15歳でw-inds.のボーカリストとしてデビューして以来、約15年間に渡り数々のMVで様々な顔を魅せてきたKEITAが30歳の節目にソロとして新たに放ったBrand-New DayのMVは、「音楽大好きなアーティストとしての橘慶太」と「人間としての橘慶太」の魅力を濃縮して蒸留して凝縮したかのような・・・音楽愛と人間愛に溢れたハートウォーミングな作品だった。
けいたがMV撮影の時に「癒される」とツイートしていた意味が今なら全力でわかる。
まさかのツータイプなので見比べるのも楽しい。
どーーーん!
どーーーーん!!
SONYとのコラボもあってか?音楽が大好きな等身大の橘慶太が描かれており、新たなKEITAによるBrand-New KEITA Worldが展開されていく。
「音楽に夢中なアーティストをナチュラルに録る」というのは、わりと王道の魅せ方でもあるのかな?とは思うが、いかんせん今までの作品がダンスパフォーマンス&作り込んだ世界観のものが多かったので、とってもとってもとってもとっても新鮮に感じた。
ありそうでなかったこの感じ。
あああああぁなんて音楽の歓びと優しさが詰め込まれたMVなんだろう!!
なんてイイ表情をして音を楽しんでいるんだろう。
様々な経験や出来事によって育った豊潤なケイタという土壌は、こんなにも心地よい歌声とグルーヴを生み出し、こんなにもあたたかくて柔らかい表情をもたらすんだ。
耳から聴こえてくる音、目で見られる音・・・それらが一体化して、音を楽しむKEITAの歓びが観ているコチラにも感応するもんだから思わず顔が綻んでしまうんだ。
MVの後半でスタンドマイクの前に立ってからは力強さもさらに加わる。
マイクの前で水を得た魚のように生き生きと身振り手振りをつけ全身で楽しそうに歌うボーカリスト橘慶太の姿は品格がありただただ綺麗だ。
[ワンカット撮影]というのも新鮮。
画面の切り替えがなく、ケイタが動くことで流れるように場面がどんどん移り変わっていく。
またBrand-New Dayという楽曲は間奏がなく、歌い出しから歌い終わりまで一気に曲がどんどん展開されていく。
・・・ナイスシンクロすぎて唸った・・・ステキ。
全編に渡り、ファンにはお馴染みの「けいたらしさ(超けいた)」が散りばめられているのも嬉しい。
まず初っ端からウォークマンを押す時の動きがとってもケイタなのである。
歩き方も、微笑む時に口がムニュッとなるのも、ソファから立った時にセーターの裾を律儀に直すのも、足でパタパタとリズムをとるのも、歌いながら歌詞にあったわかりやすいジェスチャーをするところも・・・他にもあらゆる部分が超けいたで愛おしい。
バーでお酒を呑んでいる画になりすぎている姿を見て「中身は烏龍茶かな?」などと考えるのもまた一興。
セットや小物系に注目してみると・・・ヘッドホンが一番目につくのは当たり前だが、よくよく見ると「道標」で使われていたギターがあることにも気付く。
以前「Brand-New Dayの歌詞が橘慶太時代を彷彿させる」というような事を書いたが、実際にこんなところでも繋がっていた。
よく考えてみれば、今作のMVも大きく分ければ「道標」と同じ系統なのかもしれない。いわゆるナチュラル系。
そういえばMV中でギターを弾いている点でも同じだ。
当時の貴重なソロ活動が約10年の時を経てKEITAにも生かされているという事実がとてもとても感慨深い。
舞い落ちてくる落ち葉や雪を見上げながら、KEITAが可愛く微笑んでいるシーンが数多く含まれているのも印象的。
その姿はクリエイターとしての第一歩を踏み出し始めたKEITAが希望に満ちた明るい未来を思い描いているかのようにも見える。ステキ。
そんなBrand-New Dayがリード曲となっているKEITAのソロミニアルバム「FRAGMENTS」は来週の12月16日、けいたの記念すべき30歳の誕生日にリリースです!!!
以上、ファン精神をだだ漏れさせつつ(笑) 比較的真面目にざっくりとレビューっぽく?書いてみました~