ニッポンヒゲナガハナバチ、何度もこのブログで紹介した事のある花蜂科の一種で、特徴としては雄の触覚が長いのが特徴です
活動期間は、4月の初旬頃から5月一杯ですかな、詳しい事は知りませんが、ミツバチやスズメバチと違い単独で巣を作り産卵し、一生を終えるんじゃないかと思ってます。
ただ、もう一つ「シロスジヒゲナガハナバチ」と言うのが居まして、これがほとんど見分けが付かないのですよ。
少し前までは、体の色じゃないかと思ってましたが、確実ではない様ですね。
里山で見られるのは全て「ニッポンヒゲナガハナバチ」だと思っていたのですが、色々と過去や今年の写真を確認した所、里山の北側で撮影した7割近くが「シロスジヒゲナガハナバチ」では無いかと思われます。
さて、見分け方ですが翅の一部の翅脈で見分けるしかない様なので、撮影時に目視での判別は難しい。(小さ過ぎ)
写真を載せますので、確認までに
「ニッポンヒゲナガハナバチ」
「シロスジヒゲナガハナバチ」
写真の丸で囲んだ部分の翅脈の肘室の数で見分けるのが一番の様です。三つが「ニッポンヒゲナガハナバチ」二つが「シロスジヒゲナガハナバチ」となります。
この二つの雄の写真、色違いに見えても同じ「シロスジヒゲナガハナバチ」なりますね。
来年以降は、確認が取れれば区別を付けますが、わからない場合は全て「シロスジヒゲナガハナバチ」とします。
番外編
「ヤマサナエ連結」
サナエ系の交尾は初めて写真に撮りましたかな。。。。
「ホンサナエ」
一昨年に初めて目視確認されてましたが、私自身はこれが初見ですね。
立夏も過ぎ、暦の上では夏になりボチボチ世代交代の時期に入り一時的に出逢える頻度が減りますが、頑張って「ゼフィルス」散策に力を入れますね。