テストで赤点を取ってしまい、
今日の放課後は教室に残って
英語の補習中。
~教室~
櫻井先生は用事で呼び出され、今は教室には渡辺翔太くん・私・目黒蓮くん・佐久間大介くんしか居ない。
『う~ん…サッパリ分からない(―”―;)』
問題用紙を前に頭を抱えて悩む私。
目黒「あ~、早く帰りて~。○○~、まだ出来ねーのかよ(¬△¬)」
私「私を当てにしないでよ!っていうか、そんな簡単に分かったら今ここに居ないからッ😣💢」
渡辺「そうだぞ、めめ~!この中で○○が一番バカなんだから😄」
私「翔太くん!うるさいよッ😣💢」
目黒「○○の声が一番うるさいよ(―△―)」
渡辺「言えてる~😆」
私「ムカつく~ッ😣💢…所で、何で涼太くんは居ないの?涼太くんも英語苦手だったよね😖?」
渡辺「涼太は30点だったから、ギリで補習から逃げた。」
目黒「舘さん、こういう所何気にスゲーよな😊」
渡辺「俺と1点しか変わらないのに、天と地ほどの差があるよ😖」
私「翔太くん、要領悪そうだもんね~😌」
渡辺「放っといて😡💢」
ガラッ🚪
勢い良く教室のドアが開き、松本先生が顔を出す。
松本「お前らうるせーぞ!補習なら静かにやれ😠💢」
バタンっ🚪
怒鳴るだけ怒鳴ってドアを閉めて立ち去る松本先生。
私「怖~💧もう!蓮くんと翔太くんのせいで怒られたじゃんッ😣💢」
目黒「俺らのせいにすんなよ😡💢○○の声がデカイから怒られたんだろ?」
私「うッΣ( ̄□ ̄;)!それはまぁ、そうだけど…」
渡辺「なぁ×2!松本先生、女にフラれたから機嫌悪いのかな😄?」
目黒「かもな~😌」
私「え~?松本先生、フラれるかな?顔はカッコイイよ😖?」
目黒「バっカ!顔だけだからフラれんだよ。」
私「ああ!蓮くんみたいに顔だけ良くても性格がひん曲がってたら駄目だもんね😁🎵」
目黒「💢」
ガタッ
席を立つ蓮くんから逃げて大介くんに隠れる私。
目黒「お前、ちょっとこっち来いよ(―”―)」
私「や~だよ~だ😝」
渡辺「佐久間、めっちゃ真面目にやってんじゃん。熱でもあるんじゃねーの😄?」
ガラッ🚪
再び教室のドアが開き、ズカズカと松本先生が教室に入ってくると日誌で私と蓮くんと翔太くんの頭を叩いていく。
ベシッ×3!
私&目黒&渡辺「痛ッ😣!」
松本「フラれてねーから!俺の機嫌が悪いのは寝不足でイライラするだけ…分かったら黙って補習してろ💢」
バタンっ🚪
数秒してから再び教室のドアが静かに開き、松本先生がヌッと顔を出す。。
ガラ🚪
私&目黒&渡辺「ビクッΣ( ̄□ ̄;)!?」
松本「次騒いだら…殺す😠💢」
パタン🚪
静かに呟くとドアをゆっくり閉めて去って行く松本先生。
私「…松本先生、怖過ぎだよ😨」
渡辺「痛て~💧何で俺まで殴られんだよ~😖」
目黒「しょっぴーが元凶だからだよ(¬△¬)」
渡辺「えぇ~ッΣ( ̄□ ̄;)!俺のせい!?」
ガターンっ
廊下から響く騒音。
私&目黒&渡辺「ひッ😱💥」
二宮「誰だよッ!今、デカイ音立てたの!ビックリして死んじまっただろッ😣💢」
教頭「二宮先生!アナタ又、就業時間中にゲームしてましたね💢あれほど就業時間中は駄目だって注意したのに!いい加減にしないと給料から引きますよッ😠💢」
二宮「えぇ~ッΣ( ̄□ ̄|||)!ちょっと待って下さいよ!ガチャやり過ぎたから給料減るのは困るんですけど😣💦」
廊下から聞こえる二宮先生と教頭先生の声。
私「…二宮先生、また教頭に怒られてる(―△―;)」
渡辺「あの人も懲りねーな💧今月だけでもう5回目だよ😅」
目黒「末期のスマホ依存症だな(¬△¬;)」
