ラプターズはパスカル・シアカムにMax契約延長を与えるべきか?/アンダーソンがロケッツに復帰! | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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2019-2020シーズンのトレーニングキャンプ前となって、小規模な微調整的契約がちらほら見受けられますね。

で、私の家では昨日、私と相方によるちょっとしたNBA議論をしていました。

今シーズンのロケッツはどうかと。相方はロケッツ好きなのです。

そのなかで、

 

 

相:“ロケッツってメンバーどうなの。ハーデン、西ブル(ウエストブルック)で、ガードは良いとして、誰がフォワード?”

デ:“PJタッカー。”

相:“それはPF。SFは誰がやるん?”

デ:“ダンゴ。(ゴードン)”

相:“ああ、ゴードンか。んで、控えはダニュエル・ハウスか。”

デ:“アリーザがいればねぇ。ゴードンを控えガードで使いたいのにねぇ。”

相:“そう言えばトレバー・アリーザってどこ行ったんだっけ”

デ:“ああ、サクラメント・キングス。アリーザはいいぞぉー。キングスの様に若いチームならなおさら”

相:“この前、アリーザの名前が思い出せなくて落ち込んだんだよ。”

デ:“なんだかんだ言ってアリーザがいた時くらいのロケッツが一番強かった気がする。”

  “で、アリーザがいた時っていうと・・・アンダーソンってどーしたんだっけ。

相:“どーしたんだっけ?”

デ:“たぶん、行き場所決まって無いんだよね。”

 

 

 

 

 

 

そして今日、行き先が決まった。

出戻りアンダーソン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、あの頃のロケッツがやりやすかったんじゃないんですかね。一応シューター要素強いし

どこも契約しないなら、足下みて低価格で契約したら良いんじゃないの?的な感じですかね。

 

 

“ライアン・アンダーソンはヒューストン・ロケッツと‘かなり部分的に保証された’契約に同意した。

彼は以前のようなプレーヤーではないが、ペリメーターのシュートによってまだフロアを広げることができる。さらに、彼はすでにロケッツのヘッドコーチであるマイク・ダントーニと親交を持っているのだ。”

 

 

まあ、そんな感じでしょう。

全く見ず知らずの選手がシステムになれるのは難しい。バックアップくらいならチームのシステムを熟知しているほうがやりやすいでしょうね。それもかなりの低価格ともなればね。

でも、スパーズにデマーレ・キャロルがきても、過去のチームメイトのデローザンと上手くやれるって思えない。

だって、あの人は最終的にデローザンを中心としたオフェンスシステムに散々文句を言ったんだもの。

アンダーソンはどういう気持ちでロケッツに戻ってくるんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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はい、そうやって前置きに書いたように、チームは最後の微調整をしているところ。

こういう微調整には、もちろん追加で契約するというのもあるでしょうが、それ以外にもありますね。

例えば・・・ルーキースケールの契約延長!

2016年の1巡目ルーキーたちは契約延長の時期にきているんですよね。

ラプターズでは、あまりこの手の延長を受けた選手は多くないような。私の記憶にあるのは、2年前のノーマン・パウエルくらいでしょうか。

その契約延長問題に対処しなければならない選手がいます。そう、超大事な選手・・・

 

パスカル・シアカム ですよね。

 

 

 

ああ、もう延長は当たり前でしょ、って思うところですが、NBAの契約は複雑ですし、そんなに簡単なことじゃないです。スーパールーキーなら解りますが。

そのあたりのことが書かれている記事がありましたので読んでみたいと思います。

 

 

※ちょっと長文です。

 

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Should The Toronto Raptors Give Pascal Siakam An Extension?

トロント・ラプターズはパスカル・シアカムに契約延長を与えるべきか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年のNBAドラフトクラスは10月21日までルーキースケールエクステンションにサインする資格がある。ベン・シモンズ、ジャマール・マレー、およびカリス・ラバートは、すでにそれぞれのチームとエクステンションにサインしているが、多くのドラフトクラスメートはまだフォローしていない。

 

今後数日間にわたって、2016年ドラフトクラスのメンバーが関与する最も難しい契約延長決定のいくつかを検討するのだが、トロント・ラプターズのフォワードであるパスカル・シアカムもその検討を継続している選手の1人である。

 

 

