今日はクリスマスイブ🎄


恋人が居る人は一緒に過ごしたいと思う日。

でも、私の彼氏は芸能人。

しかもッ!

あのめっちゃ有名な事務所のアイドル✨で

今、乗りに乗っているグループ

Snow Manの阿部亮平くん❤️


彼は頭が良くて優しくて

カッコ良くて私の自慢の彼氏(*>∇<)ノ

そんな亮平くんと付き合えて

凄く幸せなんだけど…

彼は多忙で滅多に逢えないし、

芸能人だから友達にも紹介出来ないし

普通にデートしたりも出来ないから

やっぱり寂しいし物足りない。

でも、我が儘言って嫌われたくないから

ずっと自分の気持ちに蓋をして我慢の日々。

友達は皆、クリスマスイブは

大好きな彼氏とデートなんだって。

だから私は一人寂しく家で

大好きな彼のLIVE Blu-rayを鑑賞中。

私「あ~、やっぱりめっちゃイケメン(* ̄∇ ̄*)❤️」

Snow Manの一番大好きな曲

“This is LOVE”の余韻に浸っていると

スマホからLINEの通知が鳴った。

『LINEだ!亮平くんかな?』

私「なんだろう😄?」

ウキウキしながらスマホを見ると

LINEはやっぱり大好きな彼からだった。

亮平<お疲れ様😄>

亮平<今、メンバーの皆と一緒にテレビ見ながら楽しんでるよ😄>

亮平<○○は家にいる?>

『皆と一緒か…じゃあ、まだ帰んないよね。やっぱり今日は無理か。もしかしたら少しくらい逢えるかな~って期待してたんだけど…仕方ないよね😖』

"寂しいから逢いたい"なんて言えるはずもなく、私は無理矢理に自分の気持ちを納得させると彼へ返事を送った。

私<お疲れ様✨>

私<家だよ~🎵Snow ManのLIVE Blu-ray見てる!Snow Manはやっぱりメチャメチャ素敵なグループだよね😆❤️>

私<皆さんと何のテレビ見てるの?私も一緒に見たい😆❤️いっぱい楽しんでね😄🎵>

彼にLINEの返事をすると、私はスマホをテーブルに置いた。

私「これで良しっと…やる事ないし、お風呂にでも入るかな。」

立ち上がると、私はお風呂を沸かしに洗面所へ向かった。

少ししてから私のスマホに彼からのLINEの通知が来たけど、お風呂を沸かせて即お風呂に入って長湯していて暫くLINEに気付けなかった。

~約2時間後~

私「あ~、のぼせた😖何でお風呂って眠くなるんだろう?危うく死ぬ所だった💦イブにお風呂で寝て御臨終とか悲し過ぎるでしょ( ̄△ ̄|||)」

フラフラになりながらリビングにあるソファーに倒れ込む。

ボフっ

私「ハァ~💧何やってんだろ?私…本当にアホ過ぎ😖」

泣きそうになりながら、ふとテーブルに置いてあるスマホに目をやるとチカチカと点滅している。

私「…亮平くん?」

『彼からのLINEかな?』

亮平<今、何してるの?>

スマホを取りLINEを見ると、彼からLINEが来たのは今から1時間以上前だった。

私「やばッ😨!2時間も放置してたよ💦」

慌てて彼にLINEを返す私。

私<ごめんなさい(>人<)>

私<お風呂に入ってたからLINE来てたの気付かなかった😣💦>

私が彼にLINEを送ってから2分後、彼からLINEが来た。

亮平<お風呂?いいね~🎵俺も一緒に入りたいわ❤️今度一緒に入ろうな😄>

私「え"ッΣ(//°□°//)💓!?」

彼からのLINEにビックリして思わず大きな声が出る私。

『りょ、亮平くんてこんな恥ずかしい事を言う人だったっけ(//-"-//)?』

彼からのLINEに何て返事をすれば良いのか困惑していると、彼から再びLINEが来た。

亮平<今のLINEは俺じゃないから!康二がふざけて送っただけだから😣💦>

私「あ、なんだ。向井くんが送ったのか😅」

『まぁ、そうだよね?亮平くんがあんな恥ずかしい事を言うわけないもんね(¬▽¬;)』

良かったような残念なような複雑な気分になる私。

少しすると、再び彼からLINEが届いた。

亮平<ベランダに出てみて!>

私「え…?ベランダ?」

彼からのLINEを見ると

私はベランダに出て周りを見渡す。

私「…え😓?」

下にはサンタの格好をした彼が

両手を高く振って立っていた。

私「亮平くんッΣ(º□º;)!?」

私はコートを羽織るのも忘れて

キレイにラッピングされた袋を手に取ると

慌てて玄関から飛び出して外に出た。

私「亮平くんッ!?」

思わず大きな声で呼んでしまった私に、亮平くんは自分の口に人差し指を当てて静かにするように諭す。

