昨日は絶賛風邪引き中で、帰ってくるなり横になってしまい

目が覚めたら深夜でした。

先日観に行った展覧会の記事を上げようと思っていたのに…。

 

 

観に行ったのはこちら。

 

 

西武渋谷店で開催中の高橋真琴の原画展です。

初夏の銀座での個展のときに告知を見て

楽しみにしていました。

60年代の雑誌の挿絵から現在のものまで

約200点の原画が展示されています。

 

原画は長い年月が経っても、どれも色が美しく、

「絵具は混ぜることなくそのものの色を使う」と

高橋氏が作品制作のビデオの中で仰っているので

そのせいもあるのかな、と思ったり。

絵の中の少女たちの、変わらない瞳の輝きと

バラ色の頬や指先に癒されました。

 

展示されている絵は大きく三つのテーマに分けられています。

お姫様などを描いた「あこがれの世界」、

各国の民族衣装に身を包んだ少女を描いた「世界の少女たち」、

ノートの表紙や少女雑誌のファッション特集に使われた絵を集めた

「おしゃれ図鑑」。

今回は人魚姫など人魚の絵はほとんどありませんでしたが

お洒落でかわいいファッションイラストが多く、楽しめました。

 

そういえば文房具シリーズのノートって

種類が多いのに私は持っていた記憶がありません。

自分で選んでノートを買える年齢になった頃には

下火になっていたのか、あるいは小さな町の文具店なので

そんなに仕入れていなかったのかはわかりませんが。

でも持っていたとしても、もったいなくて使わなかったかもしれないな。

会場で売られていた作品集「ロマンティック乙女スタイル」は

限定版のハンカチ付のものを購入。

ハンカチといえば、小学1年生の頃は皆、折りたたんだハンカチを

腰のあたりに安全ピンでつけられていたっけ。

あれは落とさないようにという配慮?

かえって手が拭きづらかった覚えがあります(笑)。

 

 

 

それにしても高橋真琴展で毎回思うことですが

年月を重ねても高橋氏の生み出す少女たちの美しさが全然変わらないのは、

驚きというほかありません。

これからもお元気で眩い瞳の少女たちを描き続けてほしいです。