時代の流れに逆行か。スパーズは昨シーズンより3Pが少なくなる?“夏の練習だけでステフは作れない” | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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はい。一時期騒がれていたカーメロ・アンソニーの行き先。

ネッツのKDとアーヴィングが組織にメロの獲得をプッシュしているっていう話が以前出ていましたよね。

あれを受けて、たくさんの人がメロはネッツに行き着くんじゃないかって思っていたと思うのですが

今日になって・・・“ネッツに加入する可能性は非常に低くなった”と。

なんだかネッツは方向転換してみたいで、

 

ネッツは、31歳のランス・トーマスや29歳のCJウィリアムズなどの目立たない選手をトレーニングキャンプのロスタに加えることに傾いていると伝えられている。”

 

だ、そうです。

 

 

 

 

 

NO MELOだもの・・・

 

 

 

 

 

 

 

まあ、その方が良いんじゃないですかね。KDとアーヴィングがいるだけでもすでにちょっと濃いめのネッツ。

ここで直訳している「目立たない選手」というのは、いわゆる渋めのロールプレーヤーのような選手を、という意味だと思われ、もともとビッグネームだった選手とか、注目度の高いような選手じゃなくて、周りに合わせたり馴染んだり出来るようなタイプの選手に切り替えたって感じですよね。今シーズン、メロの行き先は決まるんでしょうか。

 

 

 

 

 

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今日は、前振りと全く関係のない話をしていきます。

 

そろそろNBAの開幕が近いですよね。トレーニングもちらほら始まってきて、

またチーム単位での動きが多くなってくる頃です。

そして、それを見ながら今シーズンの展望を考えるとき。

ここは本当はラプターズからって思いかけたのですが、たまたま昨日デローザンの記事を読むのにあたって

デローザンの名前の出てくる記事をいくつか検索した関係でスパーズの記事が目についたので、今日はそちらを紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

こちらはロニー・ウォーカーⅣとルカ・サマニッチですね。

彼らを何と呼ぼうか・・・ウォーカー=ケンバだし、ルカ=ドンチッチだし・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

現代バスケ。それは3Pに支配されているバスケで、猫も杓子も3Pを練習し習得しようとしている時代です。

この時代はウォリアーズ最強時代と共にやって来たといえるでしょう。そして、それを作り上げたのがステフィン・カリーですよね。彼は現役最強シューターでしょうね・・・いえ、現代といわず歴史的に見ても。

誰もがその3Pを習得しようとするものの、そんな簡単にカリーやトンプソンのようにはなれる訳ではないのです。それに過去のバスケットでは現代ほど3Pを多用しなかったのには訳があるはず・・・大きな武器なのに?

 

で、スパーズはどうするのか。

確率の低い3Pをそれでも多用していくのか?それは得策なのか?

恐らく、ポポヴィッチの出している答えは「NO」なんだと思います。記事を読んでみます。

 

 

※分析記事につき、ちょっと長文です。

 

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The 2019-20 Spurs could take even fewer threes than last season

2019-20のスパーズは昨年よりもいっそう3Pが少なくなるかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事実は、その可能性があることを示唆している。

 

2018-19シーズンのスパーズは3Pレートで最下位であり、ミッドレンジの試投で1位となった。チームが6位のオフェンスの強さを保ち続けたため、分析に必死に取り組むのに十分に楽しいショットプロファイルだった。少なくとも1年間、グレッグ・ポポビッチは、ますます統一されたリーグで策を講じる複数の方法があることを示したのである。

 

 

スパーズのコーチは確かに3Pショットの付加価値に気付いている。しかしさまざまなカラフルなギミックで仕掛けられた物語は、可能な限りそれを十分に活用するという彼の歴史を見落としている。ここで、彼は5月のシーズンの終わりに、メディアに2019-20年にアウトサイドシューティングへの重点を再評価するかどうかを尋ねられたときに答えている:

 

 

“それは我々が本当に議論し、考えなければならないことだと思うよ。それが今のリーグのすべてだからね。ゲームを終えてみれば、最初に見るのは3Pショットなんだ・・・それが多くの欠点を覆い隠すんだよ。”

 

もちろん、それを直訳すれば次のようなサウンドバイトも含まれている。

 

“自分の持っているものを使う必要があり、すべてのプレーヤーが3Pシューターではないんだよ・・・夏の間練習させるだけで、ステフィン・カリーをつくるつもりはないさ。私はそんなことが起こるとは思わないよ。”

 

 

これにより、我々がいつも持っていたスパーとほぼ同じ画像、つまりロスタの現実と、3Pが2Pより大きいというかなりの敬意とのバランスを取るチームが残るのだ。後者は変更されていないが、前者の開発では、1ゲームあたり25.3 3PAという数字がさらに後退する可能性があり、残りのリーグの促進力は逆の方向に進む可能性がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、次のシーズンの予想される反復によって同じ量の試投(レギュラーシーズンで2,071)がどこから来るかという単純な問題から始まる。そのカテゴリ内の4人のリーダーであったのはブリン・フォーブス(413)、パティ・ミルズ(404)、マルコ・ベリネリ(395)およびデイビス・ベルターンズ(338)である。ルディ・ゲイ(184)はだいぶ離れた5位である。

