今日は家族全員で乗れる大きな車で

デパートへお買い物に行きます。

運転は照お兄ちゃんで、

助手席は辰哉お兄ちゃんです。

2列目の運転席の後ろが亮平お兄ちゃん、

助手席の後ろが康二お兄ちゃん。

3列目の運転席側が大介お兄ちゃんで、

真ん中の補助席は翔太お兄ちゃん、

助手席の後ろが涼太お兄ちゃん。

一番後ろの運転席側が蓮お兄ちゃん、

真ん中の席に私が座って、

助手席側がラウールお兄ちゃんです。

行きの車の中では、

康二お兄ちゃんが自作の歌を熱唱し、

大介お兄ちゃんがアニソンを熱唱。

涼太お兄ちゃんは「耳に良くないから」と

私の耳に耳栓をしてから

自分の耳にも耳栓をして寝てた。

蓮お兄ちゃんと翔太お兄ちゃんも

涼太お兄ちゃんに

「耳栓くれ」って言ってたけど

「俺と白雪の分しかない」

と断られてショックを受けていた。

可哀想だったので、

隣の蓮お兄ちゃんに

「白雪の使って良いよ」って

耳栓を外して蓮お兄ちゃんに渡したら

「気持ちだけ貰っとく。ありがとう😊」と

優しく笑って私の頭を撫でてくれた。

そしたら翔太お兄ちゃんが振り返って

「白雪~ッ!俺は?俺には言ってくんないの😣!?」

って身を乗り出して言ってきてビックリした。

結局はその後、

サービスエリアに行って

食べ物を買ったので

大介お兄ちゃんと康二お兄ちゃんは

食べるのに夢中になっていたので

静かになり耳栓は必要なくなった。

私は大好きなたこ焼きを食べてたんだけど、

タコは苦手だから蓮お兄ちゃんにあげてたら

康二お兄ちゃんに怒られた💧

「たこ焼きのタコ抜きなんてたこ焼きへの冒涜や!たこ焼きが泣いてんで😣💢」って…

中身がウインナーとかチーズなら

私も食べれたんだけどな~😖

康二お兄ちゃんに叱られて

落ち込んでいると

隣に座っているラウールお兄ちゃんが

私の頭を優しく撫でながら

「落ち込まなくて大丈夫だよ。気にしない×2😄✋」

と言って励ましてくれた。

蓮「康二だって納豆食べれないんだから、白雪の事を責めらんないだろ?白雪に好き嫌いすんなって言うなら、康二も納豆食べなきゃ駄目だよ😁」

康二「うッΣ( ̄□ ̄;)!」

大介「そうだ×2~✊😆」

康二「そ、それはそれ、これはこれや(¬△¬;)」

辰哉「自分に都合が悪くなると逃げるの、そういうの良くないよ😁」

康二「逃げてへんわ!人聞き悪いな~😣💢」

その後、康二お兄ちゃんは亮平お兄ちゃんに

「今日の夜ご飯はピザだけど、康二は納豆ご飯で良いかな😊?」

って言われて青ざめてた。

皆に「賛成~🎵」って言われて

本当に納豆ご飯にされると焦ったのか

「白雪、ごめんな~?タコ無しのたこ焼きも趣があってええと思うで😅」

と言ってくれた。

私「趣(おもむき)?蓮お兄ちゃん、どういう意味?」

蓮「重さとか方向の事じゃない?」

私「???」

意味が分からず首を傾げる私。

亮平「蓮ッ!白雪に適当な事を教えないの😣💢知らないなら知らないって言いなさい!白雪、家に帰ってから教えてあげるからね~😊」

私「うん😊」

ラウール「因みに、康二兄は趣の意味分かってて使ったの😄?」

