趣味も特技もないアラフィフの私
お金に無頓着な仕事人間の夫
一人暮らし満喫中。勉強、バイト、サークルに忙しそうな大学３年生の長女
中学は不登校、通信制高校３年生。一応大学進学を目指している長男
知的障害、自閉症、支援級に通う中学1年生。テレビ中毒が課題の次男
あーー、また大きな額が出ていくよー
三月に二十歳になった長女の、国民年金の納付書が届きました。
大学生の国民年金については、家庭によって考え方が分かれると思うけど、
我が家は、大学生の間は払ってあげると言ってありました。
（長女は大学院まで進むつもりのようなので、大学院については検討中です
私は猶予申請するなりして自分で払ってほしい派、夫は払ってあげたい派）
少しでもお得になるように二年分前納することにして（カード払いが一番お得だけど、申し込みが間に合わなくて現金払いになりました）
四月末が納付期限だから、前納の納付書が届いたらすぐに送ってきて！と、長女に言ってありました。
（長女は住民票を移しているので、長女のアパートに届くのです）
その納付書が無事に我が家に届いたわけですが、
納付書と一緒に、長女からの手紙が入っていました
私宛てと夫宛ての二通。
二十歳になったので、普段なかなか言えないことを書きます。
まずは二十歳まで育ててくれて、ありがとう。
中高時代は何をされてもイライラしてごめんなさい。
私がやりたいと言ったことに反対せず、やりたいことをやらせてくれて感謝しています。言いたいことや訊きたいこともあったと思うけど、何も言わずに私の意見を尊重してくれてありがとう。
今一人暮らしをして好きなことを勉強できているのは、父さんと母さんが私のことを信頼して放置してくれて、でも何かあったら頼れるという安心感があるからだと思っています。
もうね……
泣きました
こんなの、泣くでしょ…
小さい頃や、学校で自分史をつくるといった課題の時に親へのメッセージという欄があると〝今までありがとう〟と書いてもらったことはあるけど、
大きくなってから、長女が自発的に書いてくれたのは初めて
手紙にも書いてあるけど、
中３頃から高校時代の長女は、常にイライラしていて、まぁー怖かったんです
何か話しかけようものなら、ため息をつかれたり、ぶっきらぼうな返事で、何気ない雑談なんてもちろんできる空気じゃないし、用事がある時でさえ話しかけるのに気を遣いました
言いたいことや訊きたいこともあったと思うけど、私の意見を尊重してくれて…って、
そうせざるを得なかったのよ
私も夫も、元々口うるさくはないと思います。
鬱陶しいと思われるほど、干渉する親ではないと思います。
普通に接している（つもり）のに、どうしてこんな態度をとられないといけないのか腹が立ったり、
中高生で仲良しの親娘を見ると悲しくなったり…
早く家を出て行ってくれ！その方が穏やかに過ごせるわ！と思ったこともありました。
友達に愚痴ると、たいてい、
家を出たら親のありがたみがわかるんじゃない？
その通り、大学に入ってからの長女はずいぶんやわらかくなりました。
普通に会話ができるようになったし（当たり前か？）
よく笑うようになったし、
今の距離感がちょうどいいんだと思います。
この手紙で、今までの辛さや苦労が報われたような気持ちになりました
何度も読み返して、宝物にします
さあ、忘れないうちに国民年金を納めに行かなくちゃ
二年分398,590円と、三月分16,520円
私、誕生月から払うって知らなくて、
えっ
三月分もいるんですか？3月1日生まれでも3月31日生まれでも一ヶ月分いるんですか？って訊いちゃいました
