そういうわけで音楽をやっている若い友達の、何気なく発した一言に衝撃を受けた、ひろむです。

具体的な内容は著作権が発生しそうなレベルだったので避けますが、

ある人を評していった一言が、あまりにも詩的でシビれました。

 

いやー、やっぱり詩を書く人間はすごいな!と。

さすがミュージシャン!!と、舌を巻いたものです。

僕だったら、同じことを表現するのに余裕でブログ換算5行は書くw

 

さてライターデビューするに当たって、声をかけてくれた友達と

打ち合わせをしていたときのこと。

「ひろむさんには、必要ないかもー」と言って、他の人たちにも渡したという、

ブログの書き方の資料をくれたんですよ。

こんなに風に文章を書きましょう、という資料だったんですけどね。

いや、必要!

それ、めっちゃ必要!!

特に文章構成理論というのが、参考になりました。

 

「この道16年のベテランだ!」と言ったところで、完全に我流で書いてますからね。

ここは一度初心に立ち返って、文章構成理論に則って記事を書いてみようかと。

前置きが長くなりましたが、ここからスタート。

今回は、各章の引用元も明示してみます。

 


 

《序》文章理論を拾ったよ

“『東のエデン』第1話/王子様を拾ったよ”

 

幾つか紹介されていた文章構成理論の中から、もっともオーソドックスと思われる

三段論法を使ってみます。

なにより「序・破・急」で組み立てるというのが気に入った。

言わずもがなですが、エヴァっぽい!と思ってw

これを使いこなせば、もはやクロージングに困ることはなくなる!はず。

これをナチュラルに使いこなしている人を知っていますが、すげー!って舌を巻きます。

 

なにしろ文章の書き方なんて、高校生の頃小論文の対策でやったくらいで、

そんなの気にしたこともなかったですから。

いまや惰性で文章を書いている僕ですが、ブログに熱が入りまくっていた頃は、

ブログの書き方の本とか読んでましたもん!

そこで紹介されてたのは、ネタの拾い方・探し方とか、

今で言うとこんな記事がバズる!みたいなことで、文章構成理論なんて、

何一つなかったように思います。

まぁ、僕が読み飛ばしていただけかもしれませんがw 

 

なにしろ最近ではブログを書く人も、めっきり減ってしまって、

人様のブログを読む機会も、あまりないんですよ。

以前は、このAmebaブログもいろんな人がいて、それなりに盛り上がりを見せていたんですけど、

いまや芸能人と、よくわからない広告まがいの人くらいしかいませんから。

それだけに他の人のブログを読んだときに、受ける刺激のありがいこと。

思わず読み返したりしています。

冒頭の友人のこともそうですが「良いなー、こんな文章書きたいなー」って、

思うことがあるのですよ。

 

《破》本論なんて、あるわけない

“『魔法少女まどか☆マギカ』第5話/後悔なんて、あるわけない”

 

三段論法で書いてみるといったものの、どうすればいいんだ?

資料によれば「破」は本論であるとのこと。

なるほど。

いつも僕が結論に次いで、うやむやにしてしまう部分ですね。

本論も結論も、うやむやにしていて、よく16年も続けてたなw

どういう神経をしてるんだ、僕は。

 

しかし本論と言っても、なにを書いたものかなぁ。

三段論法で書くのが目的だからな。

いや、待てよ!

文章構成理論は、書くための“手段”であって“目的”じゃない(@0@;)

「目的のために手段を選ぶな」は、マキャベリの初歩とのことですが、

これじゃ「手段のために目的を選ばない」になってる。

なんてこった!!

『HELLSING』の敵と同レベルだ(;´Д`)

 

本論・・・。

本論とは遠くにありて思うもの。

いやいや、それただの現実逃避だから!

もう「なぁ、くどはる〜」って、泣きつきたい。

なぁ・・・いゃ、う〜ん。

えーと、文章構成理論って読みやすさ・わかりやすさ、

ひいては伝わりやすさのためのものだと思うんですよ。

そういうのを普段無視して書き殴っている僕は、いかに勢いだけで持たせているか。

パッションが伝われば良いや、で書いてますからね。

要するに、そういう勢いだけで、どうにかしようとするから、

短い言葉で伝えるということができないんですよ。

詩的な表現というのが、本当に苦手。

ポッと韻を踏んだ言葉を差し挟むとか、無理ですもん。

なにか、そういうものに私はなりたい。

 

《急》ひろむ 散る

“『機動戦士ガンダム』第10話/ガルマ 散る”

 

もう結論もなにも、という状態になってしまいました(;´Д`)

とりあえず今回の収穫は「テーマはキチンと決めましょう」ですw

これも、もらった資料に書いてあったことなんですが。

手段と目的を履き違えていることに気づかずに、書き始めてしまうとは・・・。

まるで“財布を忘れて 愉快なサザエさん”ですよ。

そう言っていながら、僕もしょっちゅう財布を忘れて、愉快なひろむさんになってるんですが。

テーマも大事だけど、財布も大事!

 

今回は、ほんと久方ぶりにテーマ設定の大事さを痛感しました。

いつもなら多少、記事のウケが悪くても気にしないんですけど、

今回ばかりはウケる・ウケない以前の問題です。

もう力業で記事を、まとめようと必死です。

どうやって、この話をまとめたらいいのか、途方に暮れています。

 

なにせ《破》の時点で、本論がないということに気づいてしまったので、

本論がないので結論の出しようがない。

三段論法でスッキリまとめて「今回は違うな!」っていうのを目指していたのに!

いつも以上に着地点を見失って、違う意味で「今回は違うな!」になってしまった。

いったい何をやっているんだ・・・orz

うーむ、馴れないものにすがって記事を書こうとするから、こういうことになるんですよ。

しっかり自分の中で消化してから、形にしなくては。

セイラさんに「それでもベテランですか!うっかり者!」って、ひっぱたかれる勢いですよ。

うっかり者というか、単なる馬鹿者なわけですが。

これでは「親父にもぶたれたことないのに!」とは言えません。

もう、ここまで書いてしまったから表に出すけど、僕が文豪なら原稿用紙を丸めて放り投げるか、

引き裂いているところですよ。

締切りのない生活をしていて良かったと言わざるを得ません。

 

もう一度資料を首っ引きで、隅から隅まで読み込んで、きちんと内容を整理してから、

いずれ再チャレンジしてみたいと思います。

ブライトさんにも「今のままだったら貴様は虫ケラだ」って言われちゃうよ。

悔しいなぁ。

いずれベテランの名に恥じない記事を書かなければ。

 

~完~