その後のこと | 大切な1日

大切な1日

2011年11月に濾胞性リンパ腫である事がわかり、生活が変わりました。

自分の記録として、またひとつの例として、同じ病気で闘っておられる方の参考に少しでもなれば幸いです。



お久しぶりです。

桜も満開になり、季節はすっかり春ですね。



前回のブログの後はいろいろなことがありました。



まずは幹細胞採取のお話です。


グランを6日(水)の朝6時と夜21時、7日(木)の朝6時に300μgを投与しましたが…

* WBC 1.1
* 好中球 273


という結果だったので、8日(金)の採取は難しいと思われる為、予定変更。


7日夜~8日はグランはお休み。


9日(土)、10日(日)の朝晩と11日(月)早朝にグラン注射。


採血をしてOKなら、そのまま11日午後に幹細胞採取となりました。


そして11日(月)の採血の結果は…白血球が41.8に急上昇し、幹細胞の表面マーカーCD34の量も十分ということで、幹細胞採取を行うことになりました。


その後は首から採取の為の管を入れて、昼食とトイレを済ませて、いよいよ開始です。


採取が終わるまで3時間以上かかって、結構疲れましたが、この1回で必要量以上しっかり採取できました。


普通なら、あとは抗がん剤で寛解状態にして、自家移植へ進むのですが…



R-CMD療法でも私のリンパ腫の勢いを止める事はできませんでした。


確かに最初はリンパ腫が原因の足の浮腫みも取れて、効いている様だったのですが…


私のリンパ腫はやっぱりかなりの負けず嫌いみたいです。


抗がん剤の効き目が長続きしません。



幹細胞採取の後、1週間位一時退院していたのですが、その間にまた左足が浮腫んできて鼠径部に触れるとリンパ腫で固くなっているのがわかる状態でした。



19日に再入院して、その日にCT検査、治療方針の見直しの為に血液内科のカンファレンスで再検討となりました。



ただ左足の浮腫みがかなり辛くなっていたので、次の治療が決まるまでステロイドを使うことになり、19日から昨日までデカドロンを点滴で投与、今日からは量を減量してプレドニンを経口投与しています。



今後の事について昨日主治医と話をしました。


抗がん剤が効きにくいので難しい状態ではあるけれど、自家移植に進む為に違う治療を行うことになりました。


今度はR-B療法です。
リツキサンとベンダムスチン(トレアキシン)です。


26日から開始に決まりました。


効果はやってみなければわかりません。


でも可能性があるならば前向きに挑戦していこうと思います。


不安や心の動揺やいろいろあるけれど、諦めないで進んでいきたいと思います。


こんな状態だけど、食欲は衰えずです。
今日はおやつにプリンも食べてしまいました。



ステロイド効果もあると思うけれど、今はわりと元気です。




それから一時退院の時に浮腫み始めている足で、娘と買い物に行きました。


急に暖かくなってきて、スプリングコートと病院で着る春物パジャマがなかったので…


久しぶりだったので、ランチ、休憩を兼ねたおやつとティータイムの他、早めに夕食も食べました。


病院では食べられないイタリアンです。


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バーニャカウダです。
アンチョビ、オリーブオイル等のソースがとても美味しかった


あとはマルゲリータピザとベーコン等が入ったパスタを食べて大満足です。


体は疲れたけれど、心はとても元気になれた日でした。


また美味しいものを食べに行ける様になりたいな