そういうわけでブルーのワントーンコーデを組み立てようと思ったら、

なぜかネイビーコーデが組み上がっていた、ひろむです。

あると思っていたのに、案外ブルーって持ってない(@0@;)

まぁ、ネイビーも広い意味ではブルーなんですけどね。

 

なにかネイビーってつぶしがきくから、春夏秋冬身につけるアイテム全てに入っているw

いまやネイビーが侵食していないのは、靴とメガネくらいのものです。

あと、腕時計か!

意識していたわけではないけど、改めて見るとネイビーの多さ。

赤とか、白は意識して買っていたけど、ネイビーはそこまで考えてなかったですね。

「うん、無難だな。ネイビー」みたいな。

 

仮に上から下までワントーンで、と言われたら、白かネイビーしか作れないですよ。

黒は帽子がないので、NG。

白なら上から下まで、さらにはベルト以外の小物まで揃えられるけど、

そこまでしたら完全にギャグですからね(@0@;)

『課長バカ一代』の主人公・八神課長みたいになっちゃいます。

やだなー、八神課長。

ミニ四ファイターの出で立ちですら、外を歩くの無理なのに、八神課長はもっと無理w

 

さて、ここから前回の続き。

僕は、あのレジェンドマシンに、ついに手を出してしまったのですよ。

それがコチラ!

 

 

ダッシュ0号・地平(ホライゾン)!

ミニ四駆を始めた当初の記事で書きましたが、僕の中でミニ四駆御三家の一角を

占めるマシンです!

自分の中で『ダッシュ!四駆郎』というと、まず真っ先に出てくるのが、このマシン。

ロボット物で言う主人公機のダッシュ1号・皇帝(エンペラー)よりも

こっちのホライゾンの方が、僕の中で上なんですよ。

当時、マンガで読んでいた頃に、最初はまるで使えないと思っていたら、

リモコンを駆使することで、その本領を発揮!という展開に「スゲー!」ってなりまして。

大人になったいま振り返ってみると「いやいや、それはもはやラジコンだろ?」って

無粋なツッコミをしてしまうんですけど、子供の時分には、それはそれは衝撃で。

むしろ大人になって考えてみると、ホッケーの板みたいなもので、

ミニ四駆をぶっ叩いていた四駆郎たちの方が衝撃なんですけどw

普通に壊れるから!って、つい思ってしまうダメな大人。

ミニ四駆に追いつける脚力とスタミナも、相当なものだと思います。

 

それはさておきホライゾンは、リアルな世界でも、いろいろと衝撃だったんですよ。

なにしろ採用されていたのが、ゼロシャーシという新型シャーシ。

それまで“タイプ○シャーシ”というのが命名規則だったのに、

それに囚われないネーミング。

シャーシ自体も、大胆に肉抜きされていて、いかにも軽そう!

もう僕にとってはアバンテ以来の衝撃でしたよ。

いろいろ「ホライゾンは別格だ!」と思った記憶があります。

 

しかも“現代に続くシャーシの礎を築いた”というのも、

大人として「やるな!ゼロシャーシ!」と思います。

そんなゼロシャーシを、ひっさげて登場したホライゾン。

あやふやな子供時代の記憶をたどると、『ダッシュ!四駆郎』に出てきたマシンの中で、

唯一持っていたのは、このホライゾンだったように思います。

エンペラーは持っていなかったと思うんですよね、たぶん。

 

そんな郷愁たっぷりのホライゾン。

実を言うとミニ四駆復帰に当たって、どこかにしまい込まれていたホライゾンを

引っ張りだしてレースに臨もうと思っていたんですよ。

ところが、どこを探しても無い。

その覚えはないけど、捨ててしまったのかなー?

母さん、僕のあのホライゾン、どうしたんでせうね?

そんなわけで、今の1号車・エアロアバンテの登場と、相成ったわけですが、

それはまた別の話。

 

なにゆえ、今になってホライゾンを手にしたのか?

それは先日のミニ四駆大会へ遡ります。

周りにいた人たちが、ほとんど『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』世代。

前々から『レッツ&ゴー!!』世代で盛り上がっているのを見ていて、

悔しい思いをしていたんですが、その悔しさが頂点に達しましてw

「なんだよ、なんとかマグナムって!」と。

『ダッシュ!四駆郎』世代の底力を見せてやる!と一念発起したわけです。

そこで手にしたのが、やっぱりホライゾン。

本当はエンペラーの方が、良いシャーシで復刻されてるんですけどね。

僕は脇目も振らずにホライゾン。

ただなぁ、このキット、どういうわけかダッシュ4号・弾丸(キャノンボール)と

ボディがコンパチなんですよ。

別にいらないんだけどな、キャノンボール。

何を隠そう、僕の中で1番思い入れのないダッシュマシンが4号のキャノンボール。

なぜよりによってキャノンボールと、コンパチなのか?

組み立てないから良いんですけどね。

 

ほくほく顔でキットを買ってきて、開封の儀を執り行った僕は驚愕しました。

何に?

