※ずっと放置してた蓮くんの過去作の短編なんですが、完結させたいので続きを書き中✏️
ある日、散歩をしながら歩いていると
レンタル彼氏という変わったモノを
販売している自販機を見つけた💡
私「何これ?レンタル彼氏?彼氏がレンタル出来るの?面白そう😆早速試してみよ~っと🎵」
少し気味悪い上に怖さもあったけど、好奇心が勝ってしまった私はレンタル彼氏を試してみる事にした。
私「誰が良いかな😊?」
自販機には色んな男の子の写真が並んでいて、写真の下にはフルネームが書いてある。
私は目黒蓮くんを彼氏にレンタルする事にした✨
私「いくらだろう?一十百……えッΣ( ̄□ ̄|||)!?きゅ、9百万😱!?」
目黒蓮くんのレンタル料金表を見てみると、めっちゃ高い料金だった。
私「こんなんレンタル出来るのはセレブだけだよ(―△―;)」
諦めて帰ろうとすると、目黒蓮くんの所のボタンが点滅している事に気付いた。
私「あれ?何でここ、点滅してるんだろう?」
不思議に思いつつも、私は気付いたらボタンを押していた。
ピーっ
自販機の声「お買い上げありがとうございました。」
私「えッΣ( ̄□ ̄;)!?お買い上げ!?私、お金入れてないのに何でッ😱!?」
動揺してパニクる私。
コツコツ👞
私「ん?」
背後から足音が聞こえて振り返ると、目黒蓮くんが立っていた。
私「えッΣ(// ̄□ ̄//)💓!?本物ッ!?」
目黒「初めまして。目黒蓮です。レンタル有難うございます。一週間宜しくお願いします😊✨」
私の目を見て笑顔で話す目黒蓮くん。
『おぉ~!写真もイケメンだったけど、実物はメチャメチャやばいッ😆💕キラキラし過ぎて眩しくて直視出来ないわ💦って、ん?今…』
私「え?今、一週間って言いました😓?」
目黒「言いましたけど…それがどうかしました?」
私「どうかしました?って、レンタル期間が一週間なんてどこにも書いてないんだけど😓」
目黒「ここにちゃんと書いてありますよ。ほら、ここ!よ~く見て😄」
自販機を指差す目黒くんの指先を見てみると、
※期間は一週間で、料金は一週間分の代金になります。
と、赤文字でちゃんと表記されていた。
私「あ…本当だ!じゃあ、9百万っていうのは目黒蓮くんの一週間分のレンタル料金なんだ😓」
目黒「そういう事です😊」
私「なるほどね。道理で高いと…いや、一週間分でも充分に高いんだけどね(¬▽¬;)」
目黒「俺、いや、僕、この料金以上に満足させる自信ありますよ😊🎵」
私「目黒くんをレンタル彼氏にしたら、9百万円以上の価値があるって事?」
目黒「そうです。絶対に損はしないと思いますよ😊」
私「う~ん😖」
目黒「ま、口で言っても信じてもらえなさそうなんで取り合えず行きましょうか😊」
そう言って歩き始める目黒くん。
私「……。」
私はその場に立ち止まったまま動かず。
私「行くって、どこに😓?」
目黒「決まってるでしょ?今日から僕が泊まらせてもらう貴女のお家ですよ😊」
私「…え😓?エェ~っΣ( ̄□ ̄|||)!?私の家~ッ😱!?」
目黒「はい。早く行きましょう😊」
私「ちょ、ちょっと待って!家に泊まるなんて無理だよ😣💦私、一人暮らしなんだよ!?」
目黒「一人暮らしの方が僕としては楽で良いです。他の方に気を遣わずに済むので😊」
私「いやいや、アナタが良くても私が困るんだよ(―△―;)」
目黒「困る?何でですか?」
私「困るでしょ😣💦だって、一人暮らしの女の人の家に知らない男の人が泊まるんだよ?」
目黒「これから僕の事を知っていけば問題無いです😊」
私「そうじゃなくて!彼氏でも無い男の人を泊めるわけにはいかないって、言ってるの😣💦」