康二「いや?よく知らんけど、頭に浮かんだから言ってみたんよ😊」

亮平「…家に帰ったら、蓮と康二も白雪と一緒に俺の部屋ね😅趣ぐらいは知っておいて欲しいから。」

大介「あ!俺も知らないや😊翔太と涼太は?」

翔太「俺が知るはずないでしょ😊」

照「そんな堂々と言う事じゃないから😅」

翔太「涼太は?知ってる😊?」

涼太「意味は知らないけど、聞いた事はある。」

辰哉「…もう、帰ったら全員亮平の部屋に直行で良いんじゃない😅?」

亮平「なんか、頭痛くなってきたよ( ̄▽ ̄;)」

わちゃわちゃしつつ、

目的地のデパートに到着した私達。

亮平「え~っと、食品売場は地下1階で…」

私「う~ん😣💦」

照「何?白雪も見たいの😊?よいしょっと🎵」

案内図を見ている亮平お兄ちゃんの隣で、私も案内図を見ようと背伸びしていると照お兄ちゃんが抱っこしてくれた。

私「照お兄ちゃん、ありがとう(*^▽^*)」

照「どういたしまして😊🎵」

私「あッ!翔太お兄ちゃん!8階にサンリオショップあるよ😆💕」

翔太「マジかッΣ(*°▽°*)❤️!?良し!行こうッ✊😆」

照お兄ちゃんから私を奪って抱えると、翔太お兄ちゃんはエレベーターの方へ走って行く。

亮平「あ😓ちょっと!はぐれた時に集合する場所まだ決めてないのにッ😣💦」

照「…翔太、サンリオ絡みだとスゲー行動力だよな😊」

涼太「確かに😊」

亮平「そんな呑気な事言ってないで連れ戻して来てよ😣💦」

照「いや~、あれは無理でしょ😅気に入った物を買うまで意地でも動かないよ、アイツらは。」

涼太「確かに😊」

蓮「集合場所が決まったらLINEすれば?翔兄はスマホ持ってるんだし。」

亮平「…翔太のスマホ、車の中に置きっぱなしだったんだよ(―"―)」

そう言って翔太お兄ちゃんのスマホを蓮お兄ちゃんに見せる亮平お兄ちゃん。

蓮「…俺、翔兄達を探してくるわ💧見つけたら一緒に居るから、集合場所決まったらLINEして😅」

亮平「頼むわ(―"―)」

ラウール「あ!僕も行く~😄✋」

翔太お兄ちゃんのスマホを受け取ると、蓮お兄ちゃんとラウールお兄ちゃんはエレベーターの方へ走って行く。

辰哉「翔太と白雪の事は蓮とラウールに任せたから良いとして、今日は何を買うんだっけ?」

亮平「大掃除用の掃除道具と、障子も張り替えたいから新しい障子と糊かな。後、クリスマスパーティー用の食材をいくつか買いたいな~って。」

辰哉「じゃあ、大晦日用とクリスマス用の買い物で二手に分かれようか?」

大介「蓮とラウと翔太と白雪が居ないから、3人ずつね😊」

涼太「大介と康二は一緒にすると大変そうだから分けた方が良いよ。」

亮平「そうだね😊」

康二「え😓?」

大介「何でだよ~ッ(>△<)💦」

康二お兄ちゃんと大介お兄ちゃんを無視して4人でグーパーする亮平お兄ちゃん達。

照「ほら、康二と大介もグーパーして分かれなよ。」

康二&大介「……💧」

渋々ジャンケンしてグーとパーに分かれる康二お兄ちゃんと大介お兄ちゃん。

ジャンケンの結果、

亮平・涼太・大介(クリスマス用の食材調達)

照・辰哉・康二(大掃除用の道具を調達)

