着ていた服を全て剥ぎ取ると
女は両手で体を隠すような しぐさをした。
消えかかってるものから鮮明なものまで
所々に生々しいアザ。
まぁ‥そんな気はしとったけどな‥。
「もう隠さんでえぇから‥」
女の手を取り 指に指を絡ませ
アザのひとつひとつに唇をあてていく。
少し痛いのか
時々 眉間にシワを寄せる表情。
強ばる体を和らげるように
女の肌にゆっくりと
手のひらを沿わせる‥。
すると 少しずつ身を委ねだし
俺の背中に腕を回した。
こんなはずちゃうかったのに‥
もっと めちゃくちゃにするつもりやったのに‥
心の隅に大きな誤算を感じながら
それでも 俺の体は
この女の温もりに吸い寄せられて行った‥。