“目に涙を浮かべていた”…敗戦より痛みが大きかったのはイングルスの負傷。皆がシーズン終了を恐れる | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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苦手な英語と戦いながらできる限りの情報をお届けします。

いつも閲覧くださりありがとうございます^^

 

 

ああ、見たくなかったシーンです。

新しい月を、こんな記事で始めたくはなかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユタ・ジャズののメンバーたちは大きく動揺しました。勝ちたかったし、彼のために勝たなければと強く思ったでしょうが、その動揺は彼らにそれをさせてくれませんでした。

そうでなくても、彼らは今最高のプレーヤー2人を欠いている状態です。ドノバン・ミッチェルとルディ・ゴベールです。

 

彼ら2人はいずれ戻ってきます。また遠くない未来に元気にプレーできるようになるでしょう。

しかし…イングルスはそうはならないと。非接触型の、動画で見ると足はおかしな方向へ…多分これは、シーズン終了の負傷でありましょう。誰もが彼のために祈ったでしょうが、本当は心の底で大怪我である事を理解していたでしょうね。

彼の存在はこのチームにとってとても大きく、今シーズンはあまりジャズの試合を見ていないのではっきりとは言えませんが昨シーズンの感じを見ている限り、ジョーダン・クラークソンの効果もイングルスあってのものだと私は思っております。

器用で、相手が苛立つようなプレーをしてディフェンスも上手く、プレーメイクもできて3Pも得意な彼は、ジャズの歴が長くてチームの誰もが頼るような精神的支柱のプレーヤーでもあるのです。

 

それでは記事を確認してみます。

 

 

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Jazz struggle to ignore emotions after Joe Ingles injury in loss to Timberwolves

ジョー・イングルス負傷の後、ジャズはティンバーウルブズに敗れ、感情を無視するのに苦労している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミネソタ・ティンバーウルブズが勝利を祝い、カール・アンソニー・タウンズのウォークオフ・インタビューに水をかけている間、ユタ・ジャズはビジターチームのロッカールームに向かって、日曜日の夜に起こったことからどうやって前に進むか、沈痛な思いで歩いていた。

 

確かにジャズはウルブズに20PTS差で敗れ、5連敗を喫したが、ハーフタイム直前に起こった出来事こそが、ジャズを根底から揺さぶり、残りの時間を通して集中力を欠いたままにしてしまったのである。

 

 

2Q残り5分52秒、ジョー・イングルスがバスケットにドライブしたとき、左足が座屈し、コートに倒れ、痛みに叫び、膝をつかみ、明らかに苦痛で顔をゆがめたのだ。

 

“敗戦はとても痛いけど、ジョーのことは......みんなから多くを奪ったよ。”とマイク・コンリーは試合後に言った。

 

“彼をみたら、目に涙を浮かべていたよ。この試合が彼にとってどれほどの意味を持つのか、そして彼にとって何を意味するのか、それを知るのは難しいことだ。すべてが簡単であるはずはなく、僕らはそれを理解しているよ。この逆境を乗り越えていくことで、より多くのキャラクターが形成されていかなければね。ただジョーのために祈り、それができるだけ軽いものであることを願うだけだよ。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イングルスがソルトレイクシティでさらなる画像診断と検査を受け、おそらく月曜日の正午になるまで、ジャズはイングルスの怪我の全容を知ることはできないが、プレーヤーたちの反応を聞いていると、ジャズは最悪の事態を恐れているようだった。

 

ハーフタイムにジャズはターゲットセンターのX線検査室にいるイングルスを見つけ、励ましの言葉をかけようとしたが、彼らの鉄人、かつて現役プレーヤーとして最も長い連続試合出場記録を持っていた彼が痛みに耐え、彼らを助けることができない、という事実を本当に振り払うことができないでいた。

 

“彼は苦しい状態だったよ。僕たちは彼に愛していると伝え、ハグをして、戦い続けるように言ったんだ。”- マイク・コンリーは負傷した後にジョー・イングルスの下を訪れた時のことを語った。

 

 

チームはイングルスのためにコートに戻って戦い、恐ろしい夜だったという打撃を和らげるために勝利を収めたいと考えていた。しかし、その風はすでに彼らの帆から消えていた。

 

“彼が痛がっているのを見るのは、かなり辛かったよ。今見た感じほど悪くないといいんだけど。” とボヤン・ボグダノビッチは語った。

 

ジャズは、日曜日の夜にフルローテーションになるために、ジャレッド・バトラー、イライジャ・ヒューズ、エリック・パスカルの追加の支援を必要としていた。コンリーは、チームが慣れていない役割にステップアップしたことを誇りに思っていると述べたが、ジャズは本当の足掛かりを見つけて、ゲームの残りの部分で浮上することはできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“ジョーを失ったことは、明らかにみんなに影響を与えたよ。”と、アシスタントコーチのアレックス・ジェンセンは、その日のうちにCOVID-19の陽性反応を示したクイン・スナイダーヘッドコーチの代役を務めなければならなかった試合について語った。

 

“それは一種の折り合いをつけようとしているような状態だった。”

 

 

ジャズは1月を4勝12敗で終え、現在は5連敗を被っており、直近13試合で11敗を喫している。2人のベストプレーヤーを欠いてプレーしており、イングルスがシーズン終了の怪我をしたのではないかと恐れられている。

 

ジャズは今、ブレークをつかめない感じなのか、と聞かれたルディ・ゲイは、首を振ってうなずいた。

 

“まさにそのような感じだよ。”とゲイは言った。

 

“でも、強いものだけが生き残る世界だからね。”

 

 

原文:Deseret News 2022.1.30(現地)
Jazz struggle to ignore emotions after Joe Ingles injury in loss to Timberwolves

 

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イングルスの検査結果はそろそろわかっているでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

その“強いものだけが生き残る”は、単純な強さだけではありません。

運の強さ、もってるかどうか、めぐりあわせ…いろいろなものが含まれているように思います。

健康で、メンバーも良くて、フィットしていて、さらにそれらを持っている。そこまで揃わないと、強いチームになれないんだと思うのです。

 

鉄人と呼ばれた彼も、年齢的にもずいぶんとすり減っていたのでしょう。もし今回が重症の負傷だとすると、復帰すら難しいことになるかも…

いよいよジャズも解体の時なのかも…というファンもいました。そうなのかもしれません。

ヘイワードがいなくなった時にはそれが危ぶまれ、しかしミッチェルが1年目から活躍を見せたことでジャズは解体を免れました。コロナが流行り始めた時には、そのミッチェルとゴベールの間の亀裂が報道されて、今度こそ解体か?となりながら、それも何となく乗り越えてここまで来ました。

そんなジャズは昨シーズン、レギュラーシーズンにとても良い成績を残しながらも、プレーオフでその強さを見せることができず、もし今シーズンが思うようにできなかったら、たぶん決断をした方が良いだろうなって私も思っていましたが、それがイングルスの負傷によってさらに深まる可能性もあるなと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだシーズンが終わったわけではないですから、それを判断するのは時期尚早でしょうね。彼らの頑張りどころはこれからなのです。こういう時こそがチームの真価を問われる時なんじゃないでしょうかね。
 

 


 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。