に分かれる事になりました。

亮平「買い物が終わったらロビーにあるクリスマスツリーの下に集合という事で😊」

全員「は~い🎵」

辰哉「じゃあ、また後でね😊✋」

お互いに手を振り合って分かれる亮平お兄ちゃん達。

~その頃、8階のサンリオショップでは~

私「絶対にポチャッコが一番ッ!」

翔太「いや!絶対にシナモロールが一番だって!」

ポチャッコとシナモロールの大きなぬいぐるみを抱えて言い合いしている私と翔太お兄ちゃん。

蓮「…何してんの(―▽―;)?」

ラウール「ケンカは駄目だよッ😣💦」

私「あッ!聞いてよ、蓮お兄ちゃん!翔太お兄ちゃんが一番可愛いのはシナモンだって言うんだよッ!ポチャッコが一番なのに~😭」

泣きながら蓮お兄ちゃんに抱きつく私。

蓮「あ~そうなんだ?そうだよね~、ポチャッコが一番可愛いよね~( ̄▽ ̄)」

空を見つめながら私の頭を撫でる蓮お兄ちゃん。

翔太「蓮ッ!バカな事言うなよ💢一番可愛いのはシナモロールだって!」

私「違うもん!ポチャッコだもん!翔太お兄ちゃんのバカぁ~😭💢」

翔太「バカなのは白雪だろ?分からず屋ッ😣💢」

蓮「アホらしい(¬△¬)」

ボソッと呟く蓮お兄ちゃん。

ラウール「…翔兄、大人気ないよ💧」

翔太「一番可愛いのはシナモロールだから!これだけは絶対に譲れないんだ😣💥」

蓮「やれやれ(¬▽¬;)」

~クリスマス用の食材チーム~

涼太「どこから行く?」

カートを押しながら、隣に居る亮平お兄ちゃんに聞く涼太お兄ちゃん。

亮平「そうだな~。」

大介「やっぱ、クリスマスと言えばタッキーだろ✊😆」

亮平「ターキーね。タッキーだと人になっちゃうから😅」

大介「あ、そっか😅」

涼太「肉とか魚とかの生物は最後にして、最初はワインとか野菜とかにする?」

亮平「そうだね😊」

大介「ワインっΣ( ̄□ ̄|||)!?流石は貴族だな✨普通ならシャンパンしか出て来ないのに…。」

涼太「フフフ😏」

亮平「時間無いから早く行きますよ~😅」

~大掃除用の道具チーム~

張り替え用の障子と糊、他にも雑巾や漂白剤や重曹などの掃除道具を買い終わり、誰が何を持つかの相談をしている辰哉お兄ちゃん達。

辰哉「俺、漂白剤とか入ってる袋を持つから他の障子と糊は康二と照が持ってよ。」

照「分かった。康二、どっちにする?康二が好きな方を選んで良いよ😊」

康二「ホンマに!?照兄、優しいな~🎵ありがとう😆❤️」

照お兄ちゃんにお礼を言うと、康二お兄ちゃんは糊を持った。

康二「うわッΣ( ̄□ ̄;)!糊、重ッ!照兄、糊持って😣💦」

照「うん😊」

障子に塗る糊を照お兄ちゃんに渡すと、康二お兄ちゃんは障子を持ち上げる。

康二「障子も重いな~💧照兄、持って😣💦」

照「…え😓?」

糊と張り替えようの障子の束を持たされる照お兄ちゃん。

康二「ほな、集合場所に行こか😄🎵」

照「お前も持てよッ😣💢」

辰哉「やれやれ( ̄▽ ̄;)」

~ロビーのクリスマスツリーの下~

クリスマス用の食材を調達した

亮平お兄ちゃん達は

途中で大掃除用の道具調達チームと合流し

集合場所に行くと、

私をおんぶしている蓮お兄ちゃんと

キレイにラッピングしてある大きな袋を

大切そうに抱えているラウールお兄ちゃんと

シナモロールのぬいぐるみを抱えている

翔太お兄ちゃんが待っていた。

亮平「お待たせ~!結構待った😄?」

蓮「そうでもないかな。」

ラウール「5分前くらい?」

亮平「なら、そんなに変わんないか😊」

涼太「翔太、また買ったの?売るほど家にあんのに。」

翔太「これは持ってないやつだもん。それに、欲しい時が買いたい時だから良いの!俺は欲望にまみれて生きていくんだから😌✨」

涼太「そうか😊」