まだ契約延長にサインするのを待っている2016年のすべてのドラフト指名者のうち、トロント・ラプターズのフォワードであるパスカル・シアカムは、最も豊かなサラリーを獲得する可能性が高い。

 

現在のMIPプレーヤーは、FG54.9%のショット確率で1試合平均はキャリアハイとなる16.9PTS、6.9REB、3.1AST、1.0 の3P、0.9STL、0.7BLKを出場時間31.9分で獲得したシーズンが記憶に新しい。カワイ・レナードの後ろにひかえる2番目のオプションとして、シアカムはこの春にラプターズを初めてのNBAチャンピオンシップに導く手助けをした。これは2016年の全体27位の指名で彼をドラフトしたときの予想をはるかに超えているものとなっている。

 

 

ただし、昨年のブレイクアウトシーズンは、彼の交渉できる幅までしか引き上げることは叶わない——それはおそらく5年間で最大$168.2MMの延長である。

 

“シアカムにはMax契約の正当なケースがあるよ。”と、元イースタンカンファレンスのゼネラルマネージャーは、HoopsHypeのFrank Urbinaに語った。

 

“Maxの契約延長を他の(2016ドラフトクラスの)プレーヤーに与えるかい?答えはNOだ。彼が勝利に影響を与える存在かどうか、我々の文化に非常に適しているかどうか、成長の余地があるかどうか、そしてチャンピオンシップ候補のチームで最高の選手になれるかどうか、私はそれらの要素を考慮している。”

 

 

シアカムは最初の3つの要素を問題なくクリアできるが、最後の要素はまだ確認されていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年、レナードはレギュラーシーズンの試合を22回欠場し、ラプターズは彼の不在下でも17-5の成績を残し、彼なしでも稼働した。シアカムは、レナード不在でも生産性に関して動揺することは無かった。

36分あたりで、シアカムはレナードと共にコート上にいないとき、54.2%のシューティングで平均20.3PTS、8.4REB、3.6ASTを獲得した。それに比べて、彼は3度のオールスターと共に出場しているときは36分あたりで55.5%のシューティング平均18.4PTS、7.4REB、3.4ASTを獲得した。

 

しかし、一度プレーオフが始まると、レナードはラプターズのタイトルランを推進した2方向のエンジンとなった。トロントは、彼の試合ごとの30.5PTS、9.1REB、3.9AST、2.3本の3P、1.7STLがなかったら、フィラデルフィア・76ersに対するイースタンカンファレンスセミファイナルで負けていただろう。

 

 

レナードとダニー・グリーンの両方がこの夏にラプターズをフリーエージェンシーで去って行き、シアカムはトロントのNo.1オプションとして、これまで以上に警戒される存在になるはずだ。彼は毎晩エンビードやMVP のヤニス・アデトクンポのようなものに直面する訳ではないが、相手のトップウィングディフェンダーを引き付けるレナードももういないのだ。

そのため、トロントは、No.1オプションとして彼に経済的にコミットすることに消極的になるかもしれない。

 

 

シアカムは昨シーズン、1試合あたり平均16.9PTSでトロントの2位のスコアラーになったが、サージ・イバカ(15.0)、カイル・ラウリー(14.2)、フレッド・バンブリート(11.0)、グリーン(10.3)はそれほど差がなかった。レナードとグリーンがミックスから外れると、ラプターズは、シアカム、ラウリー、イバカ、バンブリート、マルク・ガソルがスコアリングの大部分を共有する平等主義的アイデンティティを確立する可能性が高くなる。

 

 

ラプターズは少なくとも10月21日の締め切り前にシアカムとの契約延長の主題についてブローチすることは確実であるが、彼らが同意する中間の妥協案にが見つかるかどうかは不明だ。

 

“彼らは契約延長をしようと試みている”と、あるイースタンカンファレンスのゼネラルマネージャーはUrbinaに語った。

 

“彼が最高の選手だと思う?いや違う。彼は良い選手だと思う?もちろんだ。だから彼らが考える価値と思うところに落ち着くだろうね。そして、制限付のFAとなって、彼のエージェントがまわりで電話している内容から、どんな申し込みを得ることができるかについて見るだろう、と私は確信しているよ。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年のNBAドラフトで全体1位に選ばれたシモンズは、フィラデルフィア・76ersのMax契約延長について頭を悩ますことはなかった。デンバー・ナゲッツのガードであるジャマール・マレーは、チームコンストラクトの重要性(特に、ニコラ・ヨーキッチとの相性)を考えれば、それほど驚くことではない。しかし、シアカムはまだそのキャンプに完全には適合していないのだ。ラプターズはレナードを除いて彼がNo.1のオプションとして動作するのをまだ見ていないからだ。

