年に4回くらいかな。
演劇集団キャラメルボックス。
もう20年以上。
来年は結成30周年だって∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
看板の俳優さんも歳をとるわけだよね。
この劇団、宮沢賢治・新撰組・坂本龍馬・タイムトラベルの話が好き。
「人が人を想う心」を描くことが多くて、誰が観てもわかりやすいお話が多い。
(元彼も観に行ってたことがあるくらいだから、そうなんだと思う・・・。)
今回は、宮沢賢治。
しかも、「グスコーブドリの伝記」の元になった「ペンネンノルデの伝記」。
この元のお話は、未発表のまま。
「グスコーブドリの伝記」って、究極の自己犠牲の話なんだよね。
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飢饉になった農民を救うために、人工の雲を作る。
そのために、雲を作るスイッチを押す人が必要になる。
そしてそのスイッチを押す人は、生きて帰ることができない。
それを、この主人公がやるんだ。
宮沢賢治の信念が、
「世界全体が幸せにならないうちは、個人の幸せはありえない。」というもの。
彼はそれを信念に掲げながら、生きて行った。
私、この宮沢賢治の信念に、すごく影響されている。
憧れている。
小学校の時の担任の先生が、宮沢賢治好きだったんだよね。
その影響もあるかもしれない。
両親や兄弟との関係、というより、ここからの影響を受けている気がする。
この主人公と同じような状況になったら、私、命投げ出せる気がしてる。
自殺願望ではないよ。
それは誓って言える。
残された人が、幸せに暮らせるなら、それでいい。
きっと護りたい人がいないからだろうね・・・(苦笑)
心屋の考え方とは、真逆だよね。
自分を満たして、初めて周りを満たすことができる。
それもわかるんだ。
でも両方あっていいんだって思う。
それでも、観劇中、涙が止まらなった。
化粧を心配するほどに。
私の本心はどっちなんだろう・・・。