私「あッ😓!」

それを見て慌てて自分の口を塞ぐ私。

私が静かになったのを確認すると、亮平くんは自分が着ていたダウンコートを脱ぎながら私の前に歩いてくる。

阿部「寒いでしょ?これ着なよ😊」

そう言って着ていたコートを私に羽織らせる亮平くん。

私「私なら大丈夫だよ💦亮平くんが風邪ひいちゃうから着てて😣💦」

慌てて亮平くんの肩にコートを着せようとすると、亮平くんは私の両手を掴んで阻止した。

阿部「良いから着てな。女の子は身体冷やしちゃ駄目なんだよ😊?」

亮平くんに言われて渋々コートを羽織る私。

私「…ごめんね😖」

阿部「悪い事してないんだから謝んないの!こういう時はごめんねじゃなくて、ありがとうでしょ😊?」

私「…ありがとう(*^_^*)」

阿部「よく出来ました😊」

私の頭を優しく撫でる亮平くん。

私「あ、そうだ!これ、亮平くんにクリスマスプレゼント❤️マフラーなの(*^▽^*)」

キレイにラッピングされた袋を渡すと、亮平くんはすぐにマフラーを首にかけて使ってくれた。

阿部「ありがとう✨めちゃめちゃ温かいよ😊❤️」

私「良かった(*^^*)❤️…所で、今日はどうしたの?来るなんて言ってなかったからビックリしたよ😓」

阿部「皆がね、せっかくのイブなんだから逢いに行ってあげなって😊」

私「皆?」

私が聞くと、亮平くんは私の後ろを指差す。

私「後ろ?」

私が振り返ると、車の窓を全開にして顔を出した岩本くんと深澤くんとラウールくんが私に手を振っているのが見えた。

私「えッΣ( ̄□ ̄;)!?生Snow Man!?やだッ💦私、こんな普段着で(*>△<*)」

生Snow Manを前にアワアワする私。

阿部「…○○、俺の前では普段着でも良いの😊💢?」

私「え😓?いや、別にそういうわけでは…😅」

阿部「別に良いけどさ…普段着でも可愛いし(¬3¬)」

『普段着でも可愛いッΣ(//△//)💓!?』

私「あ、ありがとう(//∩∩//) 💦」

阿部「どういたしまして😊」

私「あッ!私、思わず出て来ちゃったけど大丈夫かな?撮られたらどうしよう😣💦」

亮平「それなら心配しなくても大丈夫だよ。途中まで一緒に乗ってためめが女装したさっくんと近くで降りて、今頃は公園で女装した康二と鉢合わせて泥沼三角関係を演じてくれてるから😊」

私「泥沼三角関係ッΣ(°□°;)!?」

『一人のイケメンを取り合う美女2人の泥沼三角関係劇、めっちゃ見たいッ!佐久間くんと向井くんの女装姿、めっちゃ可愛いんだろうな~(// ̄▽ ̄//)❤️』

亮平「因みに、別の場所では舘様と女装した翔太がフレンチデートしてるみたいだよ😊」

『舘様と女装した渡辺くんのデートっΣ( ̄□ ̄;)!?こ、これもめっちゃ見たいんですけど…幼馴染みカップルとか素敵な関係(//―△―//)✨でも……』

私「ね、ねぇ💧」

阿部「ん😊?」

私「な、何か私、皆さんに物凄~く迷惑かけてないかな(¬▽¬;)?」

亮平「大丈夫!皆、めちゃめちゃ楽しんでやってくれてるから😊」

私「そうなの😓?」

阿部「うん。佐久間とか康二なんかノリノリで化粧してたし🎵翔太も照に可愛く髪をセットしてもらえて喜んでたみたいだしね😌」

私「そっかぁ~。皆、優しいんだね(*^▽^*)」

『亮平くんからSnow Manの皆は仲間思いで優しいって聞いてたけど、本当に良い人達なんだな~✨ありがとう!Snow Man❤️只、女装にハマり過ぎないと良いけど…女装した佐久間くん達、私より美人そうだから見たら確実にへこむな(¬▽¬;)』

阿部「…○○。」

私「え?な、何😅?」

阿部「いつも寂しい思いさせてごめんね?」

私「急にどうしたの😓?」

阿部「○○、いつも自分の気持ちを言ってくれないから…」

私「そんな事ないよ?私、ちゃんと自分が思ってる事言ってるよ😅?」

阿部「○○がいつも言ってくれるのは番組を見た感想とか仕事頑張ってねとかでしょ?」

私「それは、まぁ、そうだけど…😖」

阿部「寂しいとか逢いたいとか全然言ってくれないから、本当に俺の事を好きなのかな~って不安になるんだよね。」

私「それは、忙しいのわかってるから我が儘言って嫌われたくなくて…」

阿部「うん。分かってる。だから、これからはちゃんと逢いたいとか寂しいとか、思ってる事を言って欲しい。俺の為に我慢してくれてるのは凄く有難いし嬉しいんだけど、やっぱり気持ちを伝えてくれないのはつらいからさ。」

