そういうわけで『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』を観て違和感を感じた、ひろむです。
劇場版のうち『[新編]叛逆の物語』の話。
[新編]は好きで、よく見返しているんですよ。

ネタバレになるので詳細は省きますが、見返していると言っても、クライマックスの戦闘シーンのところだけ。
このシーンの佐倉杏子がいいんだ!
杏子好きとしては、オープニングと、クライマックスのシーンが好きで、よく観ています。

さて違和感を感じたのはラストシーン。
いつも同じところを観ているので、たまにはエンディングも観るか、と思って。
どこに違和感を感じたかというと暁美(あけみ)ほむらのしゃべり方。
「この不遜なしゃべり方、どこかで聞いたことがある」と。
しばらく考えて思い当たったのが「戦場ヶ原ひたぎだ!」。

そう、声のトーンは多少違うものの、しゃべり方は<物語>シリーズのヒロインの1人「ガハラさん」こと、戦場ヶ原ひたぎそのもの。
暁美ほむらと、戦場ヶ原ひたぎは、中の人が同じなので。
最初に観たときは<物語>シリーズを観る前だったので気がつかなかったけれど、<物語>シリーズにどっぷり浸かった後で観ると、まんまガハラさんです。
初めて『化物語』を観たときは、ガハラさんのしゃべり方が暁美ほむらそのもので、大層驚いたものですが。

『化物語』では5話目くらいまで、ほむらっぽさが残っていますが、それ以降は戦場ヶ原ひたぎというキャラクターが確立しているように思います。
制作順でいくと、『まどマギ』の方が後なんですけどね。
そのあとはせいぜい『猫物語(白)』で激昂したときくらいしか、ほむら感は出てこないのに。
まさか逆に『まどマギ』劇場版でガハラさんが顔を出しているとは!

さあ、ここからが本題。
アバンテの話を続けましょう。
繰り返しになりますが、ミニ四駆と言えばアバンテ!
ミニ四駆第1世代にとって、それくらい大きな存在なのです。

なんせ普段ミニ四駆に大して興味を示さない同世代の友達に、アバンテJr.を見せたところ「くれよ!」と言われるレベル。
もちろん「やらねーよ!!」と返したんですがw
アバンテの存在の大きさを知らしめるエピソードです。

前にも書いたとおり僕がミニ四駆に復帰して、まず買ったマシンがエアロアバンテ。
アバンテJr.の系譜に連なるマシンです。
あとから知ったことですが、このエアロアバンテ、少し古いマシンなんですよね。
実のところ最新型アバンテではない。
しかし僕は柴田恭兵ばりに言いたい「関係ないね」。
古かろうがなんだろうが、そんなことはどうでもいい。
アバンテの血統であることが重要なのです。

もし、このエアロアバンテを手に入れていなければ、僕が今ほどミニ四駆にどハマりすることはなかったでしょう。
復帰当初は当然ミニ四ファイターでもなければ、ひろむ博士でもなかったわけで。
エアロアバンテに出会わなければ適当なマシンを選んで一過性のブームで終わっていたと思います。

第2世代の『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の復刻マシンに対して、第1世代向けの復刻マシンって、あんまり多くないので。
ホライゾン以外の『ダッシュ!四駆郎』に出てくるマシンに対しての思い入れも少ないし。
今ならレースをするならこれだ!と指名買いできますが、最初はシャーシの多さに翻弄されていましたし(;´Д`)

しかしエアロアバンテと出会ったことで、このマシンを速くしたいという熱に火がついて、ミニ四駆の道、いやさミニ四駆沼にズブズブとハマっていく事になりました。
エアロアバンテを速くしたいという欲求のままに、他のマシンで得た技術と知識をフィードバックするという名目でミニ四駆の台数も増えていきました。
結果あれよあれよという間に、今やミニ四ファイターですからねw

で、エアロアバンテにフィードバックするという目的は果たせたかというと、実際そうでもないw
各々のシャーシの特性を理解することはできましたが、わりとシャーシに縛られる部分も多くて。
フィードバックしようにも、シャーシが違うと通用しないということも多々あるのです。
パーツと改造に対する経験値は増えたんですけどね。
でもまぁ、ミニ四ファイターとして知識とテクニックが身についたので、それはそれで良かったかなと。