目黒「だったら問題無いですね。僕、彼氏ですから😊」
私「え(・△・)?」
目黒「レンタル彼氏。だって、僕を彼氏としてレンタルしてくれたでしょ?だから、今の僕は貴女の彼氏です😊」
私「…ああッ!そう言えばそうだった💦スッカリ忘れてたわ😅」
目黒「問題も解決したし、早くお家に行きましょう🎵お腹空いたし😊」
私「お腹空いたの?だったら、どこかで食べていこうよ。今、冷蔵庫に大した物入って無いし…」
お願いするような顔で私の目を見つめる目黒蓮くん。
私「うッΣ(// ̄△ ̄//)💓!」
『か、可愛い😆💕こんな顔で言われたら作ってあげたいけど、私…料理めっちゃ苦手なんだよな~(¬▽¬;)』
目黒「駄目ですか😖?」
私「だ、駄目じゃない!駄目じゃない!ただ…」
目黒「ただ?」
私「手料理は夜に作るから、今はファミレスで食べない?その、材料も無いし…買い物して帰ってから作るとなると凄く時間がかかっちゃうし😅」
目黒「…分かりました。じゃあ、今はファミレスで食べましょう😊」
目黒くんが納得してくれてホッとする私。
目黒「夜ご飯、楽しみにしてますね😊」
私「う、うん😅💦」
『ど、どうしよう!?何を作れば良いの~ッ😱!?』
何を作れば良いか必死に考えながら歩いていると、いきなり目黒くんに手を握られた。
私「わッΣ(//°□°//)💓!?な、何ッ!?」
ビックリした私は慌てて手を引っ込める。
私「いや、別に嫌なわけじゃないけど…いきなりだったからビックリして(//△//)💦」
目黒「ああ、確かにいきなり手を握ったらビックリしますよね…すみません😖💦」
申し訳無さそうに謝る目黒くん。
私「ああ、そんな謝んなくて良いよ💦嫌なわけじゃないんだから✋😅✋」
目黒「今度からはちゃんと断ってからしますね😊」
私「うん。そうしてくれると有難いかな😊」
目黒「じゃあ、改めて…手繋ぎましょう😊?」
そう言って私に左手を差し出す目黒くん。
私「…うん(*^▽^*)❤️」
目黒くんの手を握ると、目黒くんは不思議そうな顔をした。
目黒「手の握り方、違くない?」
私「え😓?」
私が聞き返すと、目黒くんは一度手を離してから恋人繋ぎに手を繋ぎ直す。
目黒「普通、恋人同士ならこうでしょ😊🎵」
『恋人同士…(//・△・//)💓』
恋人同士という言葉に嬉しくなる私。
私「そう、だね(////)」
私「あ、タメ口で良いよ!っていうか、むしろタメ口にして欲しい✨プライベートでまで敬語とか使いたくないし、聞きたくもないから😄」
目黒「…そんなに敬語嫌いなの😓?まぁ、タメ口が希望ならタメ口にするけど…」
私「敬語が嫌いっていうか、苦手なんだよね💧敬語って結構使い方が難しいし(¬▽¬;)」
目黒「そうかな~?つーか、今気付いたんだけど名前聞いて無かったね。君の名前を教えてくれる😊?」
私「あ、そう言えばそうだね。私の名前は○○です。呼び方は好きなように呼んでくれて良いよ😄」
目黒「じゃあ、○○で!俺の事も蓮で良いよ😊」
私「蓮…くんて呼んで良いかな😅?」
呼び捨てで呼ぼうとしたけど恥ずかしくなり、くん付けで呼ぶ事にした私。
目黒「勿論良いよ。○○が呼びやすい呼び方で😊」
私「では、蓮くんでお願いします(*^^*)」
呼び方で話しているとすぐにファミレスに到着した。
ファミレスに入ると、背が高くてイケメンな蓮くんは注目の的だった。
「見て見て!あの男の人、超イケメン😆💕」
「芸能人かな~?写真撮りた~い😆💕」
周りから聞こえてくる女の子達の声に恥ずかしくなり俯く私。
『なんか蓮くん、メチャメチャ目立ってない?まぁ、こんだけイケメンなら目立っても仕方無いか(¬▽¬;)』
目黒「空いてて良かったね😊」
