バリ島探検隊にっき2017 | 何処にも売っていない、藍染め作品集。

 

3年前からバリ島へ1、2週間、お仕事が落ち着いたら、行かせてもらっているのですが、色々と面白い発見やお話があるので、気晴らしに載せていこうと思います。自分の宣伝ばかりじゃ、疲れちゃいますからね、お互いに。

 

バリ島へ行くきっかけは、日本は大体旅行したので、海外へまた行ってみようかという軽いノリと、染工場の先輩方が相次いで倒れて、自分も命の洗濯をしといた方がいいのかな、という重めのノリの両方でした。当時、エアービーアンビーが始まったばかりで、個人での民泊が出来る様になり、宿をポチッと予約したら、キャンセルが出来ない条件で、行く事になりました。お酒でネット、そして汗。

 

まあそのお陰で、自分の見聞が広がったので、今では良かったのかな〜と酎ハイを飲みながら思っています。10年ぶり位の一人旅だったので、東南アジアの熱気に圧倒されました。空港の外の網に現地の人がビッシリ並んで、タクシー乗り場を探すと、呼び込みが来て、タクシーへ向かおうとすると、今度は荷物を勝手に運ぶ男が現れ、フロム ジャパン、コンニチは。と片言で、親切そうな笑顔で、最後にチップ、と。頼んでもいないのに、次から次へと訪問客が一杯。

 

あの時は、ジンバランと呼ばれるリゾートの奥の方に泊まり、現地のインドネシア人と仲良くなったり、ボラれたり。物売りのしつこさは、すごかった。ビーチで寝ていると、布売りが現れて、マッサージおばさんが現れ、ナイフ売りが現れる。大体30分から1時間おきに、ルーティーンしていく。ハロー、マッサージ?ハロー、ハロー。毎回、ノーと言って断っても、また笑顔で聞いてくる。ナイフ売りは、夕方には子供が売りに歩いて来た。思わず、コントか、と突っ込みたくなる風景でした。

 

今年は、そんなリゾートエリアから離れたバリ島の東部へトリップ予定です。まだ大量にお仕事が溜まっているので、大きな声では言えませんが、この為に、藍染め職人はムシムシとした日本の夏をグチを漏らさず、生きています。また、一人旅ですので、ジャパン、トモダチ、と片言の日本語で言い寄ってくるのでしょう。この時は、人見知りで良かったな〜と思います。

 

取り合えず、バリ島探検隊にっき2017、はじまります。

 

BLUE HANDS