目へのLED照明の青色成分の危険性 | 青色光! 青色光網膜傷害に要注意

青色光! 青色光網膜傷害に要注意

青色光網膜傷害って知っていますか?
昔から紫外線の悪影響は広く知られていいますが、青色光が目に悪影響を与えることは最近知りました。
そこで少々調べてみると、すでに多くの情報があったり対策商品が出ていることがわかりました。

引き続き、LEDのコンサルタント服部様のブログを読んでみた。今度は、「目へのLED照明の青色成分の危険性」というタイトルだ。

その中で、下記のように欧米では青色光の危険性は広く知れ渡っていたようだ。

欧米では「青色照明の危険」(Blue-Light Photochemical Retina Hazard)として青色による光化学反応による網膜損傷として良く知られた課題であり主に欧米を中心に研究が継続・推進されている。


また、人間の目は、青色光に対する感度が低いので、強い青色光をうけても本人の自覚が少ないらしい。つまり知らず知らずのうちに青色光を浴びやすいということか。

人の目に対する青色光の怖さは、白色LEDの青色波長のピーク位置が人間の目の感度が低い400~500nm波長領域に有ることだ。つまり、強い青色の光を受けたとしても、人間の目はその青色成分に対して感度が低いためそれほど自覚できず、知らないうちに強い青色光によるダメージを網膜に受けてしまう可能性があることだ。

まして、青色光単色のLEDの光であれば、まぶしさを感じないまま強い光エネルギーをまともに受けてしまうのだ。

太陽光のように人間の目の感度が高い色を含む光は、自然と目を閉じたり背けたりして本能的に対応できるが、青色光の場合はそのような対応ができないことが大きな問題なのだ。

危険な青色光対して加えて、人間の目はそれを避けるようにはできていないということは大変残念なことだ。

われわれのできることは青色光をカットする常用眼鏡やサングラスを使って青色光をできるだけ避けることか。 青色LEDのような直接青色光を出す光源を見ないようにすることだけなのか?!