扉の向こうへ 1(追記あり) | 蒼のエルフの庭

蒼のエルフの庭

蒼の方への愛を叫んでおります
主に腐小説中心の妄想部屋でございます
ご理解いただける方のみお入りください
(男性の方のご入室はお断りいたします)

子どもの日のパーティーが終わり

智翔旅行社分室チーフのさとちは

16日に催されるイベントの準備に大忙し

紅玉のお店の大きな机の前で

お兄ちゃんと相談中

 

「おにいちゃん どうやっちぇ

 それぞれのばしょに つれちぇいくの?」

 

行き場所は決まったけれど

そこはそ過去、現在、未来の

異なる時間軸にある

 

そう聞かれたお兄ちゃんも

正直よく分かっていないので

思いっきり困った顔で首を傾げた

 

「大ちゃんか蒼ちゃんが知ってるかも?」

 

頼みの綱はこの二人だけれど

流石に時空を超える場合は大ちゃんになる

 

「やっぱり、おおちゃんかな?」

 

腕を組んで考えこむ二人の所に

蒼ちゃんがお茶を持って登場

 

「どうした、そんな渋い顔で」

 

「あおちゃん、どうやっちぇ

 みんなをつれちぇいけばいいの?

 ようせいのくにははいれるよね?」

 

募集する前に考えることなのに

この二人は全く考えていなかったようだ

 

「ああ、その事か ・・・

 大ちゃんから伝言をもらってるよ」

 

「ほえ~ ・・・ どんな?」

 

「魔女に3つの扉を用意して貰った

 だから、その扉を使って

 それぞれの場所に行けるって」

 

「ああ、特別な日だから

 魔女の力で飛ぶんだ」

 

ようやく納得したのか

ホッとした表情を浮かべるお兄ちゃん

 

「妖精の国に行く人は花の妖精に変身

 お江戸に行く人はその時代の衣装を着る

 未来に行く人はそのままかな?」

 

それぞれの場所に行く条件を口にした蒼ちゃん

ただ、未来については何も聞いていない

 

「未来に行く人も何かないんですか?」

 

「みらいのおようふくをきる?」

 

二人が期待に満ちた眼差しを向けるも

全く未来のことは分からないので

そこは社長に丸投げにすることにした

 

「それは向こうの社長に任せたら良いんじゃない」

 

「ああ、しゃちょうさんのところには

 かちいちょうてんがあっちゃもんね」

 

「確かに貸衣装店があった

 未来だからって未来の服じゃなく

 昔のドレスでも良いんだし

 そこは行く人のリクエストに答えればいい」

 

「その打ち合わせをするために

 蒼の隠れ家に行くことになったよ」

 

「蒼の隠れ家ですか?」

 

お兄ちゃんがきょととした顔をする

 

「あそこは異世界

 時空を超えてやって来れるらしい」

 

異世界にある蒼の隠れ家は

時たま過去や未来からのお客様も入ってくる

どうやら道が繋がりやすいようだ

(今回は魔女が指を鳴らして繋げるらしい)

 

「しゅご~い わかちゃんたちと

 しゃちょうたちにあえるの?」

 

それを聞いたさとちは大喜びで

宙に浮かんでふわふわ回る

 

「チビ、落ち着けって!

 時間になったら移動するから

 その前に必要な参加者名簿をつくること!」

 

募集したところ参加者は33名

その名簿を作る必要がある

 

「おにいちゃん、おねがいちます!」

 

事務仕事はお手の物のお兄ちゃんが担当する

さとちはにっこり笑って

蒼ちゃんが持ってきたお茶に口を付けた

 

「了解しました」

 

PCを取り出して名簿を作り始め

あっという間に作ってしまった

 

1.妖精の国参加者  8名

  hiro様(百合の妖精)nao/s様(かすみそうの妖精)

  にゃんくろ様(桜の妖精)青色うさぎ様(ネモフィラの妖精)

  ☆ゆう☆様(オオイヌノフグリの妖精)ぶすこ♪様’チューリップの妖精)

  asakeasake777様(コスモスの妖精)りかママ様(チューリップの妖精) 

 

2.お江戸の町参加者  15名

  ay40123104様 悠月様 tanku様

  モカ様 チョッパー様 のこ様 山華様

  kojika012571様 さとらぶ様 kanoono様

  yamasuki-daru様 2011秋から様 ayumi☆様 

  misato1126様 lavenderoile様 

 

3.未来のどこか参加者 10名

  ひろひろりん様 あおこ様 めがね様

  sato9090様 suzuran様 milktea様

  rieton様 renlove様

  3104kumiko様 みっしー3104様

 

「出来たよ」

 

「おにいちゃん、しゅごいの~

 めいぼがかんせいちたの!」

 

 

これで準備はOK 

若ちゃんと上ちゃん

社長と副社長に会えるから

ご機嫌な顔で出掛ける準備を始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

<続きます>

 

急な募集にも関わらず

お申し込みくださり

ありがとうございました

 

妖精の国、お江戸、未来の智翔旅行社の面々も

皆様のお越しをお待ちしております

 

それにしてもお江戸は人気ですね

若ちゃん、上ちゃん、翁と蒼灯が

張り切りそう(笑)

 

お名前の間違い

申し込みしたのに載っていないなど

ありましたら

申し訳ございませんが

コメントでお知らせください

よろしくお願いします

 

行き先が決まっていない方

花の明記がなかったかた

ご連絡を頂ければ

ご希望の場所にご参加いただきます

ご連絡のない場合はこちらで決めさせていただきます

 

 

最初にお断りを

16日、それぞれの場所に向かっていただきますが

その日のうちに終わらないのが

この部屋のお話

長くなるかもしれませんが

ご了承ください

 

 

さとち&お兄ちゃん&魔女