私「気を取り直して早くやっちゃおう😅」
そして静かに英語の問題用紙を解こうとする私達。
『…………。』
やっと静かになり、集中してきた頃…
ガターンっ
私&目黒&渡辺「ビクッΣ( ̄□ ̄|||)💓!?」
近くから大きな音がしてビックリする私と蓮くんと翔太くん。
佐久間「やべ💧寝てたわ😅💦」
私「び、ビックリした😨💓」
目黒「寝るなら静かに寝ろよ💦ビビって机に頭打ったじゃん😣💢」
渡辺「めめも寝てただろ(―△―)?」
目黒「…ね、寝てないよ(¬△¬;)」
そっぽ向きながら呟く蓮くん。
渡辺「めめ、正直だな😊」
私「ていうか、大介くんがずっと静かだったのは寝てたからなの(―▽―;)?」
佐久間「俺、数字が並んでるの見ると眠くなっちゃうんだよね~😅」
私「え😓?数…字?」
隣の席に座っている大介くんの問題用紙を見る蓮くん。
目黒「あれ?さっくんのだけ英語じゃなくて数学の問題用紙になってる!」
私「何でッΣ( ̄□ ̄;)!?」
佐久間「これは…大魔王の仕業だッ😨!俺を寝かせようとしてこんな事を…なんて卑怯な事をするんだ✊😣」
私「大魔王😓?…何の(―△―;)?」
渡辺「職員室で英語の問題用紙に1枚だけ紛れ込んだんじゃない?」
佐久間「何でよりによって数学が苦手な俺の所に…やっぱり何かの陰謀じゃ😨」
目黒「偶然だよ、偶然😌」
私「…あれ?大介くんの足元になんか紙が落ちてるよ?」
佐久間「え?…あ、本当だ!」
足元に落ちてる紙を拾い上げる大介くん。
佐久間「あれ?これ、英語の問題用紙だ。」
私「英語の問題用紙に数学の問題用紙がくっついてて、さっき寝惚けて机を蹴っ飛ばした時に落ちたのかな?」
目黒「そうかもね。」
渡辺「人騒がせだな~💧」
私「全くもう😡💢」
目黒「時間を無駄にしちゃったよ😖」
佐久間「え…😓?俺が悪いのッΣ( ̄□ ̄|||)!?」
廊下から女子の話し声が聞こえて廊下をチラッと見る翔太くん。
私「ん?翔太くん、どうしたの?」
渡辺「ちょっと行ってくる😊🎵」
ガタンっ
席を立つと、問題用紙を持って急いで教室から出て行く翔太くん。
私「え😓?行くってどこに!?」
ガラッ🚪
バタンっ🚪
私の言葉に返事をする事無く行ってしまった翔太くんに茫然とする私。
私「行っちゃった😓」
目黒「トイレでしょ😌」
私「問題用紙を持って?」
佐久間「え?問題用紙を持って行っちゃったの😓?」
私「うん💧」
目黒「…紙が無かった時用の為だよ(―△―;)」
私「問題用紙をトイレットペーパー代わりにするの?そんな事したら先生に怒られるよ😣💦」
佐久間「その前にトイレに詰まるよ!水に溶けないんだから😣💦」
目黒「…うん。冗談で言っただけだから💧本気でツッコまれると困るんだけど😅」
私「へ😓?冗談?」
佐久間「だよね~!そうだと思ったわ😅💦」
目黒「ほら、バカな事言ってないでサッサと問題解けよ(―△―)」
私「バカな事って…蓮くんが言い出したのに(¬3¬)」
少しして翔太くんがニコニコしながら教室に戻ってきた。
ガラッ🚪
渡辺「ただいま~😄」
佐久間「お帰り~😄」
目黒「トイレ行ってたの?」
渡辺「違う×2🎵廊下を歩いてた女子にやってもらっちゃった😄🎵」
そう言って英語の問題用紙を私達に見せる翔太くん。
私「ッΣ( ̄□ ̄;)!?何それ!ズルーイっ😣💢」
目黒「しょっぴー、やるじゃん!俺もそうしよっと😄🎵」
そう言って問題用紙を持って教室から出て行く蓮くん。
私「えッΣ( ̄□ ̄;)!?ちょっと、蓮くんッ!?」
渡辺「いや~、困った時は頭の良い女子に頼るのが一番だな😊🎵」
私「ムカつく~ッ😣💢」