 

 

ベルターンズは、最近のスパーズのトレードの履歴で最も不幸な失効の1つを経てチームを去った。よって彼の338回の試投はなくなるのだ。新しく獲得したデマーレ・キャロルは、代わりに同じ出場時間のシェアを得るかもしれないが、3Pショットに関してゴーサインを出しているようには見えない。仲間のビッグウイングであるゲイは同じスタッツに近づくために3Pラインからのショットで自身のキャリアイヤー(40.2%)を再現する必要があるかもしれない。

 

フォーブス、ミルズ、ベリネリの生産量が減ると予想される。現在はガードとウイングがひしめき合っているのだ。1試合を除いたすべての試合でスターターを務め、トータルの出場時間で3位だったフォーブスは、一試合あたり28分の出場時間を得ることはなくなるだろう。一方、ミルズとベリネリ(トータル出場時間4位および6位)もフロアでの時間が減ると予想される。さらに、そのトリオはデジュンテ・マレー、ロニー・ウォーカーIV、デリック・ホワイトに時間を譲ることになるだろう。若さ、ディフェンス力などの利点をもたらすが、いずれもボリュームの少ないシューターである。マレーは、ACLの負傷で全休したために、昨シーズンより下がることは無いが、2017-18年にはわずか34本の3Pを記録した。ホワイトは昨シーズンの142回の試投で33.8%を決めた。ウォーカーの役割は、彼のセカンドシーズンに向けてまだ明確ではないが、彼のゲームは、バスケットにアタックし、現在何よりも15フィート以上の距離からのショットに引き上げるのに適応しようとしているところだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラマーカス・オルドリッジとデマー・デローザン(昨シーズン87本だけの3P試投を行った)は、両方とも来シーズンよりもさらに多くの冒険をするべきであるが、Popが言ったように、誰も一晩でステフにはならないのだ。そしてすでにコーチはオルドリッジに強制しようとしてきたが、特定の年齢の2人のミッドレンジスコアラーが再び多くを変更できることは無いだろう。個人の習慣よりも重要なのは、このチームがおそらく運用を継続する必要がある方法だ。オルドリッジのポストアップと15フィートからのデローザンのショットは、昨シーズンのオフェンスを発生させる2つの最良の方法だったのである。

 

 

ここでの皮肉な点は、2018-19スパーズがリーグで3Pの確率でペースを上げたものの、試投については最下位であったという事実を超えて、このチームは表向きは時代とともに変化しているということだ。昨シーズンの3Pのゲームごとに25.3本の試投は、ポポビッチ時代において最も多かったのだ。また、チームのゲームあたり98.3回のポゼッションのペースは、ペースとスペースに囲まれなければ成長を遂げなかったであろう重要な種類のものであり、著しい変化だったのである。

 

彼らがいつもしてきたように、スパーズは自分のペースで時を刻み続けようとし続ける。彼らが昨年3P試投で30位にランクインしたことは驚くことではないが、個々の開発のさまざまなスレッドと、フロア上のすべてのピースを最大限に活用する適切に実装されたシステムを一貫して行う必要がある。いずれにせよ、サンアントニオがゲームに勝つために一般常識に反したプレーで、別のシーズンに向かう可能性が高いだろう。

 

 

原文:Pounding the Rock 2019.9.22(現地)

The 2019-20 Spurs could take even fewer threes than last season

 

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期待のウォーカー、マレーもアウトサイドシューターじゃないですからね〜

(でも、デマーレはラプターズ時代は3Dっていわれてたんだけど。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポポヴィッチは勿論、3Pが大事って理解をしている。

でも、効果的に使う方法を考える方が先だ。そして、選手によって効果的な攻撃が違うというのも考えている。

オルドリッジやデローザンを改良しようとして、どれだけ3Pを練習させたところでもうシューターになることは恐らく無いですからね。効率は悪くなるばかりだと思うんですよ。

それでも、ポポヴィッチの歴史の中ではアテンプト数は高くなっているのだから、本来のシューターである選手はちゃんとそれに取り組んでいるんだろうと思うんですよね。

 

実際に3Pが悪なのではなくて、確率の上がらないチームや選手までも無駄打ちをするから

何となく試合は大味になったり面白くなかったりするんじゃないのかなって思っているのです。

楽天TVで流れるCMの仲に、3Pとダンクで盛り上がるのはどっち?というのがあったと思いますけど

どちらも平等に盛り上がるだろうし、どちらもそのチームの試合の流れを変えるであろうプレーになるはずです。

でも、例えば3Pがたくさん決まって試合に勝ったとする。他には不満なプレーがあったとしても

“それが多くの欠点を覆い隠すんだよ。”ってことになるんだろうなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、スパーズはベルターンズの分もありますから、今シーズンの3Pアテンプトは減るという予想がある訳ですが、結果はいかに・・・

 

 

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。