そういうわけでタイトルの言葉が20年来のツボのひろむです。

その昔、僕がまだ学生だった頃に演劇サークルでお芝居をやってたんですよ。
1年生の身分で、先輩方の卒業公演に一緒に出演させていただいたんですよ。
その時のお芝居のセリフで、本来の流れではクライマックスに
A.「(前略)信念は無いんですか?」
B.「信念てなんですか?」
という先輩同士の掛け合いがあったんですね。
 
ところが片方の先輩がセリフを噛んで
A.「(前略)ちんねんは無いんですか?」
B.「ちんねんて誰ですか?」
という掛け合いに変わってしまったことがあって。
もう20年以上前の出来事なのに、いまだおかしくてしょうがないですw 
B.のセリフは先輩のアドリブだったんですけど、絶妙な返しに
「やっぱり先輩スゴい!!」と思ったものです。
もちろん練習中の出来事だったんですけど、通し稽古という、
本番同様に最初から最後まで続ける練習で、終わるまであともう少しという、
かなり良いタイミングでの出来事だったので、妙に記憶に残っています。
本当にラストまで5分もないという1番気持ちがのってるとかだったのでw
 
さて、本筋は毎度のことながら、ちんねんとは関係のない話で。
そもそも、ちんねんが何者なのかわからないし。
僕に恋人ができない原因について話すと、結構な確率で「理想が高すぎるから」って
言われるんですよ。
しかも大概の場合において、こんな人が良いという話もしてないのに。
場合によっては「ひろむさんは理想が高そうだもん」とか言われます。
イメージで話をするんじゃないよ、と(@0@;)
 
「『3月のライオン』のあかりさんが良い!」と言い過ぎて、20年来の友達に
「あかりさんは実在しないからね」と釘を刺されたりしています。
オタクなのは認めるけれども、そこはちゃんと線引きできてますよ・・・orz
あくまで好きなキャラクターであって、現実にそのスペックを求めるほど
2次元に囚われてはいません。
「俺の嫁」とかいうのは、正直引きます。
現実にいるかどうかを無視すれば、どスライクではありますけど。
“ぼくのかんがえたさいきょうの○○”くらいの扱いですね。
2次元であるかどうかに関わらず、誰でもそういう100%の理想くらいはあると思うんですけど。
 
“僕に恋人ができない理由は だいたい百個くらいあって”と、くるりみたいなことを
口走ってみようかとも思うんですけど、僕が考えるに実にシンプル。
 Q.ひろむに恋人がいないのはなぜか?
 A.人間性が薄いから
これに尽きると思います。
僕の人間性など桂剥きにした大根くらいの薄さですよ。
向こうが透けて見えるくらいの厚さしかありません。
いっそのこと、生まれながらに大根なら良かった。
 
それはそれとして自分では理想が高いつもりはないんですよ。
そりゃ、まぁ、非モテを九龍城もかくやというほど、こじらせている自覚はあるから、
そこのところは否定しませんけど。
ただ、こじらせていることと、理想が高いことを混同してはいけない。
しかし・・・理想が高いっていうのは、どの辺からを言うのか、正直よくわからない。
「オードリー・ヘプバーンと、原節子と、峰不二子と、メーテルを足して4で割った女性」
とか言ってたら、それは理想が高いと思うんですけどね。
これは『デート〜恋とはどんなものかしら〜』というドラマに出てきた話です。
そもそも理想が高いとかいうレベルの話なのかさえ謎ですけど。
 
例えば僕が「モデル並みの容姿で、性格が素直で、それでいて天然キャラ」の
女性が良いとか言いだしたら、それは理想が高いと思うんですよ。
あえて無茶苦茶な設定を例示しましたけど。
理想の高さを、譲れない条件の数として考えると、これだけは!という譲れないポイントは、
食事のマナーかなぁと思います。
細かいようですけど、食事中に左手を添えないとか、足を組むとか、
受入れられないんですよね。
まさしく『鈴木先生』で提示された問題ですけど。
『鈴木先生』は中学校の教室の話だけど、大人の僕も解決できない。
 
あとは好きになってしまえば、どうとでもなるような気もします。
でも、過度に束縛する人も苦手だな(@0@;)
そうはいっても僕が、お相手になにか求めること自体が、申し訳ないというか、
畏れ多いことのような気がして。
僕が何かを求めるなど、ガンダムで例えるとボールでユニコーンガンダムを倒すくらい、
無謀なことのように思います。
もう少し一般的にいうと、これから東京オリンピックで金メダルをとるとか、
今季のメジャーリーグでMVPをとるとか。
そんなレベルの話に思えてきます。
 
結局、自分でも、なにが言いたいのかわからなくなってきたんですけど、
僕は理想が高いわけはないと弁明したくなったんです。
もっとずっと振り出しの部分に問題があると。
四の五の言わずに、この先ずっと1人という、升一杯の角砂糖を要求したくなるほどの、
苦すぎる現実を許容しないといけないし。
結構なインパクトですよ。
いやいやマジで。
現実って辛い(´ヘ`;)ハァ