久しぶりの更新。
Mayumiです。
日々、職場に行って、仕事して、帰ってきて、ごはん作って、お風呂入って、寝る。
で、時々友だちと飲んだり、ごはんしたり。
時々旅行に行って。
もう、それで時間があっという間に過ぎていく。
しかも、まだまだ新米の主婦なもんで、
家事が思うようにはかどらない(苦笑)
しかも苦手な家事は、しばらく放置…。
そんな自分でも、
まぁいっか、と日々過ごしていたりします。
私は、
クリニックで看護師をしているのだけど、
まあ、いろんな方がいて、
人間観察をするには、面白い。
あまりにもちょっと面白かったので、
自分用のメモに。
最近連日来院している、80代の女性患者さん。
ちょっとした腎臓の病気があるけれど、
お薬で安定をしているし、
まあ、この先その病気が何か悪さをしそうには思えない状態。
でも、
最近あまりにも頻回に来院されていて、
診察でも話していることが一緒。
主治医が、
説明をしても、
納得できないのだか、
理解できないのだか、
翌日とか翌々日にまた同じ主訴で来院される。
どうやら何か、
ちょっと心配事があるようで、
食欲が落ちていて、
だから、出るものが出ない。
で、腎臓の悪い彼女は、
「尿がでない。」=「私は(人工)透析をしないといけなくなる。」っていう変換になってしまって、
診察室に入っても、
そのことばかり。
主治医が、
・透析なんて心配ないよ。
・この前の検査は何も問題がないよ。
・食べたいもの食べていいよ。
・大丈夫だよ。
って言っても、
聞こえてないんだろうな、あれ…。
診察が終わった後に、
看護師の方でも、話をしてみた。
そうしたら、
どうやら親戚の方が、
「あなたは、腎臓悪いんだから、あれを食べた方がいい。これは食べちゃダメ。」とか、
いろいろ、いろいろ、いろいろ言うらしい。
で、ご本人も、
真に受けて、
いろいろ調べて、
心配になるらしい。
つい、
「院長(主治医)の言ってることが、信じられないんですね~(笑)」って、
笑いながら、言ってしまった( *´艸`)
主治医の話よりも、
親戚の方の話を、
受け取ってるものねえ。
信じているもんねえ。
なんのための、主治医じゃい( `ー´)ノ
って、叱りたくなったのは、置いといて…。
もう一度、
「何を食べてもいいよ。好きなもの食べて。
何でも食べていいなら、何を食べたい?」って話しすると、
患:「お肉食べたい。」
私:「お~♡ お肉‼ いいですね~(*^^)v」
患:「お肉食べていいの?ずっと魚食べてたから。
お肉どうやって食べていいの?」
私:「お肉、どうやって食べるのが好き?」
患:「・・・、とんかつ」
私:「え~、いいじゃないですか‼ たくさん食べて。
美味しいとんかつたくさん食べて‼」
患:「お刺身もいいかしら。」
私:「食べたいものを、食べたいだけ食べて大丈夫(*^^)v」
彼女が、
本当にとんかつを食べるかどうかはわからないけど、
食べたい、って思うものちゃんとあるではないか。
しかも、
「とんかつ」って言ったときの顔、
すご~く嬉しそうだった。
何歳になったって、
「食べたい」って思えるものがあることって、
素敵なことだよね。
何か食事制限をしないといけない病気があるわけじゃないんだもん、
好きなもの食べてほしいよね。
ちょっとした聞き方で、
自分の欲求が顔を出してくれる。
そんなお手伝いをできたことが、
ちょっと嬉しかった。
でもね、
さすがに言えなかったことが・・・。
「もうこの先短いんだから、
好きなもの食べていいよ~。
いつお迎えが来てもいいように、
思い残しがないように、食べるんだよ( *´艸`)」ってね。
自分の親になら言えるんだけどな~(笑)