今日は本の紹介です
世界でたったひとりの子
作者:アレックス・シアラー
医療技術が発展し、高齢者の死因上位の癌や心臓発作などが取り除かれた時代・・・
その後、老けなくなる薬『老化防止薬』が開発された
そしてその薬は40歳になると政府から無料で支給されるようになり、人々はみなその薬を使い、若さを保っていた
しかし、いつまでも若いまま生きられるようになった世界では、かわりに子供が生まれにくくなってしまっていた
『永遠の子供(PP)』手術を受け、子供の状態を保っている人がいても、本物の子供はとても少なく貴重な存在となった
主人公のタリンはその数少ない本物の子供である
タリンは『子供とのひととき』として子供のいない家などにいき、依頼されたお客さんの子供を演じ、お客さんとしばらくの時間を一緒に過ごすことで、子供との時間を楽しんでもらいお金を貰い暮らしていた
だが、保護者代わりの人に、大人になる前にPP手術を受けるように期待される
しかし、それを受けてしまったらタリンは一生子供のまま生活していかなくてはならなくなる
タリンはそんなものを受けたくはなかった
それを逃れるすべはタリンにあるのだろぉか・・・
若さを保てることは特に女性にとっては素晴らしいことなのかもしれないけれども、わたしは旦那さんと普通に歳を重ねて、おじいちゃんとおばあちゃんになっても手をつないでお散歩できるようなそんな人生を送りたい
永遠に子供のままの姿でいるなんていやだな・・・
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