旧前田侯爵家本邸 歴史散策 目黒区立駒場公園 | 人生の旅&リアルな旅を通じて学んだことを呟きます

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旧前田侯爵家本邸

 
井の頭線駒場東大前駅から、しょうしゃな住宅街を歩くこと10分で、目黒区立駒場公園へ着く。石造りのいかめしい門を入ると、左手に木の間隠れに和館が見えてくる。さらに奥へ進むと、若草色の屋根に赤レンガ張りの洋館が目の前に現われる。この洋館と和館が、旧前田家本邸である
 
 

 

明治33(1900)年、弱冠16歳にして前田家第16代当主を継いだ、前田利為(としなり)侯爵が昭和5(1930)年以降暮らし、“東洋一の大邸宅”と名を馳せた「旧前田家本邸」。

東京都目黒区の駒場公園内で東京都近代文学博物館として長く利用されてきましたが、この度、総額11億円をかけた2年以上の修復工事を経て、建物の一部を完全復元し、新たに一般公開されることになりました。

ヨーロッパの重厚な意匠が随所に見られるこの建物は、東京帝国大学工科大学教授である塚本 靖を中心に、東京国立博物館の前身、東京帝室博物館の内装を手がけた雪野元吉など、錚々たるメンバーが設計。

利為侯爵と菊子夫人は一男三女とともに暮らし、6人に対して使用人を136人も抱え優美な生活を送ったといいます。

 

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別荘 旧前田家別邸(現鎌倉文学館)
 

鎌倉文学館は、昭和11年旧加賀藩前田家第16代当主前田利為氏が建築したもので、相模湾を見下ろす谷戸の中腹に位置しており、当時の鎌倉の別荘を代表する建物の一つです。
ノーベル平和賞受賞の佐藤栄作元首相が別荘として利用したほか、作家三島由紀夫の小説「春の雪」の一場面として登場しています。