そういうわけで最近いくつか衝撃を覚えた、ひろむです。

Netflixで『彼女』という作品が推されていて主演女優のうち水原希子はわかるけど、

もう一人の人誰だろう?見たことあるんだけどなー、と思って検索かけたら

ゲスの極み乙女。のドラマー、ほな・いこかでした。

え〜!ですよ、本当に。

MVで見たことあるけど、本当に芝居できるかは疑問。

いずれ観てみようかな?と思います。

以前は女の人でドラム叩けるって、すげー!と思ったものですが、

Roseliaのドラムを見てしまうと、言葉がありません。

本職じゃないのにツーバス叩いてるんだもん(@0@)

 

さて『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観にいって気づいたんですけど

ミサトさんが、ほぼ同い年!

正確には2こ上ですけど、この歳になってしまえば大した差ではない。

いったいなにがあったら、こんな大人になれるのか?

そりゃあ、セカンドインパクトなどという出来事を経験したら、そうなるのかもしれないけど。

でも本質的な部分は、相変わらずミサトさんでした。

やっぱりミサトさんとは、仕事したくないw

 

はたまたソリッド・スネークという人もいて。

シャドーモセス島事件(『メタルギアソリッド1』)の時点で33歳。

この時に数々の名言を残しているんですけど、中でも記憶に残っているのは、

「俺にハンカチは必要ない」。

その理由が「涙は既に枯れている」。

まぁね、スネークの場合は個人として過酷な運命を背負っているから、

わからなくはないんですけど。

あくまで遺伝上とはいえ親を手にかけ、親友も手にかけているわけですからね。

兵士である以上、やむを得ないし。

 

僕なんて41になろうかというのに、ハンカチが手放せませんよw

スネークの相棒は、号泣した直後に「涙は既に枯れている」って言ってましたけど。

無理だなぁ。

この「涙は既に枯れている」のシーン見るだけで泣けますよ。

 

そして『シン・エヴァ』を観るために『序』〜『Q』を観直して思った、やっぱり加持さん良い!

『破』しか出てないけど。

加持さんが好きなんですよ。

もうテレビシリーズの頃からだから、25年くらい好きです。

初めて見た頃は僕も「辛いことを知ってる人間の方が、それだけ人に優しくできる」とか

言えちゃうようになるのかな!とか思ったんですけど、四十路を過ぎても無理(@0@;)

無理だー、そんなこと言えないよ。

 

29でそんなこと言えちゃうって。

僕もスイカに水やりしながら言ってみたい!

中学生相手でも言えないですよ。

なにか歳を重ねれば重ねるほど、そういう言葉には裏付けが必要だよな、

って思うようになっちゃって。

例えば「男と女の間には、海よりも広くて深い川があるってことさ」とか言っても、

中身が空っぽすぎて、まったく胸に響かないですよ。

遠吠え感がハンパない(ノД`)

 

加持さんの、ところ構わず女の人を口説くとか、そんな才能は要らないけど。

こう、普段は飄々としてるのに、ここぞ!と言う時にはバシッとカッコいい事が言えるって、

羨ましいんですよ。

サラッと名言を言えるとか。

「おれたちにはできないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!憧れるゥ!」ですよ。

 

新劇場版でも「辛いのは君だけじゃない」とか、くわえタバコで言ってたし。

ただ上を向いてタバコを吸うのは危ないから止めた方が良いと思いますw

まぁ、これならワンチャン僕にも言える気がするけど、絶対トゲのある物言いになる・・・orz

そもそも年齢的にも僕が言うと、ただの説教になっちゃいそうだし。

説教たれてるおっさんとか、ただ鬱陶しいだけですもんね。

 

ほんとフィクションの世界における年齢ってあってないようなものだなって思います。

年齢に見合わないセリフをサラッと口にしたりしますもんね。

若干、二十歳で「認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちというものを」とか。

あんまりシャアのようにはなりたくないんですけどね。

キャラクターとして好きだけど、なりたくはないw

 

僕もセカンドインパクトレベルの大事件に遭遇したら、そうなれるのか?

今でも世界は充分すぎるくらいのインパクトの只中だけど・・・。

セカンドインパクトになんて遭遇したら、僕真っ先に死にそうな気がします。

名言を口する以前に、生を全うできない(;´Д`)

よしんば生き残れたとして、名言を残すような人間性にはならない気がする。

平気で「おまえさん一人いなくなったって地球はまわるんだよ」とか言いそうです。

 

飄々としようにも、あからさまにキャラクターに問題があるもんなぁ。

むしろ「考える(風)の人」の方が合ってると思われます。

「考える人」が筋骨隆々で、なにを考えているのかは知りませんが。

キャラクター性って生来生まれ持ったものが影響しているように思います。

“ヘブンズ・ドアー”で書き込んでもらわない限り無理な気がする。

そもそも急に飄々とした性格になったら、気持ち悪いような気さえします。

 

そういえばドラえもんに、どんな言葉でも名言に聞こえる「ジーンマイク」って道具があったな。

そう言う物が欲しいです。

ここぞと言うときに取り出して、ジーンと感動するセリフを言うw

どんなに場違いな発言さえも許される魔法の道具ですよ。

「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」とは、よく言ったものです。

さすがアーサー・C・クラーク!

もう、いっそ僕もフィクションの世界の住人になりたい。

オタク的な意味とは別の方向で。