私「う、うん。そうだね😅💦」
『蓮くんは周りの視線とか気にならないのかな?気付いてないだけ(¬▽¬;)?いや、いつもの事だから慣れてるだけなのかも💧』
目黒「…○○?」
私「へ😓?」
私「あ…ううん、何でもないよ💦ちょっと考え事してただけだから😅」
目黒「考え事?なんか悩んでる事とかあるなら言ってね?俺、何でも相談にのるから😊」
私「…うん。ありがとう(*^^*)」
『蓮くん、お仕事とは言え優しいな~(* ´ ▽ ` *)❤️カッコいいし優しいし、本当の彼氏になって欲しいわ✨』
目黒「何食べる?俺、グラタンとホットサンドが良いな😄」
メニューを見ながら言う蓮くん。
私「えッ!?もう決まったの?早いね😓」
目黒「俺、B型なんで😊」
私「あ…そうなんだ😅」
『B型って、マイペースだから普通は決めるの遅いんじゃ…(―▽―;)』
目黒「○○の好きな食べ物は何?」
私「え?いきなり何😓?」
目黒「好きな食べ物がメニューにあるなら、それを頼めば良いんじゃないかと思って😊」
私「好きな食べ物は、生姜焼きとかハンバーグとかドリアとかラーメンとか色々あるけど…」
私が言うと、パラパラとメニューを捲る蓮くん。
目黒「これは?和風ハンバーグ😊」
私「美味しそうだけど、私には多過ぎるかな😅」
私「うん😖」
目黒「そうなんだ。でも、量が心配なら大丈夫だよ。俺、結構食べる方だから○○が食べきれなくて残しても俺が食べるし😊」
私「本当?じゃあ、和風ハンバーグにしようかな😄」
目黒「そうしなよ。飲み物はどうする?ドリンクバーが良いかな?」
私「そうだね。ドリンクバーなら色々飲めるしね😊」
目黒「OK!…すみませ~ん😄✋」
片手を上げて店員さんを呼ぶ蓮くん。
私「え😓?ちょ、蓮くん💦わざわざ呼ばなくてもボタンを押せば良いんだよ😅」
目黒「あ…そっか💦ウッカリしてたわ😅」
『蓮くんてもしかして、おっちょこちょい?可愛いけど❤️』
ボタンを押す事なく店員さんが来てくれたので、蓮くんがメニューを頼んでくれた。
なんとなくだけど、蓮くんから注文を受ける女性店員さんの顔が嬉しそうに見えるのは私の気のせいだろうか?
『蓮くんは話す時に相手の目を真っ直ぐに見ながら話すから、話し相手が女性だとなんかモヤモヤする。これはヤキモチなのかな😖?』
私「私って独占欲強すぎ💧蓮くんは本当の彼氏じゃないのに…😖」
ボソッと独り言を呟く私。
目黒「○○!」
私「は、はいッΣ( ̄□ ̄;)!?」
目黒「ドリンクバー取りに行こう😄?」
私「う、うん😅」
『ビックリした…ちょっと寿命が縮んだかも(¬▽¬;)💓』
ドキドキと煩く鼓動を打つ心臓を押さえる私。
~ドリンクバー~
コップを手に取ると、コーヒーの前に立つ蓮くん。
目黒「俺はアイスコーヒーにしようかな。」
私「コーヒー?蓮くんは大人だね~!私、コーヒー飲めないから尊敬するわ(* ̄▽ ̄*)✨」
目黒「お子ちゃまだな😁」
私「ムッ💢牛乳と砂糖を入れれば飲めるけどね😤」
目黒「牛乳と砂糖入れなきゃ飲めない時点でお子ちゃまに代わりないけどね😌」
私「ム~ッ😡💢」
目黒「怒んない×2😊🎵」
私の頭をポンポンと優しく叩く蓮くん。
私「ッΣ(// ̄□ ̄//)💓!?」
『これは!恋愛ドラマや少女漫画でよく見る頭ポンポン✨夢にまで見た頭ポンポンを自分が体験する日が来るとは…しかも!こんなイケメンからとか幸せ過ぎる(* ̄∇ ̄*)❤️私、今日死ぬんかな?』
目黒「ほら、○○!ボーっとしてないで、○○も早く飲み物入れなよ。早く席戻ろう😊?」
私「あ!うん😅💦」
蓮くんに言われ、私はオレンジジュースを入れて蓮くんと席に戻った。
《続く?》