先月21日、BunkamuraオーチャードホールでKバレエ「MERMAID」を観てきました。
アンデルセンの人魚姫を題材にしたオリジナル作品です。
バレエは滅多に観ない私、Kバレエも初めてで、どんな人魚姫になるのかなと楽しみでした。
バレエなのでセリフはないけれど、感情や状況を振り付けにしたマイムでおよその理解はできます。
ストーリーはおよそ原作に沿った形ですが、海の魔女は出てこず、オリジナルのキャラクターのシャークが人魚姫に声と引き換えに足を与えるという役割でした。
この日の人魚姫役は岩井優花さんでした。滑らかでしなやかな動きが本当に水の精という感じです。
マーメイドたちの衣装も美しく、特にグリーンを基調としたマーメイドの叔母の衣装が素敵でした。水中のイメージも夢のように幻想的です。
地上と海底の場面の切り替えもテンポがよく、最後まで楽しく観ることができました。
人魚姫を題材にしたバレエは、かなり以前にノイマイヤー版の舞台を観たのですが、こちらはやや抽象的でした。(私にバレエの知識がないから分かりづらかったのかもしれませんが)エンターテイメントという部分では今回のKバレエの人魚姫のほうが、幅広い層に受けるのではないかと思いました。
物販コーナーはそれほど混雑していなかったのでスムーズに買い物できたのは良かったけれど、支払いが現金のみというのは意外。
会場に行く前、買い物はクレジットカードにすればいいかと思っていましたが、念の為に現金を下ろしておいて良かったです!
渋谷界隈は久しぶりに歩きましたが、新しいビルが次々とできていて自分の知っていた頃の渋谷とだいぶ変わってました。昔よく入った喫茶店もなくなってましたが、たまには散歩して新しいお店を探そうかな。