先週あたりから、なんだか日本のニュースでもスペイン危機が結構クローズアップされるようになってしまったようで・・というかスペインのせい？でユーロが最低値を更新してしまったようなものだから仕方ない・・。
もともと、ギリシア危機が騒がれるようになって来た位のころから、ひと事では絶対にないような気がしていたのですが・・だって、とりあえず隠せることは隠せるだけかくしておいて、”あーあ”ってなってしまうまで、ひた隠しにするスペイン人の国民性・・・を知っているだけに、ぜったいこの状況でギリシアだけが危機なのはあり得ないとおもってきたけど、やっぱりね。とうとう”あーあ”なのかも・・。
私のメインバンク バンキアの救済措置のための資金もECBから却下されるし。（バンキアのえらいさんもお友だちのラホイ首相は説得できても、ECBのえらいさんはお友だちじゃないからね・・仕方ない・・）どうするのかな・・。
そして追い討ちをかけるようにスペインネガティブキャンペーン（苦笑）
こんな記事が日本のヤフーに。
まず、”え、税金で闘牛やってたの”
ってそれは私も初耳なのですが・・。(っていうかそのために私たち18％の消費税はらってて、来年は20％ってちょっとやるせない・・・）
仕事より闘牛をとってしまう、村の人たちっていったい・・・。
そりゃ、こんな記事をよめば、ECBだってお金かし渋る・・・。
だけど、少し言い訳ができるとすれば、日本よりかなり高齢化の進むスペイン。それも村、なので、住民はほとんど”年金暮らしのお年寄り”がかなり多いはず。
彼らにしてみれば、仕事なんていらなくて（定年退職してるわけだから）、そんなことで老後の楽しみを奪われてたまるもんですかい・・という感じなのでしょう。
でもただこの記事だけ読んでると、なんだかスペイン人って能天気にしか思えない。
闘牛はバルセロナではとっくに廃止されています。個人的には、動物を殺したりするような伝統行事はスペインだけじゃなく、世界中で廃止してほしい。（基本的にはベジタリアンなので、動物を殺すことには大反対、です。動物を殺さなくたって食べるものはいっぱいあるし、アインシュタインもガウディもベジタリアン・・・また厚かましい例を出していますが・・
）
というかそのまえに、問題は、"闘牛を選んだ”ことにあるのではなくて、"闘牛をとるか雇用創出をとるかを選挙した”ことにあるような気も。
所詮、”雇用創出”はその程度の重要さなのでしょうか・・（それとも、そんなに”闘牛”って大切なのかしら・・）・・失業率がうなぎのぼりなのもしかたないような、これじゃ。 闘牛と比べないでよ・・・。
もうほんとやっぱり”あーあ”です・・。（してまず、税金で闘牛やるのやめてください・・
）