クリスマスイヴの夜。
特に予定のない私はいつもどおり仕事を終え、
せめてケーキだけでもと
帰り道にあるケーキ屋さんに立ち寄った。
ショーケースには2~3人用の大きさの
クリスマスケーキが最後のひとつ。
どうしよう‥
あんな大きいのひとりじゃ食べれないし‥
でも、ケーキくらい‥
意を決して、
「それくださいっ」と言いかけた瞬間、後ろから
「すいません!それ、くださいっ」と声がした。
「あ‥」
「えっ…?」
20代半ばくらいだろうか。
金髪の小柄な男の子。
「あの‥これ、買いはるとこでした?」
「いえ‥あ‥どうぞ‥」
私はなんだか急に恥ずかしくなって
その場からすぐに立ち去った。
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