たとえ主役でなくても…“彼は特別”。カイル・ラウリーがヒートにもたらす全てのこと。その価値は高い | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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マブス、今日も逆転されてますね・・・出足は良いのに。勝ちきれなかったけれど、やっぱりグリズリーズは良い試合したなってつくづく思う。サンズだったらどうだっただろう、なんてそんなことは愚問。結局メンバーが揃えばGSは強いよなあ。

 

 

ということで、私は相変わらずWESTには触れずにいきます。笑

 

はい、昨日の試合でやっとカイル・ラウリーが戻ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そりゃあ戻ってこないと。だって、プレーオフで頑張ってもらうために彼はヒートに呼ばれたのだから。

それはそうと、ヒートは酷く手負いの状態です。

ラウリーはまだ試合の途中で膝を温めにロッカールームを行き来しているし、PJタッカーも満身創痍であちこち痛めているし、おまけにジミー・バトラーも昨日の試合では後半は出場できず。膝の炎症とか言ってましたけど、今日の報告ではその状態であってもGAME4は出場するつもりとか。

WESTの方がスウィープの可能性もあるから休む暇もない。ここを勝ち抜いても、満身創痍のままファイナルへ向かうことになる。それが心配ですね。

あれだけえげつないディフェンスしていれば負傷もするよね・・・って思いますけど。

 

で、昨日の試合はラウリーが主役、ではありませんでした。

バム・アデバヨの攻守にわたる活躍がヒートが勝ち切れた要因だったのは間違い無いでしょう。

しかし、それを達成したのさえ、影にラウリーの存在があったと思う人も多いんですよね。

一体彼はどのように試合に貢献したのでしょうか。記事を読んでみます。

 

 

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Heat vs. Celtics: How 'special' Kyle Lowry changed everything for Miami in Game 3 win

ヒートvs.セルティックス:”特別な“カイル・ラウリーがGAME3の勝利についてマイアミのすべてを変えた理由

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イースタン・カンファレンス・ファイナルのGAME3の主役は、カイル・ラウリーではなかった。それはバム・アデバヨであり、彼の31PTS(15/22のシュート成功!)は土曜日の後半、ジミー・バトラーを欠いていたマイアミ・ヒートのチームにとって不可欠なものだった。しかし、ラウリーは4/11のシュートで11PTSと控えめだったものの、マイアミの109-103での勝利には彼の指紋がすべてに付いていた。

 

彼の最も印象的なプレーは、4Qの後半に行われたものだ。卑怯で、賢く、そして完全に咄嗟のものだった。残り48秒、ボストン・セルティックスはかろうじてまだ生きのこっていた。フリースローを決めた後、7PTS差でグラント・ウィリアムズがマーカス・スマートにインバウンドしたボールを、ラウリーが2人の間に飛び込んでボールをつかみ、ボールが外に出ないようにして、マイアミのマックス・ストゥルースがバスケットに向かってレイアップしているのを確認した。ボストンがタイムアウトを取ると、ラウリーは歓喜の雄叫びをあげた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラウリーが相手を苦しめることになった数時間前、彼は調子を整えていた。ヒートの最初のポゼッションで、彼はオフェンスリバウンドからボールをプッシュし、ストゥルースのトランジション3をセットアップしたのだ。このようなプレーがあったからこそ、今シーズン、ラウリーはマイアミの素晴らしいトランジションオフェンスに最も貢献したプレーヤーとなったのである。

 

その次のポゼッションでは、ボストンがヒートにボールをプッシュした。ラウリーはビッグマンのアル・ホーフォードをピックアップし、ポストで彼の前に立ち、4つのスティールのうちの最初のスティールを獲得した。

 

その数ポゼッション後、ホーフォードのレイアップの後、ラウリーはバトラーにレイアップのためのロングパスを投げ、セルティックスの不意をついた。そのレイアップはファウルをも獲得した。

 

 

ボストンのイメ・ウドカHCは、このプレーによって試合最初のタイムアウトを要求した。ウドカは、ペースを押し上げるという点で、ラウリーをマイアミの“the head of the snake(蛇の頭)”と表現した。

 

“あれが彼の仕事なんだ。”とウドカは言った。

 

“試合前にもその話をしたよ。彼がゲームに与える影響は大きいんだ。”

 

 