ラウール「ねぇ×2!白雪が寝てる間に頼まれてた特大ぬいぐるみ、ちゃんと買っといたよ😄」

亮平「お~!ありがとう😄✨」

照「それ、白雪が起きないうちにトランクにしまっとくか😊」

ラウール「そうだね😊」

照「俺とラウール、先に車に戻ってるから😊」

亮平「分かった😊」

駐車場の方に歩いて行く照お兄ちゃんとラウールお兄ちゃん。

辰哉「蓮、疲れたでしょ?俺、代わるよ😄」

蓮「いや、大丈夫。白雪は軽いし…ありがとう😊」

辰哉「そっか。じゃあ、疲れたら言ってね😊」

蓮「うん😊」

大介「さぁ、買う物も買ったし早く家に帰ろうぜ😆」

康二「腹も減ったしな🎵早くピザ食べたいわ~(* ̄∇ ̄*)❤️」

大介「あれ?康二は納豆ご飯じゃなかった😄?」

康二「やめて!それはもう和解して終わった話なんやから😣💦」

~そして帰宅し夜ご飯中~

ピザ屋の出前でピザ以外にもパスタとグラタンを注文して自由にお皿に取っていく皆。

翔太「涼太、さっきからパスタばっかじゃん。ピザも食べれば?この照り焼きチキンの旨いよ😊」

涼太「俺はパスタが好きなんだよ。ピザは後で気が向いたら食べる😌」

康二「後でって、はよ食べんと全部食べてまうで😁」

照「康二、ピザは1枚ずつ食えよ!何で両手に持ってんだよ😅」

蓮「白雪、鳥のグラタンと海老のグラタンどっち食べたい😊?」

私「どっちも❤️」

蓮「じゃあ、お兄ちゃんと半分ずつ食べよう😊」

私「うん(*^▽^*)🎵」

大介「白雪~!サンタさんに欲しい物はもう言ったの?」

私「言ってないけど、お手紙は書いた😄」

辰哉「…え😓?手紙?」

蓮「白雪、この間サンタさんが家に来た時に『おっきいポチャッコのぬいぐるみが欲しい』って言ってたじゃん。」

私「あれはサンタさんじゃなくて、サンタさんのマネした辰哉お兄ちゃんだよ😄」

辰哉「あ…バレてたんだ(¬▽¬;)?」

康二「バレへん方がおかしいと思ったわ。めっちゃ声が辰兄やし、ヒゲも何回か落ちて顔丸見えになったしな~💧」

照「確かに!あれでバレないわけないよな😅」

辰哉「ちょっと!今更そんな事言わないでよッ😣💦」

亮平「で、でも、欲しい物は変わってないんでしょ😅?」

私「変わったぁ~😄✋」

亮平&辰哉「え"ッΣ( ̄□ ̄|||)!?変わったの!?」

私「うん!」

大介「…人の心って変わりやすいからね~😌✨」

辰哉「大介、ちょっと黙ってて💢」

蓮「白雪、今は何が欲しいの?」

私「包丁😄」

亮平「え…😓?包…丁?」

大介「し、白雪ッ!それで俺を殺そうって言うのか😨?あの時の事をまだ根に持っていたとは😱💥」

翔太「アハハハハ😆」

大介お兄ちゃんを見て大笑いする翔太お兄ちゃん。

涼太「いつもながら凄い声量と演技力だな😊✨」

亮平「褒めなくて良いから😅」

ラウール「…それさ、おままごとセットじゃないの?」

亮平「ああ💡白雪、おままごとセットが欲しいの😊?」

私「うん😄後ね~、クレープ屋さん❤️」

康二「クレープ屋さん?なんや、クレープ屋で働いてる人が欲しいんか😓?」

ラウール「違うでしょ💧クレープ屋さんっていう、子供でも簡単にクレープが作れるヤツがあるんだよ😅」

大介「あッ!それCMで見たわ😄」

私「クレープ、イッパイ作って皆にあげるからね~😄🎵」

辰哉「そうかぁ~!それは楽しみだな~(¬▽¬;)」

そう言ってチラッと横目で亮平お兄ちゃんを見る辰哉お兄ちゃん。

亮平「……。」

亮平お兄ちゃんは静かに席を立つと、照お兄ちゃんに近寄り耳打ちする。

亮平「…照、明日また車出してくれる?白雪が学校に言ってる間に買いに行かないと💧」

照「了~解( ̄▽ ̄;)」

明日もまたデパートに出掛ける羽目になった照お兄ちゃんと亮平お兄ちゃんだった。

《END》