そういうわけでNetflixの最初に入る「ドドーン」って音が苦手なひろむです。
あのちょっとお腹に響くような低音が苦手なんですよね。
聞くたび、びっくりしています。
特にヘッドフォンで聞いてると、身構えても驚きます(笑)
Netflixオリジナル作品だと、必ず入るから止めて欲しいんですよねf(^_^;

さて年始一発目は例年通り『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』を観たわけですが、
2本目は『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』を観ました。
両方ともタイトルが長い(@0@;)
しかも両方とも'84年公開という、なんたる偶然。
別に意図して観たわけじゃなく『愛・おぼえていますか』は、去年Blu-rayを買ったものの
なんとなく観てなかったんですよ。
いやー、やっぱりクライマックスの『愛・おぼえていますか』は泣けますね!
何回観ても泣けます!!
あのシーン大好きなんですよ。
歴代マクロスシリーズで『愛・おぼえていますか』は流れてるけど、
ミンメイのオリジナルが最高です。

で、観ていて思ったのが、いちいち男女関係の考え方が大時代的w
「女なんだから、仕事を離れたらしおらしくしろ」とか
「男は強引出ないとダメだ」とか。
ほぼ主人公の先輩、フォッカーのセリフですけどw
酔っぱらったまま出撃とかもマズい気がする。
戦闘描写も含めて、今じゃ地上波放送は完全無理ですよ。

そして、もう一点。
これは『愛・おぼえていますか』の事ではないんですが、
最近のアニメに、おっさんがいない。
メインキャラが美男美女ばっかりでつまらんと。
おっさんまで美形っていかがなものか?
『超時空要塞マクロス』なんて、ヒロインの内1人はどう考えても、美形じゃない。
いろいろと意見はあろうかと思いますが、僕は早瀬美沙は美人じゃないと思います。
『マクロスF』でもそうですけど、最近のアニメならダブルヒロインなら
2人とも可愛いなんて当たり前じゃないですか。
ヒロインじゃなくても美形とか。
約40年前は、ヒロインでさえ美形じゃないw
ビジュアルだけでいったら「そりゃあ“主演、リン・ミンメイ”で通るわ」って思います。

そこへ行くと『うる星やつら』って美形キャラばっかりだなーって思います。
女性キャラ限定ですけど。
ラムちゃんを筆頭に女性キャラは、ほぼ美形。
個人的には、おユキちゃんが好きですw
が、それは別の話。

話を戻してメインキャラに美形以外、特におっさんが必要だと思うんですよ。
自分が、おっさんになったから言うわけじゃなくて。
『機動戦士ガンダム』で言うなら、ランバ・ラルのような。
物語に深みが出ない。
もっと、いぶし銀なおっさんがいていいと思うんですよ。

『パトレイバー』の後藤隊長なんて、おっさんの極北ですからね。
それでも映画1本保たせられるわけだし。
仮に後藤隊長が美形だったら、全然面白くないですよ。
普段はパッとしない無気力な昼行灯なのに、その実「カミソリ後藤」の異名をとる
くせ者だったってギャップが生きない。
美形キャラなら「あ、やっぱり」で片付いちゃいますよ。
そもそも水虫でサンダル履きなんてキャラにできないだろうし。
整備班長の榊さんとかも、格好いいし。
警察職員なのに、ほぼヤクザだけどw
でも、おやっさんはいいと思う。
最終盤の「見つけたら東京湾の魚の餌にしてやる」が、大変印象に残っています。

商業的な理由はわかるんですけど。
みんな美形だとビジュアル的にも引き立たないし、没個性になっちゃうと思うんですよ。
わかりやすく、超えるべき壁的な存在がいた方が話も盛り上がると思うし。
そのためにも、おっさんが必要!
おっさん讃歌は、愉快の讃歌!
おっさんのすばらしさは、物語のすばらしさ!!
やっぱり、おっさんの出てくる話の方が面白いもの。