タイムアウト後、ジェイソン・テイタムがランナーを外し、その4秒後にラウリーがトランジションでプルアップ3を決め、マイアミが14-4とリードを広げた。このクォーター終了時には39-18となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーズン中、ラウリーはヒートのトランジションチャンスを得るにあたって最も責任があるプレーヤーだ。これは、NBAで最高のハーフコートディフェンスに対して特に重要なことである。

 

“彼らは背が高くて、アグレッシブだからね。”とラウリーは言った。

 

“でも、僕にとっては、ペースを掴んで、イージーな状況を手に入れることが重要なんだ。”

 

 

2Qにアデバヨのダンクでホッケーアシストを決めたのは、ボールをキャッチした瞬間にリリースしたからだ。

 

 

ラウリーは、ハムストリングの怪我でファーストラウンドの2試合、セカンドラウンドの4試合、カンファレンスファイナルの最初の2試合を欠場した状態から復帰し、29分プレーした。このプレーオフでは出場できてもシュートがうまく決まらなかったが、GAME3ではタイムリーなジャンパーを決めた。ヒートが後半に数回ポゼッションを空けたとき、ラウリーは特許物のプルアップ3を左方向にたたき込んだ。怪我の不安から復帰したスマートがマイアミのリードを10PTSに縮めたとき、ラウリーはホーフォードを越えてタフなステップバックで荒れ狂う観衆を黙らせたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

これはよく決めましたよね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“彼は特別だよ。”とストゥルースは言った。

 

“特にJ.B.(ジミー・バトラー)を失った試合では、彼のリーダーシップとプレーオフの経験は、僕たちが地に足をつけ、すべてをポジティブに保つために、とても重要だったんだ。彼は今までのキャリアで何度もこのような場面に遭遇しているからね。彼がここにいることはとても大きいんだよ。”

 

 

これが6 度オールスターチームに選ばれ、金メダルを獲得し、NBA のチャンピオンシップを決定するゲームで 26PTSを獲得したプレーヤーだ。しかし、ラウリーは、ヒートコーチのエリック・スポールストラが言うところの“つなぎのプレー”で大きなダメージを与えてきた。ラウリーがアタックする感覚が訪れる機会、それは彼のチームが即興で彼を必要とするとき、ルーズボールまたはブレイクプレーがあるとき、彼は何かを起こす傾向がある。土曜日、彼がスマートの意表を突いたのは、クラッチタイムのスティールだけではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラウリーの存在だけで、マイアミのディフェンスに勢いがついた。ボストンがゲイブ・ヴィンセントをターゲットにするように仕向け、ラウリーをターゲットにしないためだ。オフェンス面で、ヒートは彼らが得られる最大限のプレーメイキングを必要としていたのだ-彼らはレギュラーシーズン中のハーフコートではそれほど素晴らしいものではなかった。そしてダンカン・ロビンソンはより少ない役割をしか果たせず、タイラー・ヒーローはショットに苦労し、バトラーはハーフタイム後に利用できなくなってしまった。彼らは生き残るために方法を見つけなければならなかった。このような瞬間には、悪用できそうな小さな歪みを常に探している彼のようなプレーヤーがいると役にたつのだ。

 

 

原文:ESPN

Heat vs. Celtics: How 'special' Kyle Lowry changed everything for Miami in Game 3 win

 

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彼が一番得意なのは地味だけど、相手からすると面倒で、鬱陶しくて、ぬーーーん!ってなってしまうようなそんなところ。目立つ必要はない。取り上げられるようなスタッツであるような必要もない。

オールスターのような華やかな舞台で、3Pショットでもド派手なダンクでもなく、彼が一番注目されたのはテイクチャージだった。そしてそれを決めた瞬間の彼は、最も良い笑顔で、もっとも歓声をもらっていたと思う。そういうところがラウリー。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか良いな〜^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒートが昨日の試合で19個(!)のスティールをあげたのは、そういうラウリーが目に入るからであり、彼のいやらしい戦略があってこそだと思う。本人も4STLを記録したけれど、ヒート全体をそういうリズムに巻き込んでいたのではないでしょうかね。

 

次の試合は明日です。どれくらいまでヒートの身体が持つのか・・・でもあの強固なディフェンスとラウリーから繰り出される多彩なオフェンスは見所多いですよ!

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。