そういうわけで四十路に突入した、ひろむです。
40ですよ、40。
ハタチから考えたら、ダブルスコアですよ!
20年前には、よもやこんなことになっていようとは想像だにしていませんでした。
当時の想定では、すでに結婚して子どもがいる、くらいに考えていたのに・・・。
現実の残酷さに、戦慄、眼を覆わざるを得ないのである。

『The End of Evangelion』で、ミサトさんが「後悔とぬか喜びの連続だった」と言っていたのに、
深く首肯するものです。
ただ、そのあとに続けた「でも、そのたびに前に進めた気がする」には、たどり着けていませんが。
少なくとも30代を振り返ってみて、なにか成長したかといえば、さっぱり進んだ気がしません。
騙し絵の中で、1人でぐるぐるしてる感じです。
こんな感じ↓


気がつけば置いてけぼりを食ってる気がします。
周回遅れとでも言うか。
「いまハマってるのは泥沼です!」とか、爽やかに言ってみようかなw
三十代を圧縮して、プラス5年ぐらいやりたい。

僕としては、もう第四コーナーにさしかかってる気がするんですよ。
前回も書いたとおり、長い終わりの始まりだと。
いっそ太宰ばりに『晩年』というタイトルで処女小説集を刊行しようかと思うくらいですよ。
タイトルに手垢のついた感じが、今ひとつ気に入らないですけど。

成長したかどうかと切り離して、変わったことは友達が増えたことかなぁ?
たぶん今が人生で一番、友達がいる気がします。
年齢のおかげか、自分より年上の人も、年下の人も、気兼ねなく付き合えるようになったし。
おかげで楽しい時間は、とっても増えました。
それに関しては、足を向ける場所がなくて、宇宙飛行士ばりに立ったまま寝ないといけないくらいです。
あとは昔より、お酒飲めるようになったくらいか。
今でも本人としては下戸のつもりでいるんですが。

それから変わったといえば、多少「おしゃれだね」と言ってもらえる機会が増えたことですね。
僕がおしゃれになったわけじゃなくて、ユニクロがおしゃれになっただけだと思うんですけど。
上から下までユニクロのユニクリストですから。
違うのはメガネと、靴くらいですよ。
ただ調子にのって、去年10年ぶりに会った学生時代の友達に
「おしゃれになった!」って言われようと思って気合いを入れたら、
「やり過ぎ」って言われて地味に凹みました(´ヘ`;)ハァ
人がそんなに便利になれるわけない、ですよ。

これからどうなっていくのか、さっぱりわからないけど、とりあえず振り落とされないように、
流れに乗って行きたいと思います。
どっちかというと「流されていけ。私は留まるしかない」の立場なんですけどね。