 

もし彼がMAXよりも低い条件でのエクステンションにサインしたくない場合、ラプターズは来年の夏に制限付きのFAをテストすることを許可するだろう。彼らは彼がサインしたオファーシートとマッチする可能性があり、チームがロードされた2021フリーエージェントクラスのために貯金することを決定した場合、彼は他の場所でMAXオファーを見つけることができないかもしれない。

 

 

 

ーー中略ーー

 

 

 

ラウリー、ガソル、イバカ、バンブリートの契約がすべて期限切れであるため、ラプターズは来年の夏の長期的な財政的コミットメントに関してほとんど空白の状態になる可能性がある。ノーマン・パウエル($10.9MM)とパトリック・マカウ($4.0MM)は、今シーズン以降の保証付き契約をもつ唯一の2人のプレーヤーである。

 

もしラプターズがシアカムの$7.05MMのキャップホールドを保持している場合、来年の夏に$80MMの給与上限が得られる可能性がある。これにより、FAで大物狩りをすることが可能だ。アンソニー・デイビスの外にトップティアのフリーエージェントオプションが比較的不足しているため、その計画は複雑になるが、その上限を活用して、他の制限付きフリーエージェントに肥大化したオファーシートを投げたり、トレードを通じて巨大な契約でスタープレイヤーを獲得したりすることもできる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラプターズは、シアカムが契約の最終年を果たせるようにする金銭的インセンティブを持っているので、彼が非Max取引に同意する場合にのみ、契約延長の可能性を使うかもしれない。複数年の保証付き契約のセキュリティは魅力的であるが、シアカムは最大能力のプレーヤーとして自分自身に賭けて、非Max延長を断ることを決めるかもしれない。

 

そのため、シアカムがわずかな値引きを前向きに受入れない限り、今後数週間で妥協点を見つけることが難しくなる可能性があるだろう。

 

 

原文:forbes 2019.9.25(現地)

Should The Toronto Raptors Give Pascal Siakam An Extension?

 

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まあ、この記事にはシーズン途中にシアカムがトレードターゲットになるって怖いことが書かれていますけど。あくまでターゲットだからな・・・

ちなみに、トレードすべきかどうか?っていう記事もあるので読んでみようか考え中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“彼が最高の選手だと思う?いや違う。彼は良い選手だと思う?もちろんだ。”

 

そう、これが難しい。

ああ、これはジレンマだなってこの記事を読んで思いました。

 

 

 

この考えを読んだ感じでは、確かにここで契約延長せずに「もともとMaxでもマッチするつもりで」RFA(制限付きFA)にするのは良いかもって思いましたね。

でもそのやり方って、‘チームができるだけ低価格で選手を保持しようとおもう方法‘ であると思うんです。最終的にかなりの高額になって、延長するのと同等になるかもしれないですけど

2019-20シーズンの出来映えを見て高額なら手放すことを考える可能性もある訳です。

それは金銭的にはチームにプラスになるかも知れないですけど、チームに対する選手の気持ちはどうでしょうね。

より信頼感を得られるのは?そして、その気持ちが最終的にチームにプラスになるのか?

これは本当に難しい。いくらNBAがビジネスでしかないと言っても、やるのは人ですから。

 

しかし、チームはノーマンの時に「失敗した」って思っていると思うのです。

彼は契約延長したとたんに成績が芳しくなくなった。

“ミスターシリアス”と呼ばれるノーマンの性格からして、練習に手を抜いたり、天狗になったり、調子こいたっていうことはない(断言できる)。それでも、芳しくなくなったのです。それはパスカルにも起こりうること。

だからこそ、チームはレナード不在の中で、彼に一番の注意が注がれても昨年異常のものを残せるか?それを確認しなければならないと思っているでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラプターズというチームは、現在一番大事にしている選手でもMax延長を悩むくらいの位置にいます。

恐らく、今シーズンは他にも大いに悩むべきシーズンになるでしょうね。

やっぱりラプターズの大きな改革と、再構築は近いのでしょうか・・・。

 

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。