さてエアロアバンテを愛機としているものの、アバンテの名は、やはり大きく。
アバンテという名前を聞くだけで物欲を刺激されてしまうんですよ。
ひとりぼっちは寂しいもんな。
それはやはりアバンテjr.が手に入らないという飢餓感にも似たものが原因だったわけですが。

で、前回も書いたように5月のミニ四駆イベントの時に僕と同じ第1世代を狙って用意したマシンがアバンテMk.Ⅱ(マークツー)。
名前の通り第2世代のアバンテです。
アバンテの血統をもつマシンの中で手に入れやすく、それなりにアバンテjr.の色合いが濃く、なおかつポリカボディがあったので。
この時、最も大事であったのはポリカボディがあるということ。

ポリカボディというのは、普通のボディより軽く、なおかつ壊れづらいんですよ。
初めての貸し出し用マシンを用意したイベントだったので「逆に考えるんだ。壊れちゃってもいいさと考えるんだ」とは思ったものの、壊れるのは切ない。
というわけで、投入したのがポリカボディ。
結果、ボディは無事だったのに、壊れないだろうと高を括っていたシャーシが壊れるという、困った逆転現象が発生しましたw
実際ミニ四駆の駆動部分はシャーシなので、シャーシがダメになってしまうと、走れないんですよ。
そこは「壊れちゃってもいいさ」とは言えない部分ですw

別にアバンテMk.Ⅱが悪いというつもりはないんですけど、やっぱりアバンテの血統といえども、初代でもなければ、最新型でもないという微妙な立ち位置だったので、食いつきも今ひとつでした。
パッと見で「アバンテだな」とわかる、そのフォルムは個人的に好きなんですけどね。
「所詮Mk-Ⅱか」を地で行く結果になってしまったのは、Mk.Ⅱに対して申し訳なさを感じます。

せっかくアバンテjr.を筆頭にアバンテの血統のマシンが3台揃ったのだし、ということで写真に収めてみました。


左からアバンテjr.、アバンテMk.Ⅱ、エアロアバンテ


左:アバンテMk.Ⅱ・中央:アバンテjr.・右:エアロアバンテ


やっぱりこの青いマシンが3台並ぶだけでテンション上がります。
実はこの他にもアバンテの血統のマシンはスーパーアバンテや、アバンテMk.Ⅲといったマシンがあるんですけどね。
挙げ句の果てにスーパーアバンテは同じ名前で2種類もある。
Mk.Ⅲもバリエーション違いで2種類あるんですけどw
個人的にjr.がつく方のスーパーアバンテと、アバンテMk.Ⅲはアバンテの血統として認めていません。
Mk.Ⅲはのっぺりしすぎてコレジャナイ感が強いし、スーパーアバンテjr.に至っては、もはや別物といっても差し支えないと思います。

一応、参考までにスーパーアバンテjr.のリンク貼っておきますけど、これのどこがアバンテなのかと。

(参考:スーパーアバンテjr.)

別にアバンテの名を関していなければ、僕も何も言いませんけどね。
頭の固い人間にとっては、どうしても受け入れらない。
旧スーパーアバンテは色が白であることを除けば、色濃くアバンテの血を残していると思います。

(参考:スーパーアバンテRS)

ちなみに記事を書くにあたって調べていたら『レッツ&ゴー!!』に出てくるというプロトセイバーというのが、だいぶアバンテに近くてビックリしました!

プロトセイバーというからには、マグナム&ソニックセイバーの兄弟車ということなんでしょうけど、むしろアバンテの方が似ている気がする。
エンペラーにも、ホライゾンにも似ていない、プロトエンペラーとは、えらい違いです。
どちらかというとスーパーアバンテjr.より、こっちの方がアバンテの血統と言って差し支えないような気がします。
惜しむらくは、どうやら敵役のマシンであるらしいということ。
アバンテの血統だというのに・・・。
どうも旧スーパーアバンテにしても『レッツ&ゴー!!』マシンのようです。
知らなかった(@0@)

でも第1世代の合言葉に等しいアバンテの血統が第2世代にも、ちゃんと受け継がれていたというのは嬉しい!
第1世代と第2世代を繋ぐのは、ミニ四ファイターだけではなかったという安心感。
やっぱりアバンテというのは特別なマシンなのですよ。
いやぁ、アバンテって本当に良いものですね(水野晴郎風)。