彼女と出会ったのは
大学2年の春だった
色々あって単位を落としたオレは
一年生に交じって授業を受けるハメに・・・・・
面倒くさがりのオレは
教科書を持って行くことはほとんど無く
いつも、友達に見せてもらう癖がついていたため
もちろん、この講義にも教科書を持って行ってなかった
「やべ~、一年ばっかで誰にも見せてもらえんやん・・・・」
「しゃーないな~今度からこの講義だけは持ってこよう」
そんなことを考え、教授が来るまでの時間を
一年生に交じって考えていた
教授が来て、講義が始まる
「去年と同じこと言いよる」
そんなこと考えながらも講義は進む
一年生は、初めての講義、真剣に聞いている
15分くらい過ぎた頃
隣に遅れて来たのが「りん」だった
女子大生というか
まだ、高校生のような感じのする女の子
無理して女子大生になろうとしてる感じが無い
薄い口紅だけをしていた
大学のほとんどの講義は
遅刻しても広い教室だから、教授が気づくことは、ほとんど無く
気づいても気にすることは無い
「すいません~今どこまで進んだんですか?」
顔を赤くしながら、「りん」が聞いてきた
「ごめん、オレ教科書無いけん分からんよ~」
「そうなんですか~」
まわりをキョロキョロしながら
講義を聞いて行くうちに今どこまで
進んでいるのか分かったようで
教科書を広げ、講義を聞いている
それから、しばらくして
「これ一緒に見ませんか」
やっぱり、顔を赤くして「りん」が声をかけて来た
これが二人の始まり
ばいびー

