そういうわけで、ぼっちエピソードを話しても、容易に信じてもらえない、ひろむです。
別に『ぼっち・ざ・ろっく!』を観たからというわけでもなく、なんとなくそんな話をする機会があったんですけどね。
まぁ、誰も信じてくれない!

30半ば過ぎまで、本当に地元に友達いなくて!
いやいやマジで。
職場と家の往復以外は、映画館に行くくらいしか用事無かったんですよ。
半ひきこもりみたいな生活してました(@0@;)

さて話は変わって酸っぱいものが好きなんです。
辛いものが好きな人って、よくいるじゃないですか。
僕の周りにも「なに?地獄からの使者なの?地獄大使なの?」というレベルの辛い物好きがいるんですけどね。
わりと辛党って市民権を得ていると思うんですよ。
辛党という言葉はあっても、酸っぱいもの好きを表す言葉もないし。

辛い調味料とか、辛い料理とか、たくさんあるし。
そこへ行くと酸っぱい物好きというのは、なにかニッチだと思うんですよね。
例えば“すごく酸っぱい”を売りにしているお菓子とかがあるけど、僕的には「まだイケる」なんですよ。
「甘いな」って感じてしまう。
いや、味覚的な意味で。

辛党だったら「辛さが足りん」と言って辛い調味料を足したりできるけど、酸っぱいものだとそうもいかない。
レモンの絞り汁を持ち歩くわけにもいかないし。
そんなわけで、未だ自分の耐えられる酸っぱさの限界を知らないんですよ。
そこで考えてみたんですけど、辛さに対して酸っぱさというのはバリエーションが多い。

辛さ=唐辛子というのが一般的な基準のように思うんですよ。
なにしろ数値化できるくらいだし。
一方で、わさびの辛さとか、和からしの辛さを強調したものというのは、あまり聞かない。
バリエーションとして、ちょっとわさびがあるくらいの気がしています。
ちなみに僕は唐辛子より、わさび派です。

対して酸っぱさは、レモンみたいな柑橘類の酸っぱさもあれば、梅干し的な酸っぱさ、酢の酸っぱさとかバリエーションが豊富な気がするのです。
僕が強いのは柑橘類の酸っぱさ。
酢は、あまり好きではありません。
梅干しも酸っぱさを求めて食べようというほど、好きではないです。
調べたところによると、レモンも梅干しも酸っぱさの正体はクエン酸らしいので、同じもののようですが。

酸っぱさにバリエーションが多いから、仮に酸っぱさに全振りしたとしても、どの酸っぱさなの?って分散してしまう気がして。
某100円ショップで売ってたソフトキャンディーも、レモンと梅干しで別れてたし。
辛いものだと、暴君ハバネロとか、カラムーチョにしてもチリ味って一括りになってるじゃないですか。
デスソースとかにしても、大きな括りで見ればホットチリというところに分類できるはずだし。

レモンそのものですら普通に食べられてしまうので、唐辛子で言うところのキャロライナリーパーのような、信じられない酸っぱさのレモンが存在していても良いと思うんですよ。
ただ、なぜ酸っぱさが市民権を得られないのか考えたときに、酸っぱいものというのは本能的に「身体に悪そう」と感じるからじゃないかと思うんですよ。
「酸っぱいものは身体に良い」と、よく言うから矛盾したことを言うようですけどね。

腐ったものって、酸っぱい匂いがするとよく言うじゃないですか。
誰に教えられたわけでなくとも、酸っぱい匂いを嗅いだだけで、これはヤバいと感じるのって動物としての本能であろうと。
それゆえに、あまり酸っぱさは市民権を得られていないんじゃないかと思うんです。
口に入れられなくなったものが辛くなるという事例は聞いたことがないし。

それと酸っぱいものって足してしまうと、明らかに味が壊れるからダメなのかもしれません。
辛いものは味変としてイケるけど、酸っぱいものを入れても味変どころか、コレジャナイ感が目立つだけだと思うし。
酸っぱさというのは、味覚としての守備範囲が狭いのかな?と思えてきましたよ。
よくよく考えてみると、酸っぱくなるスパイスって存在してないなと。
酢とかスパイスの類いじゃないですもんね。

むむむ、そうすると自分の酸っぱさ耐性を知るためには、ひたすらレモンをかじり続けるしかないのか!?
なんだか、それってすごく残念な感じがする。
このレモンの酸っぱさはイケるんだよ!と言っても、人に伝わらないですかねw
「○辛までイケるよ」みたいな、共通認識が生まれたら良いのに。