社会科は暗記科目!と高らかに仰る塾講師は、偏見になるかもしれませんが、おそらくご自身が社会科が苦手だったか、ご自身の指導経験上あまり影響が無かったと感じている方でしょう。
総じて甘く見られやすい教科かもしれません。

しかし、私が教えた子たちでいわゆる難関に合格した子の殆どは、社会科を得点源にしたのです。
なぜ、そうできるかと言うと
①学校によって取り組ませる問題が違うこと
②地理か歴史を必ず得意にしてから小6を迎えさせること
大別すると以上たった二種類にしか注意点が無いからです。

①に関してはS女子では応用自在からほぼ出題される、とか、K中学校は必ず国際時事が出題される、とかO女子では地形図が頻出。A中学校は国語?って思わせるような抜き出しがあったり、S中学校では市内に関する出題があったり…。
学校によってターゲットが違うし、単純に暗記させるだけだと他教科への時間的圧迫が強くなる。分析さえ講師サイドでやろば、余裕も生まれるわけです。暗記の膨大な量に嫌気がさすことも改善されることでしょう。

②に関しては、昨今地歴融合問題が多くの中学校で見ることができます。どちらかを手掛かりに問題を解くので、得意な引き出しがあれば自ずともう一方も上がると考えます。実際そうですし。

単純暗記を掲げるのは安直な考え方…と私は考えます。それは、大概の場合他教科の講師が社会科を甘く見すぎるためです。
受験はまず算数と国語であると言いますが、だからといって社会科や理科を後回しにするのはナンセンスです。
子どもの負担を考えるならば、早くから2教科に重点をおいた学習をするのは危険だと経験上感じます。

みなさんはどう考えますでしょうか。
理科…というと効果的な受験勉強の方法をお持ちの方がたくさんいらっしゃると思います。
そこで私も勉強法を記してみようと考えました。
中学受験の理科は、様々な受験用参考書が出ていて、子によって何が一番効果的なのか選ぶ際迷ってしまうのが現状かと思います。
しかし、受験に直結するものかどうかは傾向を考えてみれば絞れてくるはずです。
私は次の観点で書かれているものをオススメしようと思います。ちなみに何も勉強をしてこなかった女の子が六年生からこの学習を始めて、田園調布学園や洗足学園に合格するまでにはなったやり方です。もっと上を目指す場合はこれから挙げる方法以上の学習が単純計算で求められます。

①一問一答形式の知識があるもの
…小6の夏には完成させたいものです。そのため知識の口頭試問をやっていくのが効果的です。理科には知識だけを問われる問題が多々あります。一点でも多く取ることが入試では求められます。
②実験観察が多く書かれているもの
入試では①の知識に加え、想像させて解かせる、類推させて解かせるものが出ています。参考書の実験がそのまま出てくることはほぼ無いでしょう。しかしすべて類推できる類題に他なりません。実験は多くの種類を知っていた方が絶対的優位に立てます。

③計算問題があるもの
②に付随してしまいますが、回路や溶解度、てこや滑車、様々な計算で理科が嫌になるのも事実です。
ただ、計算問題はやり方が限られているので恐れることはないのです。算数よりもずっと簡単です。実験観察に付随して計算を問うものだと完璧ですね。

④直近の時事があるもの
これは社会に通じるものがあります。今年は地動説や皆既日食、環境に関する問題や考察が多く見られました。少しでも掲載さるているものであれば御の字ですが、社会科と連動させて直前期にまわしても問題ありません。

夏までは①を中心に②を行い、夏には一気に③をやらせつつ①の復習をする。夏以降は④を織り交ぜながら、入試演習。
このような流れで私はやっております。
いかがでしょうか。
世の中に国語の出来不出来はセンスだと仰る人がいる。

私的な見解だが、苦手分野でも読めると考える。もちろん教授法は子によって違う。今回は中学受験をメインに書いていきたい。

中学受験
①文学が苦手
→さっと読んでしまうか、深く考えるのが嫌いかを分析する。
前者ならば、一読させ文を伏せてあらすじを口頭試問する訓練をする。後者ならば感動の中心を探す練習をさせ、あらすじを記述させる。
口頭試問か記述か、選択を間違えるとなかなか成績は上がらない。
文章をたくさん読ませるなんて論外。

②説明、論説文が苦手
→段落番号をふらせて、接続詞に丸をする。各文章の繋がりを掴ませる。→各意味段落から要点を抜き出させる(黄色蛍光マーカーで線を引かせる)→正しい要点を赤蛍光マーカーで引いてあげる。
この繰り返しが終わったら、要約を書かせる。題材は天声人語でもなんでもよい。

これでやってます。
どうでしょうか。