ゼロシャーシに。

これじゃ戦えない(@0@;)

さしものゼロシャーシといえども、やっぱり第一世代のパーツですからね。

素人同然の僕の目から見ても、今のミニ四駆とは違いすぎる。

前回、僕はB-MAXで行くと言いましたが、根本的に現代のパーツがつけられない(@0@;)

強引に取り付ける方法がないでは無いんでしょうけど、その工作技術がない。

仮に子供時代に組み上げたホライゾンを引っ張りだしていたとしても、

『レッツ&ゴー!!』世代のマシンにコテンパンにやられて

「四駆郎世代、ダセー!」と物笑いの種になっていたこと必至です。

シャアなら「やめろ、ひろむ!貴様のホライゾンでは無理だ!」と

止めに入ること請けあいです。

 

しかし僕も足利のミニ四ファイター(自称)、ダッシュマシンで

『レッツ&ゴー!!』世代に挑むと決めた男です。

ミニ四駆の良いところは、ボディとシャーシが別。

つまりは乗っているボディがなにか?で車種を判別しているということです。

『レッツ&ゴー!!』のマシンの復刻版は、軒並み新型シャーシですからね。

ダッシュマシンなんて、なんの復古主義なのか、当時のままのシャーシだというのに。

そこで一計を案じて、ホライゾンのボディを最新のシャーシに乗せることにしました。

ここから僕のファイター・ホライゾンを組み上げます!

 

先述の通り、ホライゾンが採用していたゼロシャーシ。

現代ミニ四駆の始祖にあたるシャーシなので、その系譜を受け継ぐシャーシには、

やすやすと載ってくれるんですよ!

というわけで、僕が採用したのはVZシャーシ。

2022年現在の最新型です!

ちゃんとホライゾンのボディも乗りました。

 

 

写真は同じくVZ シャーシを採用している僕の3号車・レイスピアーのシャーシに

試しに乗せてみたときのもの。

これで無改造で乗せられるのを確認して、バラ売りのシャーシを購入。

他のパーツは、手持ちの3台の余ったパーツをかき集めてリサイクルしました。

作りながら『エリア88』での、旧世代機サーブ35・ドラケンを1機手に入れるのに、

パーツをかき集めた結果、最新鋭機F-14・トムキャットより高くついたという

エピソードを思い出しました。

 

寄せ集めのパーツでも良い。

完全に矛盾したことを言いますが、ホライゾンは速いとか、遅いとかじゃないんだよ!

そこにあることが大事なの!!

ならゼロシャーシで良いじゃん、ってなるんですけど、

最低限コースに出られるだけの装備はしておかないと。

で、とりあえず完全に素組み状態が、コチラ。

 

正面から。

 

横からのショット。

 
相変わらずボディには、なにもしてませんw
大人として、子供の頃と同じでは恥ずかしいので、最低限塗装はしようと思って。
そしてバンパーさえもつけてないw
これでは、ただの電池を入れれば走る玩具です。

 

せっかくなので、最新型のミニ四駆、同じVZシャーシのレイスピアーと並べてみました。

 

 

 

・・・僕が太宰治だったら「ばかにしていやがる」というレベルですね。

なんとも言えぬホライゾンのぼってり感。

なんだか可愛らしくさえ思えてきます。

 

詳しくは知らないけど、デザインだけ見ても『レッツ&ゴー!!』世代のマシンとは

世代の差を感じずにはいられません。

あっちは最低限、流線型だもんな。

それに引き換え第一世代のホライゾンは、流線型という言葉を

どこかに忘れてきたように思えます。

なんならもっと世代の古い初代・アバンテの方が、流線型だったように思います。

 

ミニ四駆って、僕とほぼ同い年なので、今年40周年なんですよ。

レイスピアーは、ほぼ40年の蓄積を受けているし、『レッツ&ゴー!!』であっても

余裕で10年以上の蓄積がある。

翻ってホライゾンはミニ四駆が生まれて8年。

いわば8歳児。

仕方のない面もあるような気もします。

逆にホライゾンと比べてみて、レイスピアーのボディの完成度の高さに驚かされました!

なに?この絶妙なクリアランスは!?と。

モーターとか、ギアカバーは露出しているのに、それでいて、シャーシには密着している!

そこへいくとホライゾンは、ボディが浮いているw

(以下、画像参照)

 

・レイスピアー

 

・ホライゾン

 

ボディが浮いているのは、なにもVZシャーシを使っているからではなくて

検証してみたところゼロシャーシでも、同様でした。

つまり元からそういう仕様だということw

うーん、加工技術が上がった故なのか、それとも設計のレベルが上がったのか、

はたまた昔は子供の玩具だからと、手を抜いていたのか?

根本的に現代とは速度域が違うから、そこまで強度は必要なかったからかもしれません。

これを発見した時は、思わず笑ってしまいました。

 

さあ、現代ミニ四駆の凄さを思い知ったところで、いよいよ現代仕様のホライゾン、

ファイター・ホライゾンへと改造していこうと思います!

もちろんB-MAXレギュレーションでw

 

(つづく)