少しして翔太くんと同じようにニコニコしながら教室に戻ってくる蓮くん。
目黒「俺もやってもらっちゃった🎵何故か携帯の番号も渡されたけど😄」
私「番号ッΣ( ̄□ ̄|||)!?この、女ったらし!だからモテる男は嫌いなんだよッ😣💢」
目黒「ハァ!?女ったらしじゃねーし💦人聞きの悪い事言うなよな😠💢」
私「自分がカッコ良くてモテるの分かってて利用するなんて女ったらしじゃん!最低だよ😣💢」
渡辺「確かに俺もめめもモテるよな😌ちょっとお願いしたら皆すぐやってくれるし🎵」
私「自分で言うなッ😣💢」
渡辺「そう僻むなって😊✨」
私「僻んでないッ😣💢」
目黒「あ~、俺が他の女子から番号渡されたから妬いてんのか😁」
私「妬いてないからッ!自惚れないでよ😣💢」
目黒「分かった×2!番号は後でちゃんと返すから安心しなよ😊」
私「絶対分かってないッ😣💢」
渡辺「悔しかったら○○も頭の良い男子にやってもらえば良いじゃん😁🎵」
私「頭の良い男子?…あッ!亮平くん(*^▽^*)❤️」
目黒「残念でした!阿部ちゃんは生徒会の仕事が忙しいので生徒会室に缶詰めです😁」
私「…じゃあ、ラウールくん(*^▽^*)❤️」
目黒「ラウールは用事があるってサッサと家に帰りました😁」
私「う~💧こういうのは自分でやらなきゃ意味無いんだからねッ😣💢」
目黒「何とでも言ってくれ。やった事に変わりは無いし🎵このまま解けずにいたらいつまで経っても帰れそうにないしな😄」
私「くぅ~!悔し~いッ😣💢」
渡辺「佐久間もやってもらいなよ😊まだ女子イッパイ残ってるし🎵」
佐久間「あ~、うん😅」
私「えッΣ( ̄□ ̄;)!?大介くんもこの女ったらし達と同じ事するの😱!?」
佐久間「え😓?いや、しないよ!絶対しないから😅💦」
私「だよね~😄?大介くんはそんな最低な事しないよね?良かったぁ~(* ´ ▽ ` *)✨」
目黒&渡辺「……(―”―)」
視線で無言の圧力を大介くんに与える蓮くんと翔太くん。
佐久間「ハハハ(¬▽¬;)」
蓮くんと翔太くんの視線から目を逸らす大介くん。
ガラッ🚪
教室のドアを開けて櫻井先生が入ってくる。
櫻井「ごめん×2!なかなか会議が終わらなくて😅💦全部書けた?」
目黒&渡辺「出来ました~😄🎵」
櫻井「おぉ~!凄いじゃん😄じゃあ、渡辺から見せてもらおうかな🎵」
渡辺「は~い🎵どうぞ😄」
英語の問題用紙を櫻井先生に見せる翔太くん。
櫻井「…目黒は😊?」
目黒「え?もう俺😓?」
櫻井先生に言われて問題用紙を見せる蓮くん。
櫻井「…うん。2人共やり直し😄」
目黒「えぇ~ッ😱!?」
渡辺「何でだよぉ~ッ(>△<)💢」
櫻井「2人共、自分でやってないでしょ?字がキレイ過ぎる😌」
目黒「酷ッΣ( ̄□ ̄;)!」
渡辺「俺らだって、たまにはキレイな字書くよな😡💢?」
目黒「たまにはね😌」
櫻井「いや、書かない。っつーか、書けないね😌」
目黒「断言ッ😨!?」
渡辺「先生に俺らの何が分かるんだぁ~ッ(>△<)💢」
櫻井「はい×2、無駄口は良いから最初からやり直しね😌」
新しい問題用紙を渡され、トボトボと席に戻ってくる蓮くんと翔太くん。
その姿を見て私と大介くんはコッソリとピース✌️をし合って喜びあった。
結局、19時になっても全部解けず…
家に持ち帰ってやる事になった。
私「ラウールくんにメールして教えてもらお~っと🎵」
蓮くんに『自分でやらなきゃ意味ない』と言っておきながら他力本願な私だった。
《END》
今年も宜しくお願いしますm(_ _)m
今年はイッパイSnow Manを見るぞぉ~(*>∇<)ノ❤️