妖精のようにかろやかに〜画家・イラストレーター 原島琉理子〜  -26ページ目

妖精のようにかろやかに〜画家・イラストレーター 原島琉理子〜 

妖精や天使、龍やユニコーンたちの世界を描く画家・イラストレーターです。
この地球上で会う約束をしていた、かつて妖精だったあなたとつながりたい!

秋らしい絵を選んでみました。

よく見るとユニコーンと女の子がお昼寝中。
「地球はいいところだね」



むりやり締め切りに間に合わせてもいいことなかった、ということには関係ない絵です😅

さて、「カレンダーの絵11」で少し触れたことですが、絵を描く時にはアクセスしている場所っていうものがあります。


お仕事で発注して頂いた場合、どんな絵がいいのかご要望をお伺いするわけですが、言ってること以上に伝わってくるのはエネルギー。

発注者の要望がまとまってなかったら、言葉ではちゃんと伝えてくれていても変な方向に行ってしまうもの。
逆にぴしーっと細部まで決まってると(あくまでもエネルギーがということで、発注したい絵の細部まで決まってるという意味ではないです)途中段階ではまるで一緒に同じ図面でも見ているかのように細かいところが話し合えるのです。

イラストレーターを初めた最初の頃は全くそういうのわからなくて、言われるがままに何度も描き直しをしました。
泣きながらやってたこともありました。

でもある時期からちゃんとエネルギーを感じて描けるようになってきて、そうするとまた違和感も感じられるんです。

気付いたきっかけは「締め切り」の存在。

会社なんかだとスケジュールがしっかり決まっているので、逆算してイラストの発注はこの日までに…となるわけです。

でもホントはまだ内容が練れてなくてなんとなくこんな感じ…な段階なんだけど、いかにもちゃんと決まってる風な発注用紙が出てきたりします。

この段階でこちらがいくらアイデアを絞ってもふわふわしてて「これだ!」という手応えが感じられないのです。

でも、最初はわからなかったからとにかく締め切りに間に合わせなきゃ、といくつかアイデアを出してラフスケッチを提出するのですが、大抵全部ボツ。

で、一生懸命やったのに〜と落ち込む。
自分がダメだったと思っちゃうのです。
行程を送らせているのは自分なのかな、と責めてしまったり。

でも相手のほうでちゃんと考えがまとまると、こちらもポンッと絵が浮かぶ!

スイスイ進む時とぜんぜん進まない時、この違いを何度も経験すると、違和感ある時がわかるようになるんです。

これは個人だとふつうに話し合えるからわかりやすいのですが、会社だと複数の人があれやこれや意見出してて、決まりかかったものも上からの意見で変わってしまったりということが起こりますよね。それで決まったことを伝えてくださるのがひとりの担当者さんなので、なかなか背景がわかりにくいということになりますが、やっぱり基本は一緒。

こちらの手が止まった時は「何か起こってるのかな?」と考えるようになりました。
それで連絡とってみると企画がひっくり返ってたり、コンセプトが変わってきてたりということがあるのです。

なんとしても仕上げよう!と全然のってないのに頑張っても、結局やり直しや大幅修正になるということが多かった〜。

自分が怠惰なだけっていう時とちゃんと見極めないといけないですけどね。