昭和の風景と、藍染体験で、ウーロン杯。 | 何処にも売っていない、藍染め作品集。

 

日曜日のこの時間にj-waveを聞いて、一人でウーロン茶割を飲んで、今日という日をツイートして、ブログを書く。ネットが便利になるほど、人の温もりを感じる事が少なくなっていくな〜と、何となく黄昏れる。すぐに繋がる便利さと楽しさ。すぐに反応が分るありがたさと希薄さ。

 

不便なんだけど楽しいという感覚が、日本の都心部では無くなっている。もし車がエンストすれば、クラクションやクレーム。大丈夫ですかなんていう顔で下りてくる人はいないだろう。ミニクーパーが故障した時、よく怒られた。こんな所に止めるな、とか、エンジン吹かすな、とか。人が多すぎると人は心の余裕を無くしてしまう。我先にと、何故か先を急いでしまう。

 

今日は、埼玉県の歴史と民俗の博物館で、藍染体験の講師助手として働いてきました。埼玉県の施設と相澤染工場が一緒になって藍染を行う年一回の講習会。生徒さん12名。申し込みは瞬殺で締め切りという人気の体験。その施設に、昭和を再現している場所があります。井戸のある中庭、赤いSUBARU、ベーゴマを出来る場所、駄菓子屋などなど。

 

そんな風景に触れると、思わず毎回写真を撮って、こんな車がまだ走れたらな〜と思ってしまう。自動運転なんて、なんて味気ない。ゆっくり走って、たまに止まって、こんな景色もあったのかって、日本をまたゆっくり眺めてみたい。昭和の人情を探して、またゆっくり旅へ出てみたいな〜。明日から、全国の祭半纏染めで忙しくなるので、旅はまだまだおわずけです。

 

皆様も心温まるお時間、お大事に。

いつかお会い出来る日を愉しみにしています。

 

ぶるーはんず。