私「つらい?」

阿部「彼氏としては、彼女にはいっぱい甘えて欲しいし我が儘も言って困らせて欲しいと思ってるから😊」

私「そっか…うん。分かった!じゃあ、これからは遠慮しないでいっぱい甘えるし我が儘も言わせてもらうね(*^▽^*)」

阿部「…いっぱい甘えてくれるのは良いけど、我が儘は程々が良いかな😅」

私「フフ(笑)分かってるよ😊🎵」

阿部「プレゼントなんだけど、忙しくてまだ買えてなくて…」

私「ああ、良いよ×2!逢いに来てくれただけで充分嬉しいし(*^▽^*)」

阿部「いや!そういうわけにはいかないよ。ちゃんと○○が喜ぶ物を選んでプレゼントしたいから、もう少し待ってて😊」

私「真面目だね~😅…そんなにじっくり選ばなくても、亮平くんがくれた物なら何でも嬉しいのに(*^^*)」

阿部「○○ならそういうと思った😊でも、大切な人にプレゼントする物は時間をかけて決めたいから。」

私「そっか(*^^*)」

大切な人という言葉に顔から笑顔が溢れる。

阿部「身体冷えちゃったね。」

私の頬に手を添えながら呟く彼。

阿部「せっかくお風呂に入って暖まってたのに…湯冷めしちゃうね。」

私「大丈夫だよ!お風呂ならまた入れば良いし😄🎵」

阿部「…今日さ、泊まっていっても良い?」

私「え?うん。良いけど…大丈夫なの😓?」

阿部「大丈夫😊服は○○の家に置いてあるのがあるから、それ着て仕事場に行けば良いし🎵」

私「そっか。じゃあ、今日は朝まで一緒に居られるんだ(*^▽^*)❤️」

嬉し過ぎて思わず顔が笑顔になった私に彼が不意打ちのキスをする。

私「なッΣ(//□//)💓!?」

ビックリして固まる私を見て彼が優しく笑う。

阿部「さてと…冷えた分、俺が朝までいっぱい抱きしめて温めてあげるね😊❤️」

私「えッΣ(// ̄□ ̄//)💓!?」

阿部「お風呂も一緒に入ろっか😊❤️」

私「ッΣ(//□//)💓!?」

阿部「さ、早く部屋に帰ろう😄🎵」

私の背中を押しながらエレベーターに向かう亮平くん。

『なんか、今日の亮平くんはいつもとキャラが違くない!?…まぁ、こういう強引な亮平くんも好きだけど❤️でもまだ心の準備がぁ~ッ(*>△<*)』

お風呂に入り直さなくても私の身体は彼の言葉で既にポカポカで熱いくらいだった。

彼は可愛いとSnow Manの中ではお姫様扱いされてるみたいだけど、やっぱり男の人なんだな~と思った私だった。

🎄メリークリスマス🎄

《END》



おまけ

~その頃、公園では~

目黒くんを真ん中にして、ピッタリとくっついてベンチに座っている康美(向井くん)と佐久子(佐久間くん)。

康美「…なぁ。」

目黒「言葉(―△―)」

康美「…ねぇ!」

目黒「何(―△―)?」

向井「俺ら…じゃなくて、私達いつまでここにいなきゃアカ…いけないの😖?」

目黒「阿部ちゃんから連絡来るまで…かな?」

康美「まさか俺…私達、忘れられてないわよね😖?」

目黒「…多分、大丈夫だよ(―△―)」

康美「多分ッΣ( ̄□ ̄|||)!?多分て何よ~!このままずっとここに居たら私達、凍死しちゃうわよッ(>△<)💢」

佐久子「ハクシっ(>◇<)寒い~😣💦」

くしゃみをして震える佐久子。

目黒「…もう帰るか。俺も寒くなってきたし😖」

佐久子「賛成~😆🎵」

康美「せっかくやし、ラーメンでも食べて帰りましょうよ😄」

目黒「良いね~🎵じゃあ、言い出しっぺの康二の奢りで😄」

康美「やだ!康二じゃなくて康美よ😣💢蓮のバカ!」

目黒「もう良いよ、普通で😅」

康美「駄目よ!やるからには最後まで与えられた役をやり遂げないとッ✊😣それが私達ドラマ班の宿命なんだから✨」

佐久子「そうよッ✊😆家に帰るまでが作品なんだから✨」

目黒「分かった×2💧取り合えず2人共、声でかいから抑えて😅」

目黒くんに言われて口を抑える康美と佐久子。

泥沼三角関係、仲良くラーメンを食べて和解🍀

☺️めでたしめでたし☺️

《END》



🎄HAPPY🎅Merry Christmas🎄