去年秋、奈良県斑鳩町での小学生修学旅行バス事故発生の1,2カ月前に、伊勢神宮内宮前バス駐車場で、お客さんを降ろした後の名古屋観光バス(名鉄観光バスでした。R5.3.2訂正)知多営業所のバス運転手数人に、バスが暴走したときの停止方法を話して教えていた。(エンジン切った状態で衝突するのと、エンジン全開で衝突するのでは、エンジン切ったほうが衝撃が少なくなる)。もし、この停止方法を他の運転手から、この運転手が伝え聞いていたなら、私の活動がお役に立ったことになるだろう。この小学生が豊田市立の小学校であったのは、なんとも奇遇である。

2月16日の新聞記事によると、この事故のバス運転手の男性(57)は、嫌疑不十分により不起訴となった。ということは、運転手の運転ミスでは絶対的にない。イコール、バスの不具合が事故原因であった可能性が大だったということでしょう。

もし、この運転手が暴走バスの止め方知らない人だったら、と思うと、空恐ろしいですね。数人の小学生の死者は出ていたでしょう。そして、その深い悲しみに陥る人は、その数倍、いや十倍いるのですから。

(事故概要:この事故で観光バスが、反対車線にはみ出し数台の車に衝突後反対車線に停止しました。乗車の小学生にけがはなく、バス運転手だけ骨折のけがだったと記憶しています。頑丈なバス運転席でけがをしたとは、私には腑に落ちませんが。運転手らしき人は、余裕の姿で、バスに乗り降りしている様子が、ニュース映像で流れていましたから。団体バスだから、他の車両の運転手だったのかな?)