今回は人魚を題材にした詩や散文、絵画を集めた洋書をご紹介します。

同じような企画の洋書を他にも持っているんですが、こちらはサイズが小さめでページ数がさほど多くない割には挿絵や絵画のチョイスが良くて(私の感想ですが)、読みやすい本です。






「MERMAIDS an anthology of verse and prose」

1996年刊



人魚の絵画は表紙のイヴリン・ド・モーガンはじめ有名なものも多いですが、挿絵に関しては私は初めて見たものもいくつかあって、元の絵本を探してみようかなと思ったりしました。

この本を私が買ったのはかなり前なんですが、2年前に画集を買ったアルマン・ポワンのセイレーンも載っていました。一度見ているはずなのに、すっかり忘れてた汗うさぎ







日本でこういう本はトレヴィルから出ていたけれど、詩や絵画とも欧米の作品でした。

日本の人魚アンソロジーは詩と短編小説を編んだものはありますが、絵を大きく紹介しているのは見かけないような。

挿絵も含めれば日本人の手になる人魚の絵も、けっこうあると思うんですけどね。「人魚画集」とか(そのまんま 笑)どこかが出してくれないかしらよだれ