ひさしぶりに書こうと思ってやってきた。わたしはなんだかんだで文章を書くのがすきらしくて、ときどき頭の中でも話を練っていたりする。しろくきれいな雪はつもるのをやめはじめてすこしずつ、少しずつ氷に姿を変えながらも溶けている。
今日も彼らのロックンロールはかっこよかったよ、あのひとの歌には情緒がつまっているんだよ、美しい彼の瞳に吸い込まれそうになりながら、透き通る冬の夜空には星座が泳いでいる。それをわたしは眺めている。悴むゆびは赤みを帯びてしもやけを訴える。あしたは昨日より暖かい格好をして、かれらの歌をお供にうみに行こうか、行けるのならどこまでも行きたいなあ、そんな会話をわたしはゆめうつつに聞いたんだよねぇ。あぁ、何処までも行ってしまいたい。