平成18年、ということは、もう14年も前のことだ。レクサスES350を運転していたアメリカ人女性が、160キロまでアクセルも踏んでないのに加速した欠陥車で、無事に止めることができた。激突事故を免れたのだ。のち、この欠陥車は、販売した会社に引き取られた。このアメリカ人女性が、160キロのスピードの出た欠陥車を、どうやって停止させたかの方法も、米国トヨタ社から日本のトヨタ自動車本社にも、詳細に伝わっていたであろう。トヨタ自動車、他の自動車メーカーを含めて、車が暴走してどうしても止まらないときの対処法を、全くユーザーに知らせていない。この方法に関しては、1億活躍社会ではなく1億総無知であった。自動車メーカーも、国交省安全対策担当も警察の運転免許更新時も、するべき仕事を放棄した。
では、その方法を皆さんといっしょに考えてみようではないか。
考え方を簡素化するために、50ccのスクーターで考えてみよう。私は、40年前原付を買って乗っていたので、それが1番わかりやすいのだ。
スクーターのエンジンが、故障してフルパワーで走ってしまった。さて、あなたならどうやって止めますか?
答えは、エンジンキーを切るでしょう。動力を遮断してしまえばよい。ニュートラルにギアを入れるも正解。
車を運転していて考えると、このエンジンを切るという方法は思い浮かびません。だから、暴走車による多数の犠牲者が出ています。まず、免許持っている人の99%の人は正解を出せません。この答えが分かるのは、プロテストドライバーくらいでしょう。私は、いままでに数人にこの質問をしましたが、全員答えられませんでした。タクシー会社のなかには、エンジンを切る方法を教えてくれる会社もあるようですが。タクシー会社は、それでも車が止まらなかったら、車体を安全な場所にぶつけて停止させるよう教えています。トヨタ社長の豊田章男はテストドライバーだったから、分かっていたのです。これは、ひどく卑怯なことです。消極的犯罪者と言っても言い過ぎではない。警察も含めて。
この欠陥暴走車を停止させる方法を、トヨタ自動車が各県の運転免許センターに通知して運転免許更新時に周知教育していれば、この欠陥車被害は防げた。たとえ、事故になっても被害は軽く済んでいたであろう。リコール費用をケチってリコールしたくなかったのなら、せめてこのエンジンを切る方法を徹底するべきだったでしょ。章男!

