Man, we champs!…ナゲッツでついに頂点に辿り着いた4人のベテランのそれぞれの想い① | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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昨日、ナゲッツのチャンピオンシップパレードが行われました。

もちろんそれは喜びに溢れていましたが、何でしょう…どことなくやはり他のチームのそれよりも落ち着いていたような。はじけるというよりは「噛みしめる」という印象のある彼ら。

どんな場所でもヨーキッチに、マレーに、AGに、そしてマローンHCにカメラが集まりがちだったりしますが、私は彼ら以上に深い、深い思いを噛みしめていたことを知っています。
 

 

 

 

マレーだって、大木怪我を乗り越えてここへ来たのだから、つよい思いがあったのは間違いないですけどね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デンバーでキャリアの後半…もう終盤なのかもしれないその時間を送っていた4人のベテランプレーヤーが、あまり注目を浴びない中でその喜びを表現し、涙していました。

ジェフ・グリーン、イシュ・スミス、デアンドレ・ジョーダン、そしてレジ―・ジャクソンの4人です。

 

彼らは近年ではすっかりとジャーニーマンになっていました。いつNBAでのキャリアが終わるかわからなかったし、大きな負傷と闘ってきたプレーヤーもいます。

彼らとしても、広くチャンピオン候補として名前を挙げられるチームではなくて、まさかナゲッツでリングを取ることになるなんて、当初はあまり思っていなかったかもしれません(ジャクソンはデッドラインでの加入だったので、少しはそう思ったかもですが)。

でもそんな中で、彼らの献身的な貢献はチームを支えてきたのは言うまでもありませんよね。

 

では、そんな4人がこの感動的な瞬間をどのように迎えたのか、記事を読んでみます。

ちょっと記事が長いということもあるので、2回に分けてご紹介していきます。

 

 

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'Man, we champs!': Why Denver's NBA title means more for these four vets(前編)

‘おい、僕らはチャンプだぞ!’: デンバーのNBAタイトルは、なぜこの4人のベテランにとってより大きな意味を持つのか?

 

 

ああ、もうこれだけで泣けるわ。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レジー・ジャクソンは、ジェフ・グリーンの目に涙が溢れ始めたのを確認した。デアンドレ・ジョーダンとイシュ・スミスは、グリーンを抱きしめて、彼のそばに寄り添うように向かった。スミスは涙をこらえ始めた。数歩離れたナゲッツベンチの端にジャクソンが立ち、そこで彼も泣いていた。

 

NBAファイナルGAME5、ナゲッツが初チャンピオンシップを間近に控えた月曜日の夜、4人のベテランは、自分たちのバスケットボール人生の中で追い求めてきた夢がついに実現することを実感しはじめたのだった。

 

 

ボールアリーナで紙吹雪が降り始めたとき、ジャクソンが最初に抱きしめたナゲッツの3人が、グリーン、ジョーダン、スミスだったのは偶然ではないだろう。

 

ジャクソンはスミスを見て、"Man, we champs!(なあ、僕らはチャンプになったんだ!)"と言った。

 

ナゲッツが木曜日にデンバーのダウンタウンを占領してパレードを祝う中、この4人はシャンパンを一口一口飲み、葉巻を一吹きし、会場にいる感謝の気持ちを伝えるファンに手を振るたびに、あらゆる瞬間を味わい尽くすだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4人の中でポストシーズンにベンチから有意義な時間をプレーしたのはグリーンだけだったということは問題ではない。彼ら全員がロッカールームやサイドラインで役割を果たし、ニコラ・ヨーキッチ、ジャマール・マレーと共にナゲッツがマイアミ・ヒートを破って世界チャンピオンになるのを助けたのだから。

 

“イシュ、ジェフ、そしてジョーダンは昔ながらのプレーヤーだよ。“とヨーキッチはファイナルGAME2の前に語った。

 

“彼らが話すときは、誰もが耳を傾けていると思う。なぜなら、彼らの話を聞けば、ゲームをプレーするのに役立ついくつかの非常に賢明な情報を聞くことができるからだ。僕は彼らに本当に感謝しているし、とてもありがたいと思っているよ。“

 

 

