【ベンジャミン・バトン】 | 狂乱索餌4

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気の向くままに不満爆発日記。

見たきゃ見ろ、嫌なら帰ぇれ 帰ぇれ
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かんれんネタを見つけたらベージに追記もあり

《産まれた時が80才の老人赤ん坊》

歳を重ねる毎に若返って最後は赤ん坊になりつつ健忘症になって死んで行くってブラッド・ピットの映画。

ブラッド・ピットが演じるのは40〜50才ぐらいか。
でもブラッド・ピットはその歳に見えない青年期。

う〜ん、歳を逆行する物語なんだけど痴呆症になった人って家族は大変だろうけど本人には最高の幸せな死に方なのかもな。

歳と共に普通は愛と同じく恨みも覚えて中には恨みで埋め尽くされて死んでく人も居るワケだよ。
その中には我慢が出来ず凶行に走る人も居る事を考えるとベンジャミン・バトンや痴呆症の人ってある意味幸せなんだろうなぁ。

見てる時は特別に何も思わず見てたが赤ん坊になったベンジャミンが永眠したであろうシーンでは涙を流していた。
感動しまくる映画じゃ無いんだけどさ、ほんわかシンミリっつーのかな。
見終わっても重くなく軽くなく感動が尾を引くモノでもなく、なんで自分は泣いてんだ?って映画。

去年だかにも見てるんだけどね。
忘れた頃に見るといつの間にか泣いてるって内容。

コレはね、感受性の鈍い人には理解出来ない映画かもしれないな。

歳を取った奥さんも回想後に永眠して行くんだけど男と女では立場を考えて泣きドコロが違うかも知れない。

子を持った後と子を持つ前でも感性は違うだろーし、見ても泣かない奴は余程の子供かバカにしか自分には見えない。
そんな奴には多分その後の会話も付き合いも変わってしまうかもしれない。

そう感じた映画。
…………………………………………………
《その後の映画で》

スカリー捜査官!お前ベンジャミンの後に何やっとんのや?

ギャングの妻だか彼女の映画をやるんじゃなかったっけ?
アレ? アインシュタインて女も出てるぞ?

コレってXファイルじゃないんかい?
あ、予約が入ってる。
見逃した時用の予備予約だな。
じゃイイや。
NY心霊捜査官て方がオモシロそーだからそっちを見よう。
…………………………………………………《NY心霊捜査官》

ライトで部屋を照らす捜査官。
スタンドがガタガタガタグラグラグラと揺れた直後にパシッ!とネズミ取りに掛かったネズミ。

思わず「ひっ!」
その後に出てきた死体にはネズミで強化された気持は揺らがなかった。

どーれどれ。