば何か変わったかな?…ま、いっか。アイツらが幸せなら😌」

小さな声で寂しげに呟くと、

俺はラウールにLINEを返し

スマホをポケットにしまって自分の家に帰った。

蓮《お帰り。俺も会うの楽しみにしてる。明日は何時でも大丈夫だから、時間が決まったら教えて。○○の事、大切にしろよ!》午後14:22


~約束の場所~

想い出の丘がある場所に着くと、私は自分が住んでいる街を見下ろす。

私「だいぶ変わっちゃったなぁ~。あれから10年だもんね。変わって当たり前か…何か寂しいな😖」

昔と変わってしまった街並みを眺めながら寂しく思っていると、急に後ろから伸びてきた腕が私の身体を優しく包み込んだ。

ギュッ

私「ッΣ(・_・;)💓!?」

??「ただいま。」

耳元から聴こえる少し低くなった声に鼓動が早くなっていく。

私「…ラウールくん?」

ラウール「うん。久し振りだね。忘れないで来てくれて有難う。凄い嬉しいよ😌」

私「忘れるわけないよ。ラウールくんとの大切な約束だもん。」

後ろから私を抱きしめる長い腕に触れると、私はそっと頬を寄せた。

私「ずっと逢いたかった😌」

ラウール「僕も…寂し過ぎて死んじゃうかと思ったよ。でも、死んじゃったら逢えなくなるから頑張って耐えてた。○○ちゃんの写真見ながらね😊」

私「寂し過ぎて死んじゃうなんて、ウサギさんみたいだね(*^^*)」

ラウール「僕はウサギさんより可愛いけどね😄🎵」

私「フフフ(笑)。そうだね(*^^*)」

ラウール「…このワンピースの色、あの時と同じだね。だから、顔見なくてもすぐ分かったよ。あ!○○ちゃんだって😄」

私「やっぱり覚えててくれたんだ!ラウールくんなら覚えててくれるかな~とは思ってたけど…すぐ分かってくれて嬉しいな(*^^*)❤️」

ラウール「…ね、こっち向いて?久し振りに○○ちゃんの顔が見たい😊」

私「…うん。」

久々過ぎて顔を合わせるのが恥ずかしい気持ちを押さえて振り返ると、私の背後には背の高いスラッとしたスーツ姿の男の人が立っていた。

ラウール「やっと顔が見れた!本物の○○ちゃんだ😄❤️」

私の顔を見て嬉しそうに笑うラウールくん。

ラウール「改めて…ただいま!約束通り迎えに来たよ😊」

私「あ…お帰りなさい。…本当にラウールくん、なんだよね(-"-;)?」

ラウール「ラウールだよ😊…え😓?もしかして、僕の顔を忘れちゃった😖?」

私「忘れてない!忘れてない✋😣✋只…メチャメチャ背が高くなってるし、顔も大人っぽくなってるから別人みたいで…何か、どっかの国の王子様みたいに見えてビックリしちゃって😅💦」

ラウール「あ~、確かに身長は伸びたかも。」

私「今、何cmあるの😓?」

ラウール「この間、身長測ったら192cmだったかな😄」

私「192cmッΣ( ̄□ ̄;)!?凄ッ!」

ラウール「背が伸びたのは嬉しいんだけど、困る事もあるんだよね~。」

私「困る事?」

私の前で屈み込むラウールくん。


ラウール「キスする時、しゃがまないと出来ないから。」

そう言ってラウールくんは、上目遣いで私の目をジッと覗き込む。

私「ッΣ(//・_・//)💓!」

間近で見ると、本当にラウールくんはキレイな顔をしていて私は彼の目に吸い込まれそうになった。

ラウール「僕の気持ちは10年前と全然変わってないよ。逢えなかった時もずっと○○ちゃんの事を考えてた。元気にしてるかな?ちゃんと笑えてるかな?って…」

私「私も…ずっとラウールくんの事ばっかり考えてた。勉強頑張ってるかな?皆と仲良く出来てるかな?って。だから、ラウールくんも私の事を考えててくれて嬉しかった。」

ラウール「○○ちゃんの事を忘れた事なんて、1分1秒も無いよ。○○ちゃんの事大好きだもん。」

私「ラウールくん…(*・_・*)」

ラウール「僕は、今も変わらず○○ちゃんの事が大好きだよ😊だから…」

私の前に片膝を着くと、右手を差し出すラウールくん。

ラウール「○○ちゃんも僕の事を好きでいてくれてるなら、僕と結婚して下さい😄✋」

ラウールくんの手を取ると、私はニッコリと笑って頷く。

私「…はい。宜しくお願いします(*^▽^*)❤️」

ラウール「やったぁ~!ガッツポーズ💪😆」

私「アハハハ(笑)!ラウールくんの喜び方、昔と全然変わってないね😆」

ラウール「(*^^*)❤️」

チュッ💋

私「ッΣ(//º∩º//)💓!?」

ビックリして口を両手で押さえる私。

ラウール「あんまり笑顔が可愛いからチューしちゃった(*^▽^*)🎵」

無邪気に笑いながら言うラウールくん。

私「…ラウールくん、外国に行ってからスキンシップ激しくなってない(//-"-//)?さっきもいきなりバックハグしてきたし💧」

ラウール「そんな事ないよ?ずっと触りたかったけど、めめが居たから我慢してただけ😊」

私「(-"-)?蓮くんが居るとスキンシップ出来ないの?」

ラウール「うん😊」

私「何で😖?」

ラウール「何でも!そんな事より…」

勢い良く立ち上がるラウールくん。

ラウール「逢えなかった10年間、これから一緒に埋めて行こうね😄」

私「…うん(*^▽^*)❤️」

ラウール「これから指輪買いに行く😄?」

私「えッΣ( ̄□ ̄;)!?もう?早くない😓?」

ラウール「早くないよ。だって僕達、もう婚約したんだよ?普通はプロポーズする時に渡すんだから遅いくらいだよ😄」

私「あ、そっか。そう言えばそうだったね。初めてだから分かんなかったわ😖」

ラウール「本当は指輪を渡しながら言いたかったんだけど、一緒に選んだ物をプレゼントしたかったからさ😄」

私「…うん(*^^*)」

ラウール「どんな指輪が良い?やっぱ、○○はダイヤより誕生石の方が良いかな?」

私「うん!私、自分の誕生石が大好きだから誕生石が良いな(*^▽^*)❤️」

ラウール「じゃあ、早速買いに行こう🎵売り切れたら大変だから走って行く😄?」

私「婚約指輪が売り切れるなんて聞いた事ないから大丈夫だよ😅」

ラウール「僕は心配なの!早く欲しいし😣💦」

私「仕方無いな~😖じゃあ、あの坂道までだけなら走っても良いよ?」

ラウール「本当?じゃあ、あの坂道まで😄✋」

そう行って私に左手を差し伸べるラウールくん。

ラウールくんの手を笑顔で握ると、私達は坂道まで走り出す。

大好きなラウールくんと一緒なら、

これからどんな困難が待っていても2人で乗り越えられる。

10年間も離れてたのに

気持ちはずっと離れなかった私達だから絶対大丈夫だよね🍀

ラウールくん、

これからも末長く宜しくね✨


ラウール「遅ッ!○○ちゃん、体力落ちた😓?」

私「ほっといて😡💢」

ケンカは程々にしていきたいな💧


💍END💍