グリーン、ジョーダン、ジャクソン、スミスは賢明なNBAジャーニーマンの典型だ。彼らはここに到達するまでに何年も費やし、フランチャイズからフランチャイズへと飛び回り、数え切れないほどのチームメイトとプレーし、ここがチャンピオンシップを獲得できる終点になるかどうかだけでなく、場合によってはそれが最後のチャンスになるかもしれないと常に考えていた。

 

これに、貴重なNBAチャンピオンシップ貢献者に成長したブルース・ブラウンも加わり、ナゲッツのベンチにはこの瞬間が来るかどうか分からないプレーヤーでいっぱいだった。

 

“それはますます難しくなり始めているんだよ。“とジャクソンはESPNに語った。 2014年から2020年までデトロイト・ピストンズに在籍していたとき、怪我のため引退することも考えたと語った。

 

“この瞬間が本当に訪れるのか、ますます疑念を抱き始めているんだ。“

 

 

 

 

 

 

どこにいてもジョーダンは目立つな。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

グリーン、ジョーダン、スミス、ジャクソンの4人は合計55シーズンにわたって35チームでプレーしてきた。

 

ESPN Stats & Informationの調査によると、グリーンとジョーダンは、それぞれレギュラーシーズンで1,000試合以上に出場し、一緒に初タイトルを獲得した初のチームメイトのペアとなった。

 

“すべてだよ。“NBAファイナルが始まる前、グリーンはタイトル獲得が自分にとって何を意味するかについてそう語った。

 

“それが僕がプレーする目的だからね。僕にとって、常にチームのためにプレーしているし、最終的な目標は常にチャンピオンシップに勝つことだったんだ。“

 

“キャリアの中で経験してきたすべてのことすべては、チャンピオンシップに勝つためだったんだ。“

 

 

36歳のグリーンは、まだNBAでプレーすることができ、ファイナルに戻ることができたことがどれほど幸運であるかを知っている。同フォワードは2007年にシアトル・スーパーソニックスでキャリアをスタートさせたが、大動脈瘤を修復するための大規模な心臓手術のため、2011-12シーズンはプレーできなかった。グリーンは復帰し、2018年にクリーブランド・キャバリアーズでファイナルに進出したが、ゴールデンステート・ウォリアーズにスイープされたのだった。

 

彼はスーパーソニックス/オクラホマシティ・サンダー、ボストン・セルティックス、メンフィス・グリズリーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、オーランド・マジック、キャバリアーズ、ワシントン・ウィザーズ、ユタ・ジャズ、ヒューストン・ロケッツ、ブルックリン・ネッツ、ナゲッツでプレーした。

 

ESPNのスタッツ&情報データによると、グリーンは初のチャンピオンシップを獲得するまでに6番目に多いレギュラーシーズン試合(1,107試合)をプレーした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポストシーズン10年目で平均4.1PTSを記録し、ファイナルのGAME4の4Q途中には重要な3ポイントシュートを決め、マイアミでのナゲッツの勝利に貢献した。

 

“キャリアの中であらゆる障害を乗り越えてきた自分を誇りに思うよ。“とグリーンは語った。

 

“10年以上前に僕が直面した障害、そのようなものに足を引っ張られることを許さず、複数のチームの障壁を打ち破り、あらゆる状況に適応することが必要だったんだ。“

 

“誰もが知っているように、これまで僕が経験してきたことを考えると、現時点でもまだ生産的であり、ファイナルで素晴らしいチームに貢献できたことは素晴らしいことだと思う。“

 

 

原文:Flipboard

'Man, we champs!': Why Denver's NBA title means more for these four vets(前編)

 

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ここで私も、彼らにとっては最後のチャンスかもしれないって何度も言ってきました。

っていうか、彼らだけではなく他のプレーヤー達にだって、それほど多くのチャンスが訪れるわけではありません。だからこそ今回は、絶対にチャンピオンにならなければならないって思っていました。

 

 

 

 

いい顔してますよねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

NBAでチャンピオンになるのはとっても難しい。確率だけでも1/30ですし、自分の位置が確約されているプレーヤーなんて本当にわずかです。素晴らしいチームに加入できるチャンスも、とくにジャーニーマンになれば高くはありません。

しかしそれを、前評判の高かったバックスやセルテ、GSなどで迎えたわけではないということがまた1つの価値ではないかなって思うのです。

 

次は後編を読んでいきますので、明日以降をお楽しみに!

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

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